2018年12月1日土曜日

ビングループ(VIC)はベトナムの発展を象徴するコングロマリット企業


ビングループ(VINGROUP JSC)

ビングループ企業ロゴ(VINGROUP JSC)
ベトナムの不動産大手、ビングループはご存知でしょうか?

同社のブオン会長はフォーブスの世界の長者番付にベトナム人のトップに選ばれている人物です。

ビングループについて、詳しくは下記のサイトがまとめていますので、興味のある方は御覧ください。


株価は倍増中


株価はこの5年で約5倍になっています。直近の1年間だけで2倍以上の伸びです。

ビングループ過去5年間のチャート

ブオン会長はベトナムの孫正義

ブオン会長はロシアの大学を出た後ウクライナでインスタントラーメンの会社を起業して軌道に乗せた後、ネスレに売却しベトナムに戻ってきました。

その後は不動産を中心にショッピングセンターやeコマース、自動車、病院や学校など様々事業を自国内で手がけています。

ビングループはブオン会長が一代で築いた企業です。

その功績は、日本のソフトバンク孫正義会長と共通点があります。

孫正義会長もアメリカに留学しながら現在の電子辞書を発明して特許を取り売却し、その資金で日本に戻り起業してソフトバンクグループを1代で築き上げました。

両者ともどの事業が今後自国内で最も有望であるか考えた結果、日本ではインターネットや携帯電話からloTやAl、ベトナムでは不動産から自動車バイク、スマートフォンだったということです。

両者とも、更に今後を見据えてさまざまな事業に手を伸ばしているのも共通点です。

結果としてブオン会長も孫正義会長も、世界の長者番付に名を連ねるほどの成功を収めました。ブオン会長擁するビングループは、現在のベトナムの発展を象徴する企業といっても過言ではありません。


ビングループに関するニュース


もともと不動産がメイン事業のビングループですが、事業の多角化が進んでいます。

自動車


「ビンファスト」というブランド名の自動車をベトナム国内で販売するというニュースがありました。2025年までに50万台を製造する計画です。

価格は日本円換算で約200万円から。現在のベトナムでは全て輸入車のため、比較的安い値段になるはずです。

ちなみに2018年11月には、ベトナム初の国産バイクの販売を開始しています。

スマートフォン

スマートフォンの製造・販売も発表しました。ブランド名は「Vスマート」。2019年のうちに10種類以上のスマートフォンを販売する予定です。

ベトナムでは、韓国のサムスンや中国のオッポなどがシェアの伸ばしているため、ビングループがどこまで食い込んでいけるかに注目です。




  

保有状況

ビングループとビンコムリテールの保有状況
現在、ビングループと傘下の商業施設のビンコムリテールの株を50株をずつ保有しています。

日本円で言うと合計3万円くらいです。

(↑現在ビンコムリテールは売却済みです。)

こんな少額でもSBI証券では買うことはできます。しかし売買手数料が最低約6,000円で、それを調べずえらい損をしました。

まあ打診買いということで…。


現地通貨ベトナムドンの簡単な計算方法


ちなみにベトナムの現地通貨であるベトナムドンは桁が大きすぎて計算しづらいです。

レートはだいたい1,000VDN=50円の間なので、「ゼロを2つとって÷2が日本円」と覚えておくと計算しやすいです。


ベトナム株の最大の魅力「無償増資」


ベトナム株の魅力に無償増資(株式配当)があります。

銘柄によって年に一度、保有している株数に応じて何割かの株数を無償で提供してもらえます。

配当に似ていますが、無償増資は配当の比ではない利回りです。

例えば今回紹介したビングループは、1000株に対して210株の株式配当です。

ビングループの配当情報、無償増資

年利21%です。高配当株も涙目の利回りです。


しかも、中にはビングループよりもすごい無償増資を行っている銘柄もあります。

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1株に対し1株の株式配当(利回り100%)3株に対し2株の株式配当(利回り66%)という先進国の銘柄ではあり得ないものもゴロゴロと存在します。





これが新興国のパワーです。日本にもかつてそんな時代があったはずです。

でも最終的に生き残る企業は一握りかも知れません。しかしそれを当てれば億万長者になれるかも知れません。

低資金の低収入投資家の一発逆転策として、宝くじを買う感覚でベトナムドリームにかけるのも良いです。もちろん自己責任で(笑)


