遅れてしまいましたが、先週の保有株の決算について書きたいと思います。
保有株のうち伊藤忠とスクウェア・エニックス・ホールディングスの四半期決算発表があったので簡単に記録します。
この週は株の売買はしませんでした。
伊藤忠・スクエニの四半期決算発表
伊藤忠
正直なところ伊藤忠はバフェットの日本株初保有記念にノリで購入しただけなので、よく分かりません。
餅は餅屋ということで、「総合商社マン」さんという現役の総合商社で働いている個人投資家の方が分かりやすく今回の伊藤忠の決算をブログにまとめてくれているので、それを参考にしました。
中国国営企業CITICの件など、全然知りませんでしたからね。
伊藤忠は他の大型商社の中では資源以外の取引が多いことが、コロナによるダメージを少なくしている要因のようです。
とりあえず悪くはないということで、引き続きホールドしていこうと思います。
スクエニ
スクエニの決算はホールドかどうか判断が難しいです。
考えているうちに記事にするのが遅くなってしまいました。
今回は2Qで、前年と比べた数字はまずまず増加していて順調という感じでした。通気の予想も前年よりもプラスとしています。
しかし、IFISコンセンサスの経常利益が今期の決算で10%下回り、更に今回出た通気の予想経常利益は予想コンセンサスより30%も低い数字でした。
これを受けて株価はかなり下落してしまいました。被弾しました。
判断材料として、今後の展望についての説明を見てみました。
連結業績予想などの将来予測情報に関する説明当社グループを取り巻く事業環境は、家庭用ゲーム機向けソフト市場において、複数のストリーミングサービスが開始され、さらにHDゲーム機の次世代機の発売が2020年に予定されていることから、市場の一層の拡大が期待されています。また、フリートゥプレイ、ゲーム内課金、サブスクリプションなどの課金形態がHDゲーム機向けソフト市場においても拡がっており、ビジネスモデルが多様化しています。今後、5G(第5世代移動通信システム)のサービス開始がこれらの動きを加速し、本格的なクラウドゲーミングのプラットフォームが立ち上がることにより、新時代の到来が予想されています。スマートデバイス向けゲーム市場は、スマートフォンの性能向上により、より豊かなゲーム体験に対する顧客ニーズが高まり、ゲーム設計やビジネスモデルが多様化しています。市場規模も、欧米・アジア地域の伸長が牽引して、世界的に拡大を続けています。一方で、国内においては特定タイトルの上位固定化が目立つ一方で、アジア地域の企業が国内市場に参入したことによって競争がさらに激化し、新作タイトルのヒット率が低下しております。
簡単にまとめると、
プラス要因
- 家庭用ゲーム機のストリーミングサービス
- HDゲーム機の次世代機の発売
- フリートゥプレイ、ゲーム内課金、サブスクリプションなどの課金形態の拡大
- 5Gによるクラウドゲーミングのプラットフォームの立ち上げ
マイナス要因
- アジア地域の企業が国内市場に参入したことによる競争の激化
アジア市場は中国を始め人口の多い国が多いので、ここでヒット率が低下すると厳しいと思います。
とはいえスクエニも暴落したことにより、成長に対して割安な水準となってきましたので、そういう意味では底は深くはないと勝手に考えています。
売ったり買ったりするのが面倒なので、長期目的でガチホしたいところで、明らかに悪い決算ではないので基本的にはホールド継続する予定ですが、今後風向きが変わる可能性もあるので業績発表などに注目していきたいです。
最後に
スクエニの判断が難しく、週末に記事を書き始めてからそのまま途中で放置していました。
そしたら、バイデンが確定したりコロナのワクチンのニュースがでたりと外部環境も激しく変化し、週明けから株式市場もボラティリティが高くなっています。
こういうときこそ、保有株の業績に注目して落ち着いて対処していきたいと思います。
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