その原因はもちろんコロナウイルスです。今回は、10年後に笑って読み返すことが出来るよう、暴落による精神的ダメージの記録をしていきます。
コロナウイルスで暴落した今週を振り返る
今週の流れ
seisinnjoutaiまず月曜日祝日の火曜日から、下げて始まりました。前日のニューヨークが割りと急落していたため、覚悟は出来ていました。前の週の木曜日にダブルインバースを打診買いしていたものの、200口と少量でしたので、大したヘッジになりませんでした。
資産が減るのもショックですが、月曜日に仕事が無くなるフラグが立っていました。そして、火曜日に4、5月に入っていた仕事がなくなりました…。
コロナウイルスの収束が見えず、底が見えず資産が減るのも嫌ですが、それ以上に仕事がなくなったのがショックでした。
株が下がり続けても、入金し続ける力さえあれば、買い下がれる訳です。しかし、仕事がなくなってしまうと、入金どころか生活防衛資金を切り崩さなければいけないわけです。
これはヤラれました…。まさかここまでやってくれるとは、コロナウイルスを完全にナメてました…。(そんな想定も出来ないようだから非正規なんだよ)
これは実はかなり精神的に来まして、月曜の時点で食欲がなくなって、1食しか食べなかったんですよ。
そしたら火曜日に体調が悪くなって、「これはいかん」ということで大戸屋で栄養がありそうな定食を奮発して食べたのですが、ずっと気持ち悪くて、家に帰ってすぐ寝ても気持ち悪くて、「コロナかかったんじゃね?」と思いながら、吐き気が出てきたので吐いたら治りました…。
コロナでも何でもなく、やはり精神的なダメージだったのかも知れません。まさか吐くとは…。(汚い話ですみません)
それで水曜から金曜まで、体調は徐々に回復していき、今はもう元気ですが、元気にニート状態ですよ…。
3月にはまだ辛うじて少し仕事がありますが、それもどうなるか…。
しかも、今までは本業が休みが多いなら、副業でアルバイトをやれば良かった訳ですが、コロナの影響でバイトの募集もほとんどないのです。これはやはりコロナやってくれましたわ。
非正規から完全に仕事を奪い、資産も減らすという、非正規投資家を抹殺するために作られたウイルスですよ(違うわ!)
思ったこと
リーマンショックを生き残るということは、やはり大変なことだったのだろう
言うてもコロナショックなんてのは、リーマンの下げに比べれば、期間も下落率もそんな大したことないわけです。
そう考えると、こんなんで吐いていたら、実際にリーマンのように一年以上かけて指数が半分になるような下げが来たら、「アンタ○ぬわよ」と細木数子にズバリ言われても仕方ないレベルです。
リーマンを生き抜いたすべての個人投資家の方々を改めてリスペクトしました。ただ気絶して投資家になっていた方もいらっしゃるとは思いますが。それはそれで、資金を引き上げて退場するより良かったということなので、ある意味実力だと思います。
コロナ相場も長期化するようだったら、下手に資金を引き上げないで、気絶しておこうと思います。もうすでに一部引き上げてしまいましたけど。
やはり万が一のことを考えたアセットアロケーションにすべきか
暴落が続く本日金曜日に考えていたのは、やはり万が一の事態に備えたアセットアロケーションを常に組むことが重要ではないかということです。
昨年夏の終わりから今年の初めまで続いた強気の上昇相場ですっかり調子に乗っていた私は、信用取引も使って、はっちゃけていました。
私はビビリなので、コロナによる下げが出始めた2月初め頃には信用は手仕舞いしてポートフォリオを変えていきましたので大きな影響は受けませんでしたが、非常に危なかったと思います。
とはいえ、今でも万が一の事態に備えた状態かといえばそうではなく、やはりボラティリティの高い株式の割合が多いです。
昨年の初めにレイ・ダリオ氏の全天候型戦略を取り入れて、長期債券ETFと金ETFを組み込んでいました。
最近は暴落度が強く、債券や金も売られ気味ですが、始めのうちはそれらが機能していました。
しかし、ここ数ヶ月の強気相場により、「債券や金を買うより、株式のほうがリターンが良いだろ!」と調子に乗り、株式しか買いましていなかったので、ヘッジし切れなくなっていました。
やはり強く相場でも万が一のことを考えたディフェンシブなアセットアロケーションを常に組んで置くことが重要です。
レイ・ダリオ氏は、「個人投資家は、自分が思っているほど暴落に耐性はない」と言いました。今回の暴落でそれが証明されました。確かに、長期的に見れば株式100%の方がリターンが良かったとしても、暴落時に精神的苦痛に苛まれたり、場合によっては投げ売りして退場してしまっては意味がないです。
また、今回はコロナウイルスですが、もともと日本でいつ起きてもおかしくないと言われている、大地震や富士山の噴火などが発生したとき、今と同じようなアセットアロケーションでは今回の比ではないほど資産が削られていくはずです。
そう思ったので、これからはなるべく全天候型を再現しようと反省しました。
全天候型は
- 株式30%
- 長期国債30%
- 中期国債10%
- 金7.5%
- その他コモディティ7.5%
こんな感じの割合だったと思います。
忠実に再現するには、特に原油やとうもろこしなどの「その他コモディティ」を細かく買うのは大変だというのと、IPO投資用に現金も一定で必要です。また、株式30%は流石に寂しいかなということもあるので、
- 株式40%
- 長期債券メインの債券30%
- 金10%
- 現金20%
これだと完全に全天候型ではありませんが、まずはこのくらいの割合を目指して行こうと思います。
どうやら米国では全天候型のETFが発売されたようですが、まだ日本のメジャーな証券会社では取り扱っていないようです。SBI証券や楽天証券で出始めたら、本格的に検討したいと思います。
ピンチはチャンス!
現代のグローバルな世界になってからおそらく初めてのパンデミックとなり、世界が経験したことのない未曾有のショックから先の見えない暴落が始まりました。
目の前だけ見ると、希望は見えないかも知れませんが、長期的に見ると大チャンスが近くまで近づいてきていると思います。
なぜなら、100年一度と言われたリーマンショックのあとに、逆に史上初めての長期間に渡る上昇相場が来ました。
ですので、今回のケースが世界的に初めてであり、世界が混乱して暴落していくほど、後々の回復が強くなる可能性が高くなります。
例えば、もし次に新しい新型のウイルスが世界的に流行ったとしても、今回のコロナウイルスの例がもう出来ているわけで、ある程度対策なども世界的にされるはずですので、もう今回のコロナショックほどの暴落は起きない可能性があります。
それだけ、ある意味今回のコロナによるショックが大きくなるほど、チャンスが近づいているということを忘れないで起きたいと思います。
もっとも、リーマンショックの2,3年後に3.11が来て再び暴落したりしたように、コロナが収束しても次の材料が出てくることもあるので、そればかりは分かりませんが…。
そういうのも全部乗り越えていけば、溜まったエネルギーが放出されるように伸びていくはずです。
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