今回は日銀のETFの買入れに、「0.5%ルール」なるものがあるという事を知りましたので記録したいと思います。
日銀買入れ「0.5%ルール」とは?
概要
日銀の「0.5%ルール」とは、こういうものです。
日銀のETF買入れ実務は一定のルールに基づいて機械的に購入しているように見える。例えば、前場(9時~11時半)のTOPIXが0.5%下落した日に、後場(12時半~15時)でETF買入れを実施するパターンはよく知られている。※https://www.rieti.go.jp/jp/columns/a01_0546.htmlより引用
よく知られている事だったんですね。私は勉強不足なもので知りませんでした。最近になって日銀の買入額が年間12兆円と倍増し、影響力を更に持ちはじめたのでアンテナに引っ掛かったのかも知れません。
何をきっかけで知ったのかというと、本日の4月13日の前場終了時点のTOPIXの前日比がちょうどピッタリ-0.5%だったんですよね。
と思ったら連日のキッチリトピ-0.5%で前場終了www— cis@株 先物 FX 仮想通貨 リネレボ (@cissan_9984) April 13, 2020
毎日毎日イカサマ過ぎるだろうにー
cisさんがこのようなツイートをしていました。
気になってTOPIXの動きを見てみると、確かに11:30の引けでちょうどピッタリ−0.50%になっていて、不自然に操作されたようになっていました。
それで結局、本日後場に日銀が介入したのかというと、どうも調べた限りでは介入しなかったようです。TOPIXの後場の大引けは、-1.7%と下げています。0.50%で介入しなかったということは、-0.51%から介入するということなのでしょうか。
それで、今日は介入しないとわかったら、安心して機関がショートできるということでしょうか。
ということは、機関投資家が日銀が後場で介入しないように、意図的に-0.5%より下げないようにアルゴリズムなどで操作した、ということなのでしょうか。
それとも日銀が12兆円を使い切れるように、あえて日銀側が0.5%以上にしようとしたけど、届かなかったのか。
詳しくは分かりませんが、今日は一つ勉強になりました。
最後に
こういった細かいルールなどは、短期トレーダーにとっては重要なことです。しかし、インデックス投資や個別株でも長期投資メインの人にとっては、こういう短期的な材料の話は逆に気にしない方が良いでしょう。あまりこういうノイズを気にしてしまうと、不必要に株を買ったり売ったりしてしまいますので...。
ネット時代で多くの情報が入ってきますので、各投資家で上手く取捨選択していきたいところです。
とはいえこの0.5%ルールも知っていても損はないと思いますので、今回記事にしました。
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