2021年1月31日日曜日

エムスリー、グリムスなど決算発表【2021年1月30日】

ためさん(@sstamezo)です。

決算シーズンということで、保有株にも今週いくつか四半期決算発表がありました。

決算を見るのは楽しくもありますが、あまりまとめて発表されると手間もあります。しかし、ファンダメンタル重視で決算を見ないわけには行きませんので、とりあえず決算を見ていきたいと思います。

エムスリー、グリムス、カプコン、SHOEIの決算発表がありました。4つもある...。一週間に一つぐらいにしておいてもらえると助かります。


お前の都合で各社が動いてんじゃねえんだよ(読者の心境)




エムスリー、グリムスなど決算発表




エムスリー


まずは個人的に注目度の高かったエムスリーから見ていきます。

エムスリーの決算発表は金曜日で、それまでの株価は激しく乱高下していました。それだけ世間的にも注目度が高く、時価総額も高くなっているので大口も交えて日経平均を動かすレベルになっていました。

決算の数字は、期待どおりの良いものでした。




ここまで大きな会社になっているのに、数字が小型成長株顔負けの倍々ゲームのように増えています。

エムスリーは現在日本の時価総額ランキングでトップ20に入っています。そのレベルの銘柄の数字の伸び方としてはエグいのではないのでしょうか。ソフトバンクグループとかユニクロの成長期もこんな感じだったのでしょうか。

これは怪物や!




何がどないなっとんねん!

ということで、更に読み進めていきます。



なるほどメインのメディカルプラットフォーム事業も順調ですし、あとは売上比率の高い海外も順調なのが好調である原因ですね。サイトソリューション事業も売上は少ないですが伸び率が良いので今後に期待できるのかも知れません。


それぞれがどういった事業なのかは短信に簡単に説明がありました。


それぞれの事業の状況の説明です。





他にも色々な情報が載っていたのですが、長くなるので特に印象に残ったものだけピックアップします。





中国進出に成功していることはすでに知っていましたが、インドで一番伸長しているのは知りませんでした。

人口の多い国で成功しているのは、エムスリーの事業形態的にも非常に強いと思います。

現在、海外展開をここまでスムーズに成功させている日本企業はエムスリーくらいだと思いますし、これが一番の人気の理由だと思います。




以前も載っていた資料ですが、コロナなどがあっても成長スピードの持続予定は変わりないようです。






エムスリーの決算内容は文句なしでした。しかし、今となっては日経平均指数のファンドに大きく組み込まれているので、個人投資家がどう動いたところで大口の影響を受けると思いますので、株価がどうなるのかは分かりません。