ちなみにビングループの場合は、1000株以上保有しないと無償増資を受けることができないようです。

50株の保有でも無償増資分のベトナムドンを受け取ることができました。

ビングループはNISA対象銘柄なので手数料なしでも購入できます。

今後低資金からの打開策として、資金を貯めビングループなどの有望企業に集中投資するのも悪くないと思っています。


新興国だろうが先進国だろうが、個別株の時点でリスクは有る


今回は比較的ハイリスク・ハイリターンな選択肢の紹介でした。勇気のいる、男気のある投資です。

日本の高度成長期からでも、トヨタなどの大手に投資し続けていれば、バブル崩壊などを経験してもそれなりのリターンを得られているはずです。

なので今からビングループ等の新興国の有望な大手に投資し続けるのも、まあ大丈夫そうな気もします。

でも日本でも安泰銘柄の代表格だった東電がコケたりいろいろな事があったので、個別株である以上どんな大企業でも一定のリスクはあります。

資産の半分を米国ETFなどの安定した投資先に、もう半分を米国や日本やベトナムなどの個別株に賭けるというのも良いかも知れません。

2018年10月1日月曜日

投資は貧乏なうちから始めるべきものだった!

ためさん(@sstamezo)です。

投資は貧乏なうちから始めるべきものだった!

投資は貧乏なうちから始めるべきものだった!


バフェット太郎氏の記事が目に止まった


数日前に、著名な米国株ブロガーのバフェット太郎氏が、こちら記事を更新されていました。


私は以前、「スケールメリット」の観点から、資金のない投資家ほど不利な点があることについて記事にしました。


この記事に対しての、「いや、投資は必ずしもお金持ちが有利とは限らないんだよ」というお金持ち側からの反論の記事に思えて興味深かったです。(バフェット太郎氏は毎月100万円ずつ自分の保有株に追加投資を行うほど稼いでいる方です。)


お金持ちが有利と限らない理由


S&P500の過去のチャートを見る


バフェット太郎氏が述べている、お金持ちが有利とは限らない理由は、主にメンタル面の話です。

具体例てして、投資対象の王道であるS&P500を挙げています。

たとえば、ドットコムバブルに沸いた2000年に米国株投資を始めた場合、わずか二年で投資元本は半値になり、金融危機直前の一年間だけプラス圏に浮上するも、その後リーマンショックで再び半値となり、2012年になってようやくプラス圏に浮上しました。
※上記参照記事より引用

文字だけは分かりづらいので、当時のS&P500のチャートです。

1998年から2016年頃のS&P500のチャート

2000年からの10年間で2度も半値になっていた


確かに、2000年に投資を始めた場合、2年間で半値になり、ようやく2007年にもとに戻ったと思ったら、すぐにまた半値になっています。

しかも、リーマンショックは100年に一度と言われ、資本主義自体が崩壊するかもと言われました。S&P500への投資を推奨していたウォーレン・バフェットは、倒産しかけているバンク・オブ・アメリカ等の株を大量保有し、「ついに歳でヤキが回ったか」などとメディアから嘲笑されていました。(結果的にこのバフェットの判断は正しく、大きなリターンをもたらました)

このような状況の中で、S&P500を保有し続けるのは、精神的にかなり難しそうです。未来に必ずプラスリターンになっているというのは、当時は分からないわけですからね。

 それでもお金持ちが有利といえるのか

こうしたことを踏まえて、あなたが2000年時点に1億円の手元資金を保有していて、「株式投資はお金持ちのためのものであり、S&P500ETFへの配当再投資が最適解」と考えて手元資金の1億円をすべてつぎ込むことを想像してみてください。

二年後に1億円は5000万円に半減し、その後数年間、投資家らが新興国株ブームに沸く中で、泣きながら米国株に配当再投資し続け、ようやくドットコムバブル崩壊の傷が癒えたと思ったら今度は100年に一度の金融危機で資産が半値になり、当初の1億円は10年もの間マイナスリターンに落ち込む未来が想像できましたか?

あなたはそれでも株式投資はお金持ちに有利なゲームだと言えますか?
※上記参照記事より引用

確かに、そう考えると、お金持ちが有利なゲームとは言えませんね…。

もし、1億円を投資し、5000万円まで半減した時に、絶望に怯え手放してしまったら、5000万円も損失してしまいます。

考えただけでこれは精神的にヤバいですね。その後もS&P500が買値以上になっていくのを呆然と見続けなければなりませんし…。

ですが、資金を持っていない人が、100万円を投資していた場合、50万円になったところで絶望に怯え手放ししてしまったとしても、50万円の損失で済みます。

50万円なら、また頑張って貯金したりすれば、取り返せる額ではあります。

実際に残った金額だけを見ると、5000万円と50万円なので、それでも5000万円のほうがもちろん良いです。しかし、精神的なショックは間違いなく5000万円の方が高いです。

100万円よりも1億円を投資していたほうが、精神的ショックから損切りしてしまうも可能性も高まりそうです。


お金持ちは賢明な投資ができなれば逆に不利になる!


