貧乏投資家、四季報を買う
皆さんごきげんよう、ためさん(@sstamezo)です。
株式投資を本格的に始めて早一年が経ちました。
そして、とうとう会社四季報を買いました。
四季報は個人投資家にとって、バイブルだということは分かっていました。四季報を持たないで個別株に長期投資するのは、グローブを持たないで野球をするようなものです。
しかし、証券会社のサイトでも見ることができたり、定価約2,000円という地味な高さに貧乏投資家である私は購入をためらっていました。
年に4回出版される度に、本屋で「買おうかな、いや高いからやめようか…。」と、四季報の置いてあるコーナーの周辺をうろついていました。
本屋の店員からは、不審者と思われていたに違いありません。
しかし、とうとう今回の秋号を購入しました。
この三連休に家にこもって一気に読めるのではないか、と思ったのもあります。
私にとって、四季報の熟読はこの上ないエンターテイメントです。四季報面白いっす。一度、四季報をじっくり最初のページから最後のページまで全部読んでみたかったのです。
2000円を払って三連休を満喫できるのだったら、安いのではないでしょうか?
まあ、3連休もあと1日だけですけど。
そして傍から見たら、かなり寂しいやつに違いないですけど…。
四季報はやはり必要だと思った理由
私がメインで利用しているSBI証券では、各銘柄のページで四季報の情報も見ることができます。
また、前述したように定価2,000円ということで、普段からドケチ生活をしている私にとっては高く思えていたこともあり、購入を躊躇していました。
(もっとも、情報量を考えれば妥当な値段です。私がケチなだけです。)
しかし、やはり四季報は本として一冊持っておくべきだと考えていました。
その理由を以下に記載します。
全上場企業を網羅的に把握できる
証券会社の四季報の情報は、各企業のページをこちらから検索しなければ、見ることができません。
対して四季報は全ての上場企業の情報が、証券コード順に並んでいます。
四季報の本の内容全てに目を通すことにより、今まで把握していなかった企業を見つけることができます。
また、証券コード順に並んでいて、だいたい同じ業種がまとまっているので、順番に目を通すことにより、その業種全体の大まかな動きを把握することができます。
証券会社のサイトや株式投資のサイトでは、スクリーニングという機能もあり、それも便利ですが、やはり一度網羅的に把握したいという気持ちがありました。
スクリーニングだけでは、見落としてしまう企業が絶対にあるはずです。
過去の情報を見直すことができる
四季報の情報も、年に4回最新に更新されます。ネット証券の四季報の情報は常に最新のものに更新されるので、前期と比べて業績が予測が増えたのか減ったのか、調べるのが手間になります。
過去の四季報が一冊あれば、簡単に比べることができるというわけです。
また、四季報の情報だけでなく、各企業の決算短信などの最新の情報との比較も、四季報が一冊あれば便利です。
四季報オンラインという四季報のサイトで有料会員になれば、過去の四季報のデータも見ることができるそうです。
そのサイトも便利だそうですが、とりあえず私は本の四季報を一冊買ってみました。今後有料会員になったほうが得であると判断するかも知れません。
四季報の長いトンネルに入る
家にこもって早速四季報を読み、二時間ほど経ちました。(今一息ついてこの記事を書いています)
まだコードが1000番台です。(ちなみに9000番台まであります)
最初はとりあえずザッと目を通して、気になる銘柄にだけチェックを入れて一周し、もう一度最初から、今度はチェックを入れた銘柄が本当に有望なのか調べるために読みなおすと良いそうです。
まだ、一周目の、10分の1もいっていません。この三連休のうちには読み切れなさそうです。
知らない企業ばかりで、ついついザッと行かなくなってしまうし、良さそうな銘柄にチェックを入れるだけでなく、その場で企業のサイトに行き、IR情報を見たりしているせいです。
まあとりあえず、良い銘柄が見つかるといいな〜。
気になる銘柄があったら、ブログで報告するかもしれません。所詮は初心者の気になる銘柄なので、あまり参考にはしないで欲しいですが…。
なにより、もう四季報の秋号が出てから一週間くらい経っているので、目ぼしい銘柄はすでに株価が上昇しているはずです。
普通の個人投資家がこのタイミングで四季報を読むとしたら、出遅れている銘柄か、次期の業績発表で上昇しそうな銘柄を探すということになります。
そういうのは初心者にはハードルが高いので、とりあえず気楽に読んでいます。
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