ただでさえ最近は調整して不安定ですので…。



グリムス

電気市場の暴騰により大きく急落しているグリムスの決算発表もありました。


今回の3Qは電力価格高騰の影響を受ける前の状態ですので、良い内容でした。

しかし、足元の電力価格高騰の影響を考慮して上方修正は見送られました。むしろ4Q単体では少しマイナスになる見通しとなっています。

最新の通期の会社予想はIFISコンセンサスも大きく下回っているので、これは普通に考えれば売りどきかと思います。

しかし、電力市場は最近落ち着いてきたとの報道もありましたので、今回の会社予想ほどの悪い数字ではなくなるかも知れません。

今回の電力市場の急激な価格変動により、電力の小売事業のリスクは十分に分かりました。高い授業料になりましたが。



カプコン


カプコンの決算です。カプコンは少し前に上方修正を出していました。

ですので、今回の決算の数字はある程度予想されていたので、発表によって株価の大きな動きはありませんでした。



前年同期比に「VS」という表現の使うのが、いかにもカプコンっぽいです。





売上は減少していますが、営業利益が順調に増加しています。パッケージソフトからダウンロードして購入するデジタルに移行している影響です。


カプコンはそのままホールド継続で問題なさそうです。


SHOEI


最後にヘルメットのSHOEIの決算を確認します。

四半期決算と同時に四半期決算の上方修正を出しています。私の保有銘柄では、ここ1,2週間の間にカプコンも上方修正を出しています。

我ながら見る目あるわ。




世界の地域別売上です。欧州でもっとも人気があるのはホルダーになるまで知りませんでした。国内だけでなく、世界各国で売上が伸びています。

特に中国での売上が一年前の四半期と比べて4、5倍になっています。中国は欧州以上に人口が多いので、このまま順調に売上が増えるとすごいことになりそうです。



決算説明資料に貸借対照表の棒グラフを載せてくれています。私の保有銘柄ではSHOEIくらいかも知れません。

図で何が増減しているのかひと目で分かるので良いですね。

貸借対照表ほとんど読めないんですが。



SHOEIの決算も非常に良かったと思います。順調ですね。

私の保有銘柄の中では、もっとも個人投資家の中で触れられることのない銘柄だと思います。

ですが、一番手堅く少しずつ株価を伸ばしている銘柄でもあります。個人投資家の間で騒がれるほど株価が荒れてくる気がしていて、SHOEIはこのまま自分の道を突き進んで行ってほしいと思います。




最後に


ふう、やっと一週間の保有銘柄を見ることができました。

見るだけじゃなくブログに記録してるから余計に面倒なんですよ。ま、適当に書いてるけど。

なんで休みの日なのにこんなことしなきゃいけねえんだよ。


知らねえよ!(読者の心境)




今後の保有株の決算スケジュール



レーザーテック 2月1日

スクエアエニックス 2月3日

伊藤忠商事 2月4日

中外製薬 2月4日


松屋アールアンドディ 2月12日




は?来週も4つもあるのかよ!!

しかも初っ端からレーザーテックとか重いわ!

来週も頑張ります…。

というか、1月終わりだから保有資産の記録もせなアカンやん。

とりあえず適当に書いとくか。




2021年1月24日日曜日

再び決算シーズンに突入!【2020年1月23日】

ためさん(@sstamezo)です。

週に一回は保有株の記録などをしようとしていますが、2週間ぶりの記事になりました。

先週はトレードもしてないし、保有株にこれといったニュースも特になく、書くことがなかったのです。

強いて言えば、電力料金の値上げで暴落中のグリムスをそのまま塩漬けにしていることぐらいですね。慢心からきた損失ですね。。すぐに対応できませんでした。


とりあえず、先週までは嵐の前の静けさということで、今週からは決算シーズンに突入しました。

正直気づいていなくて、「今週も何もないな〜、とりあえず保有株のIRパトロールでもするか」としている途中で、

「あれ?エイトレッド決算発表されてるやん!!」

ということで気づきました。何というテイタラクでしょう。これでもし決算が悪かったらなすすべなく暴落に付き合うところでした。


前置きはこのくらいにして、決算の内容など見ていきたいと思います。


再び決算シーズンに突入!





エイトレッド第三四半期決算発表


エイトレッドの第三四半期決算が発表されていました。

一言で言えば順調でした。




増益ですし、3Q進捗率78%、通期の会社予想もこのままだと問題なく届きそうです。もしかしたら上方修正がでるかも知れないくらいの数字です。

パッケージソフトは減少していて、クラウドが伸びているということで、それはここ最近の流れのままです。

週末にエイトレッドの株価が急に強くなったなと思ったら、順調な決算が出ていたんですね。気づかなかった...。

それにしても、ここ数回のエイトレッドは、決算前に上昇し、期待されすぎて決算後に株価が下がるというパターンでしたので、今回はその逆パターンを取ったようです。



神戸物産の月次発表


神戸物産の先月の月次報告もありました。



12月も順調に増加しています。1月に入り緊急事態宣言などもありましたが、前回のように巣ごもり需要で売上が更に伸びるでしょうか?

今回は前回ほど国民は自粛していないらしいなので、あまり影響はないかもしれません。




カプコン上方修正!