株式投資は資本主義社会において、お金持ちになるためには有利なゲームではあるけれど、お金持ちに有利で貧乏人には不利なゲームではありません。

手元資金が少なくても、コツコツと積立投資することができれば、最悪のタイミングで全資産をつぎ込むなんていうことを回避することができますし、弱気相場でより多くの株を買い増すことで資産を最大化することができます。
※上記参照記事より引用

実際にお金を持っているバフェット太郎氏の言葉ということで、重みがありますね。私は言わずもがな貧乏で、周りにもお金持ちがいるわけではないため、お金持ち側からの意見を聞くのは、本かブログといった媒体になります。

ですが、お金持ちの話というのは、そうでない人々にとって妬まれやすくナイーブな事もあるでしょう。貴重な意見を聞くことができて良かったです。

このように、貧乏でもお金持ちになることはできますし、1億円あるからといって賢明な投資をすることができなければ、資本主義の恩恵を享受することはできません。
※上記参照記事より引用



初心者は貧乏の方が有利?


今までは、例えば1億円持っている人と100万円持っている人がそれぞれ投資を始めたら、スケールメリットがあるから1億円持っている人の方が有利だろうと考えていました。

しかし、今回のバフェット太郎氏の記事を読み、必ずしもそうとは限らないと思いました。

特に投資の初心者であれば、尚更のことです。

資金が大きい方が精神的な影響も大きいので、暴落時などに冷静な判断ができなくなる可能性が高いです。

先のS&P500の例なら、100万を投資していた人は暴落してもたんたんと積立投資を繰り返せる可能性はあります。


私自身の体験例


実際、私も現在保有株の含み損がマイナス30%ほどになっており、額で言うと40万円ほどの含み損ですが、とりあえず日常では平静を保っています(笑)

なぜなら、節約などにより、それをカバーする額の現金を貯めることができているからです。資産全体の総額が減っている訳ではありません。

もちろんその40万で、「あれも買えたし、あれもできたしな〜」などと考えてしまうとショックではありますが…。

もし、私がもっとお金を持っていて、マイナス30%の含み損が、額で言うと400万円や4000万円であったとしたらどうでしょうか。

貯金などですぐに取り戻せる額では到底なく、このようにブログを書いている精神的余裕も無いかもしれません。

投資は少額(貧乏)から始めたほうが有利


そういう観点から考えると、投資は少額から始めたほうが有利だと思います。

つまり、投資はいざ大きな資金を手に入れてから始めるより、お金を持っていない早いうちから始めたほうが良いということです。


貧乏であれば、最初から大きな資金をつぎ込みようがなく、積み立てて投資していくしか無いのです。ある意味では暴落時の耐性がオートで備わっているようなものです。


個別株も有利か


バフェット太郎氏の例はS&P500というインデックスでした。個別株投資も貧乏なうちから始めたほうが有利であると言えます。

むしろ、個別株のほうがボラリティが激しいので、なおさら少額から始めることを意識したほうが良いでしょう。

 「まずは少額から始めましょう。」それは株の入門書にも書かれていることです。

もともと少額しか持っていない貧乏人にとっては、少額でしか取引しようがないので大きな失敗をしようがありません。投資を始めるのに向いています。

もちろん、FXや信用取引、仮想通貨などのレバレッジの効いた取引は、少額でも大きな損失を被る投資ですので初心者には向いていません。

株の現物取引は、投資額以上の損はしないため、お金を持っていない初心者にとってちょうど良いのかも知れません。

さいごに


貧乏のうちは、多少の含み損は貯蓄を頑張れば相殺できると考えることもできます。

資産運用は、社会人になりたてくらいの、まだ貧乏のうちに始めておくと、失敗しても給与所得などで取り返せるので良いと思います。


そうか、投資というのはお金持ちがやるイメージがあるけど、初心者が始めるのは貧乏なうちの方が良いんだな。

  

と思った秋の夜長でした。

2018年9月24日月曜日

個人投資家は四季報を買うべきだと思った理由

貧乏投資家、四季報を買う


皆さんごきげんよう、ためさん(@sstamezo)です。

株式投資を本格的に始めて早一年が経ちました。

そして、とうとう会社四季報を買いました。

四季報は個人投資家にとって、バイブルだということは分かっていました。四季報を持たないで個別株に長期投資するのは、グローブを持たないで野球をするようなものです。

しかし、証券会社のサイトでも見ることができたり、定価約2,000円という地味な高さに貧乏投資家である私は購入をためらっていました。

年に4回出版される度に、本屋で「買おうかな、いや高いからやめようか…。」と、四季報の置いてあるコーナーの周辺をうろついていました。

本屋の店員からは、不審者と思われていたに違いありません。


しかし、とうとう今回の秋号を購入しました。

この三連休に家にこもって一気に読めるのではないか、と思ったのもあります。

私にとって、四季報の熟読はこの上ないエンターテイメントです。四季報面白いっす。一度、四季報をじっくり最初のページから最後のページまで全部読んでみたかったのです。

2000円を払って三連休を満喫できるのだったら、安いのではないでしょうか?

