2019年8月19日月曜日

レイ・ダリオ氏の提唱する全天候型ポートフォリオ戦略を参考にしてみた

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ためさん(@sstamezo)です。

今回は、直近の不安定な相場によりリスクの高いトレードを続けた結果資産が減少してしまったので、アセットアロケーションの再編を検討する一人緊急会議的な記事でございます。

レイ・ダリオ氏の全天候型ポートフォリオ戦略

レイ・ダリオ氏の提唱する全天候型ポートフォリオ戦略を参考にしてみた





世界に名を轟かす有名ヘッジファンドのマネージャー、レイ・ダリオ氏が個人投資家向けに推奨したアセットアロケーションの戦略が「全天候型戦略(オールウェザー、またはオールシーズンズとも言われる)」です。

全天候型戦略とは、

  • 経済成長(想定成長より高い)
  • 経済停滞(想定成長より低い)
  • インフレ(想定インフレ率より高い)
  • デフレ(想定インフレ率より低い)

以上の4つがレイ・ダリオ氏の言う「経済の天候(あるいは季節)」です。

そして、この4つの経済の天候に対応できるアセットアロケーションを組むことが「全天候型戦略」です。



実はすでに私のポートフォリオの一部は、レイダリオ氏の全天候型戦略を参考にしており、最近の不安定な相場の中でも、その部分は堅調に推移しています。



レイダリオ


黄色い枠の部分です。おそらくたまたま上手くいっているということもあるのでしょうが、昨今の相場を考慮するとちょっと出来過ぎですね。

VOO(株式)が下がるときは、BLV(長期債券)かGLD(金)が上がりますし、その逆は逆に動くので、見事にバランスを取っています。これらに投資して5ヶ月目くらいですが、今のところ絶妙な安定感を見せています。

ですので、「レイダリオ氏すげえ」と思っていたのです。

個人投資家が自分で考えているほどリスクに耐性はない


オールシーズンズ戦略の特徴としては、長期債券やゴールドに投資することです。特に債券の割合は多く、中長期債券合わせて全体の50%くらいを組み込むように提案しています。

株式は30%です。バフェット氏が推奨する一般人向けのアセットアロケーションは、S&P500に90%、国債10%だったともうので、それに比べるとかなり株式の比率が低いです。

その理由は、株式の変動の激しさです。レイ・ダリオ氏は「個人投資家が自分で思うほどリスクに耐性がない」と言い、債券や金を多く組み込むのを推奨しているのです。

確かに、私自身最近の株式相場で、資産の10分の1を減らしただけでも、結構ショックでしたからね。この言葉が骨身にしみましたよ…。

今の資産額から10年で1億円を目指そうものなら、資産が半減するくらいのリスクを背負わなければいけないはずなのに…。

すいません、無理でした…。私は意気地なしの骨なしチキン野郎です。狩猟より採集のような投資スタイルの方が性に合っているのです…。


レイ・ダリオ氏の推奨では、

  • 株式30%
  • 長期米国債40%
  • 中期米国債15%
  • ゴールド7.5%
  • コモディティ7.5%
という内容になります。

これを自分なりにアレンジして行きたいと思います。