カプコンが四半期決算前に上方修正を発表しました。





通期の予想が経常利益300億円上方修正されました。これはIFISコンセンサス予想とほぼ同じ数字です。

理由はバイオハザードやモンスターハンターが好調ということです。

また、バイオハザードの新作が今年の5月に発売というIRも出ていました。

カプコンはカプコンで順調そうなので一安心です。



松屋アールアンドディ 医療用ガウンについて




需要の増している医療用ガウンの生産体制の構築ということで、月産80万着以上の生産能力を確保したそうです。

この会社は昨年春に上場してから、ずっと「俺たちはやってやんぜ」的なギラギラ感を出しているので好印象です。






最後に


ソシャゲにハマってる間にいつの間にか決算シーズンに突入していました。

割高の保有株が多いので、この時期はハラハラドキドキです。

特にPER230倍くらいあるエムスリーとかが決算でコケたらどうなるんだろうと思います。まあその時は流れに身を任せるしかありませんが。

そもそも、ハラハラドキドキとか言いつつ普通に忘れていたわけですがね。



また、半導体も盛り上がってきて、すでに天井感が出てきています。

自分はレーザーテックを保有していて、結構上がって来たのでウリドキなのかも知れません。

半導体株は業績よりかなり先行して株価が動くので、素人には判断が難しいです。特にレーザーテックはニッチかつ成長が見込まれる分野を独占している分、単純に半導体の指数と連動するのかも分かりません。


う〜ん、どうすればいいのかよく分からないから、とりあえずソシャゲやってよ。



今後の主な保有株の決算スケジュール発表予定


SHOEI 1月27日
カプコン 1月28日
グリムス1月29日
エムスリー 1月29日

レーザーテック 2月1日
スクエアエニックス 2月3日
伊藤忠商事 2月4日
中外製薬 2月4日
松屋アールアンドディ 2月12日


無事に決算シーズンが終わりますように...。


2021年1月10日日曜日

グリムスの株価が...【2021年1月10日】

ためさん(@sstamezo)です。

遅くなりましたがあけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

早速ですが、だいたい毎週行っている保有株やトレードの記録をしていきます。


グリムスの株価が...





保有株のニュースなど


前の記録から特にトレードはしていません。

保有株の状況を記録していきます。


グリムス


先月に購入したばかりのグリムス、順調でしたが年明けから暴落して含み損になってしまいました。

下げ方が普通ではありませんでしたので、調べた結果、電力市場の高騰が影響しているようです。




 





電力不足により、8倍くらい価格が高騰しているそうです。

上記の方のツイートにある通り、グリムスの電力小売業は同社の事業の45%ですので、約半分くらいが8倍に上がった電力の影響を受けるということになります。


え、ヤバくね?という感じで、株価が急落した理由も分かりました。



売るのか売らないのかという問題です。

売ってもいいレベルの悪材料だと思います。


直近の決算資料を確認すると、やはり小売電気事業がグリムスの業績を押し上げていたことがわかります。

とはいえ他の事業も好調ですので、極端に業績が傾くようなことはないのかも知れません。


ただ、株価は電気小売事業の伸びも織り込んで上昇していたわけですので、どこまで下げるかというところです。

もう底打ちなんだったら、今からわざわざ売ると底値売になってしまいます。

電気市場が落ち着くのを見越して、他の事業も順調だということがどの程度評価されるのかが重要です。


もっとも、いつ電気料金が落ち着くのかは分かりませんので、損切りという選択肢も全然アリです。

今しばらく考えていきたいと思います。


中外製薬

前回に引き続き、また中外製薬を取り巻くニュースがありました。




中外製薬のリウマチ薬がコロナに有効だとイギリス政府が発表したとのことです。


これを受けて中外製薬は株価が上昇しました。

ただ、この話は半年くらい前にも出ていて、結局効果はなしという結論に一回なっていたはずです。

それをイギリス政府が今になって蒸し返してきました。

イギリスはコロナの変異種が蔓延していて、世界でも最初にファイザーのワクチンを承認したりと、若干強引な感じもしますので、中外製薬のリウマチ薬もその流れなのかなと勘ぐってしまいます。

ですので、このニュースに関しては、期待半分に半歩下がって見ておいたほうが良いかも知れません。



最後に


年明けて最初の一週間の相場が終わりました。東京は再び緊急事態宣言をだすし、色々なニュースがあって長く感じました。

しかし、身の回りのことで忙しくもあるので、グリムスの件など重要なんですが、今回はこれにて失礼します...。