まあ、3連休もあと1日だけですけど。

そして傍から見たら、かなり寂しいやつに違いないですけど…。


四季報はやはり必要だと思った理由


私がメインで利用しているSBI証券では、各銘柄のページで四季報の情報も見ることができます。

また、前述したように定価2,000円ということで、普段からドケチ生活をしている私にとっては高く思えていたこともあり、購入を躊躇していました。

(もっとも、情報量を考えれば妥当な値段です。私がケチなだけです。)

しかし、やはり四季報は本として一冊持っておくべきだと考えていました。

その理由を以下に記載します。

全上場企業を網羅的に把握できる


証券会社の四季報の情報は、各企業のページをこちらから検索しなければ、見ることができません。

対して四季報は全ての上場企業の情報が、証券コード順に並んでいます。

四季報の本の内容全てに目を通すことにより、今まで把握していなかった企業を見つけることができます。

また、証券コード順に並んでいて、だいたい同じ業種がまとまっているので、順番に目を通すことにより、その業種全体の大まかな動きを把握することができます。


証券会社のサイトや株式投資のサイトでは、スクリーニングという機能もあり、それも便利ですが、やはり一度網羅的に把握したいという気持ちがありました。

スクリーニングだけでは、見落としてしまう企業が絶対にあるはずです。



過去の情報を見直すことができる


四季報の情報も、年に4回最新に更新されます。ネット証券の四季報の情報は常に最新のものに更新されるので、前期と比べて業績が予測が増えたのか減ったのか、調べるのが手間になります。

過去の四季報が一冊あれば、簡単に比べることができるというわけです。

また、四季報の情報だけでなく、各企業の決算短信などの最新の情報との比較も、四季報が一冊あれば便利です。

四季報オンラインという四季報のサイトで有料会員になれば、過去の四季報のデータも見ることができるそうです。

そのサイトも便利だそうですが、とりあえず私は本の四季報を一冊買ってみました。今後有料会員になったほうが得であると判断するかも知れません。



四季報の長いトンネルに入る


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家にこもって早速四季報を読み、二時間ほど経ちました。(今一息ついてこの記事を書いています)

まだコードが1000番台です。(ちなみに9000番台まであります)

最初はとりあえずザッと目を通して、気になる銘柄にだけチェックを入れて一周し、もう一度最初から、今度はチェックを入れた銘柄が本当に有望なのか調べるために読みなおすと良いそうです。

まだ、一周目の、10分の1もいっていません。この三連休のうちには読み切れなさそうです。

知らない企業ばかりで、ついついザッと行かなくなってしまうし、良さそうな銘柄にチェックを入れるだけでなく、その場で企業のサイトに行き、IR情報を見たりしているせいです。

まあとりあえず、良い銘柄が見つかるといいな〜。

気になる銘柄があったら、ブログで報告するかもしれません。所詮は初心者の気になる銘柄なので、あまり参考にはしないで欲しいですが…。

なにより、もう四季報の秋号が出てから一週間くらい経っているので、目ぼしい銘柄はすでに株価が上昇しているはずです。

普通の個人投資家がこのタイミングで四季報を読むとしたら、出遅れている銘柄か、次期の業績発表で上昇しそうな銘柄を探すということになります。

そういうのは初心者にはハードルが高いので、とりあえず気楽に読んでいます。

2018年6月28日木曜日

アーリーリタイアよりセミリタイアを選ぶ理由

アーリーリタイアよりセミリタイアを選ぶ理由

  
こんにちは、貧乏投資家の資産ためぞうです。

もし投資により一生暮らしていける資金を手に入れたとしても、働ける年齢まではアーリーリタイアせずセミリタイア生活を選びます。

今回は、その理由について書きます。
  

※一応前提として、アーリーリタイアとセミリタイアの個人的な認識の違いを記載します。
アーリーリタイア→定年より早く退職し、資産とインカムゲインにより生活すること
セミリタイア→定年より前に仕事の量を減らし、給与所得+資産とインカムゲインにより生活すること


