コロナウイルスの騒動が「シュウソク」するという漢字の使い分けで、「終息」と「収束」という2つの漢字が使われています。
この2つの漢字の違いを認識する事が、投資家にとって大きな意味を持つと思いますので、今回記事にしたいと思います。
※今回は短期〜中期投資目線の話で、数年以上の長期投資はその限りではないです。
コロナの"収束"と"終息"の意味の違いが投資家にとって重要な理由
2つの漢字の意味
まず、2つの漢字の意味を簡単に書くと、
- 終息 物事が完全に終わる事
- 収束 物事がある程度落ち着く事
だいたいこのような意味です。
漢字の意味通りに行くと、コロナウイルスの騒動がたどる未来は、まず「収束」してから「終息」する事になります。
投資家は「終息」を待っていてはならない!
結論からいうと、投資家は「終息」の時期を予想していてはダメで、「収束」がいつになるかを考えなければいけないという事です。
一応理由を説明しますと、株価の動きというのは何よりも早いからです。
「株価は景気に先行する」
「株は思惑で買われ、事実で売られる」
等という格言があるように、株価の動きというのは、世の中の何よりも早く動くと思った方が良いです。
ですので、コロナの「収束」が見えるか見えないかくらいで、もう動き出すと思います。(他に材料がなければ)
「終息」を待っていてから投資しようなどという考えでは、3周半遅れ以上くらいに差をつけられてタイミングを逃す事になること必至です。
最後に
新型コロナウイルスが流行し始めた時から、どちらの漢字を使うのが正しいのかと思い、2つの漢字の意味を調べました。投資家としては「終息」より「収束」が重要だと思い、私自身はなるべく「収束がいつになるか」のような文面では、「収束」を使うようにしていました。
もちろん文面によっては「終息」を使う方が適切な場面もあります。
一方で、コロナウイルスは、「今後はインフルエンザと同じように完全に地球上からなくなるわけではなく、人類と共存していくようになるのでは」という意見もあります。
もしそうなったとしたら、完全な意味での「終息」は訪れないのかも知れませんね。希望としては、新型コロナには完全消滅して「終息」を願います。
そして今回の記事の通り、投資家の立場的には「終息」より「収束」するかどうかの瀬戸際にチャンスが潜んでいると思います。
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