2020年5月22日金曜日

【神戸物産】過去の失敗を振り返る Part1

ためさん(@sstamezo)です。

今回は過去の失敗を振り返り、同じ過ちを繰り返さないよう、投資スキルの上達を狙う記事になります。

一応Part1ということにします。続編があるのかは謎です。ブログを書いていて一体いくつのシリーズが途中が終わっているのか把握しておりません。

まあそんなことはどうでも良いとして、第一回目は「業務スーパー」でお馴染みの神戸物産を取り上げたいと思います。




神戸物産 過去の失敗を振り返る

【神戸物産】過去の失敗を振り返る Part1

保有の経緯


神戸物産を保有したのは昨年の夏でした。

昨年の夏の市場全体の相場観としては、その年で唯一調整らしい調整のあった時期でした。ちょうど消費税の増税も迫ってきていて、このまま日本市場もしばらく調整が続くのではないかと、アベノミクスの終わりが囁かれていました。


個人としては、アベノミクスが終わりかも知れないということで、それまでの長期投資スタイルから、イベント投資やデイトレードに挑戦していました。
それらが上手くいかず、もがいている時期でした。


何をやってもうまくいかないような状態に陥っていたとき、当時から昇り龍のような勢いのあった神戸物産を、藁にもすがる思いで100株保有した次第です。



結果としては、それまでずっと安定していた神戸物産が、保有してからいきなり崩れだします。

調整局面が訪れたのです。


神戸物産のチャート

保有した時期は緑の枠で囲った辺りです。いきなり急落したので、数日後すぐに損切りしました。


神戸物産損益記録


約5万円の損切りとなりました。



教訓

下げているときに買う

買うタイミングを逃して上昇し続ける可能性もあるので、難しい問題です。
ただ、下げているときに保有できれば無難です。

このチャートで言えば9月の終わり頃です。神戸物産は月次で売上報告を出しているので、売上が変わらず上昇し続けているのであれば、問題なしとして保有できたと思います。

もちろん消費税の増税を控えていたので、神戸物産の連続上昇伝説も終わるのではないかという懸念もありました。難しい判断であったことには変わりありません。

結果的には増税で神戸物産のような格安スーパーは伸びました。そこまで読めれば良かったです。


チャートしか見ていなかった


前の教訓と被りますけど、結局チャートしか見ていませんでした。そもそもなぜ神戸物産が伸び続けていたのかというと、ずっと対昨年前月比の売上を伸ばし続けていたからです。

どんな銘柄にも一時的に調整はいつかは来るものです。

そんなときは実際に業績が落ちたのか、変わっていないのかを冷静に判断するべきでした。

神戸物産の場合は株価が調整しただけで業績は変わらず上昇していました。
調整は3ヶ月ほどで終わり、夏に付けた高値も11月頃には更新して今でも上昇を続けています。

直近のコロナショックでも、スーパーの需要は伸び、すぐに高値を取り戻してしまいました。


業績に基づいて上昇している銘柄なので、業績を見るべきだったと思います。


ただ、昨年夏は何度も言うように、アベノミクスが終わり下降トレンドに突入する可能性がありました。
下降トレンドに入ると、今までと同じく業績に素直に株価が反応して上がってくれるのかは分かりません。そういう意味では難しかったと思います。




神戸物産は今買いか


最後に、あくまでも個人的な意見ですけど、神戸物産は今かいなのか、書きたいと思います。


まず、神戸物産は現在ステイホームの特需を受けています。緊急事態宣言が終わると、これまで外食などから神戸物産に流れてきていた資金はなくなるでしょう。


それが月次に反映されると前月比でマイナスになる可能性もあります。


月次発表次第では調整する可能性があると思いますので、緊急事態宣言解除後の月次の売上には気をつけないといけないと思います。


基本的に大きな流れの中では、ずっと業績は右肩上がりなので、この業績が続く限りはいつ保有してもそんなに損をする可能性は低いと考えています。


よりタイミングを狙うとしたら、緊急事態宣言解除後の月次報告が出てきて、落ち着いたときに調整をしていたら投資妙味があると考えます。



最後に


神戸物産の業務スーパーは、安くて便利ですけど、現金とせいぜいクレジットカードしか使用できないのが不便です。

店舗によってはクレカすら使えません。

スマホ決済できたらいいなあと思います。株主優待も一応あります。


また、今回は昨年(2019年)の損益記録から神戸物産を選びました。
昨年はトータルではプラスの年で、この神戸物産の損失5万円というのも、可愛いものではありました。

しかし、その前の年2018年が個人的には暗黒の年でして、当時の資産200万円ちょっとでマイナス60万円くらい損失するという年でした。

本来反省すべき点が詰まっているのがこの年なので、2018年から対象銘柄を選ぼうとしていました。
しかし、2018年の損だらけの損益記録を見ていたら、気分が悪くなってきたので止めました。


意外にも、まだ傷は癒えていなかった...。おそらく、傷が癒えるのは全ての損失を取り返したときだろう。

4 件のコメント:

  1. 京人
    こんにちは!
    去年の実現損益はどんなもんやったんですか?

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    1. 京人さん
      こんばんは!2019年は確認したらプラス40万ちょいくらいですね。ただこれには年末時点の含み益も入っています。確定ベースではプラス30万くらいだと思います。
      開始した2017年はプラマイゼロくらいでしたので、今年の損失と合計すると現在トータルでマイナス70万円くらいだと思います。レーザーテックが今から倍になればすべて取り返せます(笑)

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  2. なるほど😅
    レーザーテックに頑張ってもらいましょう!!
    自分もRIZAPに頑張ってもらいます笑
    (大手スポーツ関連企業に買収されろ笑)

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  3. 計算ミスでマイナス60万くらいかも知れません!あまり変わりませんが(笑)
    なるほど、RIZAPは保有して優待など楽しみつつ、買収されると美味しいですね!
    RIZAPも今はコロナ禍で大変ですが復活に期待したいですね。

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