社会から切り離されるのは意外と辛い


数年前、契約社員を辞めて現在の派遣社員の職に就くまで、4ヶ月間ほど全く働かずに貯金だけで暮らしていたことがあります。(当時は投資はしていませんでした)

前職の契約社員時代は酷いもので、朝から晩まで拘束され続け、ピークシーズンは月の休みがほとんど無いときもありました。

労働基準法的にはありえないのですが、小さい会社なので何でもありの状態でした。

その会社では2年半くらい働き、なんとかその会社を辞めて、それまでできなかったことを満喫しようとニート生活を送りました。

最初の1、2ヶ月は本当に満喫できました。しかし、次第に寂しさを感じるようになりました。

私と社会の唯一の結びつきは仕事だったのです。

時に苦痛を感じる業務だとしても、巡り巡って世の中の人々に貢献しているという、その結びつきさえも失い、ただ自分のためだけに生きていているという状態に虚しさを覚えました。

いくら自分だけ楽しくても、人の役に立たないと楽しくないんだなと分かりました。

辞めるまではそういう展開にはなるとは想像もつきませんでした。社畜魂が抜けきらなかったのかもしれません。

あるいは、社会に認められたいという気持ち(承認欲求)を、完全ニート状態になり満たせなくなってしまったのが原因かも知れません。多分両方だと思います。

自分が社会から切り離されても、社会はいつもどうりに自分がいないところで回っているということが、虚しい気持ちにさせました。

私が独り身ではなく、家庭を持っていたりしたらそういう思いにはならなかったのかも知れません。

結果的に一人暮らしで、自分の好きなことだけやって暮らす毎日というのは、個人的には1、2ヶ月くらいしか耐えることができませんでした。


おそらく、もし投資で一生暮らすことのできる資金を稼いだとしても、完全にリタイアしてしまうと、同じ状況になりそうな気がします。

投資をすることこは社会貢献です。投資先に貢献しています。でも実感は湧きづらいです。

かと言って毎日のように働きたくもないので、週1、2日でも良いので自分のペースで自分なりの働き方ができるのが理想です。

もう金銭の心配が必要ない状態なら、採算度外視で好きな仕事だけ好きな時にやれば良い訳です。

わざわざ完全にリタイアする必要はありません。


セミリタイアならアーリーリタイアより早い段階で出来る


私の目標は、月50万円の不労所得です。月50万円のインカムゲインです。

月50万はあくまでも目標で、実際は月20〜30万のインカムゲインがあればリタイアできるはずです。

具体的な金額は独身のままなのか家庭を持つのかにもよります。

そのとき、セミリタイアを選択して、月10万円は給与所得で賄うとしたら、独身であれば月10万円くらいのインカムゲインで暮らしていけます。(私の場合)

その一方で、もしアーリーリタイアを選択しようとしたら、インカムゲインが独身でも月20万円くらいにならないと不安でリタイアできないと思います。

私は心配症なので、25万円くらい、できれば30万円くらいはないと完全なリタイアをする場合は不安になると思います。

急なインフレや配当の減少、予想外の出費があるかも知れませんからね。

アーリーリタイア セミリタイア 生活


アーリーリタイアは資産を切り崩すだけという不安感がある


アーリーリタイアした場合の資金は、基本的にインカムゲインか資産を切り崩して使用するかの2択しかありません。

もし莫大な資産を保有していて、生活費を引いてもインカムゲインが残り再投資ができるくらいの富豪であれば別です。

しかし逆に、不十分な資産で無理矢理アーリーリタイアすると、資金を切り崩して生活費に当てないといけない可能性もあります。

そういうジリ貧状態では精神的によくありません。

焦りが生まれると資産の運用にも悪影響を及ぼし、どんどん悪い方向に向かってしまいます。

セミリタイアして「インカムゲイン+給与所得」で、少しづつ資産が増えるくらいの方がストレスなく暮らせます。

インカムゲインの増加に合わせて、仕事を減らしていけば良いと思います。

これは私が派遣社員だからそういう発想になるのかもしれません。正社員の場合は「仕事減らしてください」とは言いづらいと思います。

派遣社員でも言いづらいです。

そういう場合は仕事を変えたりして段階を踏んだほうが、失敗がないと思います。


「労働者→セミリタイア→アーリーリタイア」という流れです。

労働者のうちに安定した副業を確立して副収入に目処がついていれば、そのままアーリーリタイアでも問題ないです。

あ、副業をしていたら本業をアーリーリタイアしてもセミリタイアか。よくわからなくなってきました(笑)