3月になりましたので、2月の資産記録を行ないます。いやはや大変な月になってしまいましたね。やはり資産運用は一筋縄ではいきませんね。
月間資産記録(2020年2月)
資産総額
マネーフォワード上では4,143,531円となっていますが、IPOのフォーラムエンジニアリングに補欠当選している関係で、実際は+131,000円となり、資産総額は4,274,531円でした。
1月末の資産総額は4,376,089円でしたので、前月比−101,558円(−2.3%)となりました。2月は20万円入金しているのでこの程度で済んでいます…。
入金を考慮しないと、4,074,531円となり、前月比−301,558円(−6.9%)でした。エグいすわ…。でも今月は投資家さんは皆大変な月だったと思いますので、皆で乗り越えましょうという感じで頑張っていきたいです。
各指数の月間騰落率
日経平均 −8.9%
TOPIX −10.3%
東証二部 −14.5%
マザーズ −14.9%
JASDAQ −13.1%
(参考)
S&P500 -8.41%
おお、入金を考慮しなくても、私の資産の騰落率は−6.9%でしたので、すべての主要指数よりダメージが少ないことが判明しました。
資産推移
青の棒グラフが入金額で、赤い折れ線グラフが運用で増減した実際の資産額です。2月の暴落により、一気に入金額に近づいてきています…。
このままだと、再び運用額が入金額を下回り、「貯金だけしていれば良かった男」の栄えある称号を手にしてしまいそうです。コロナが収束しそうもないので、3月が終わったらそうなっていそうです(泣)
アセットアロケーション
2月のアセットアロケーションのグラフです。まだまだ株式多いですね!これには事情がありまして、現在信用口座に保証金としてある約50万円の現金が、信用分として株式としてカウントされてしまっているのです。そのため、実際はこれより株式が少なく、現金が多くなります。
とはいえ、レイ・ダリオ氏の全天候型を目指すことにしましたので、それには債券を30%くらいまで増やしたと思っていますので、株式から債券へ移したいと思います。
また、金の割合も10%くらいまで増やしたいです。もう少しですが。住信SBIネット銀行のドル転無料キャンペーンが2月で終了してしまいましたので、本当はそれまでに移行したいところでしたが、出来ませんでした。
こちらはもう少し詳細なグラフです。VOOの存在感が出てきました。日本株が多いので、日本株から債券に移したいと思います。優待と配当金生活が遠のきます…。
昨年3月頃はバランスが良かった
こちらは3月のポートフォリオです。バランスが良いですね。現金が多いとか債券と金が少ないとかはありますが、だいたいこんな感じのカラフルなアセットアロケーションを目指していきたいです。
資産別記録
現物
一気に含み損だらけです。損出ししまくってこれだから目も当てられません。
信用
先週まで保有していた、日経ダブルインバースと日本航空の売建などを手仕舞いましたので今はありません。JALとANAがキャンセル料無しでキャンセルに応じるという発表を金曜日にしていたので、JALは月曜以降更に下げそうです…。これにはぴえんですよ。
投資信託
先月、と言うより一週間前まではレオス以外プラスでしたが、一気にマイ転しています。今週の暴落はそれだけ強いものでした。インデックスのように比較的動きが安定している商品が急に下げたりすると、意外と驚いてしまいます。私はVIXショックのときは投資信託を全て狼狽売りした経験を持つ投信投げ売りマンですので、パニックにならないように心がけが必要です。
2月のインカムゲイン
2月の配当金や分配金の記事は後日アップします。個人的には意外と多かったです。あくまでも個人的にはです。
IPO投資
IPO投資は意外と感触がある月でした。こうした地合いということと、そこまで人気化しそうなIPO投資が少ないのが原因だと思います。
- キッズスマイルホールディングス 補欠当選→繰上げならず
- フォーラムエンジニアリング 補欠当選中
- ビザスク 当選
ビザスクはみずほ証券、それ以外はSBI証券です。みずほ証券は「IPO当てるの激ムズホ証券」と心のなかで読んでいましたが、どうもすみませんでした。とは言えこの地合いですので公募割れの可能性もあり油断できません。
最後に
暴落の中で悲観的な話になりやすいので、最後は敢えてポジティブな話を書きたいと思います。
最初に書いた通り、私の資産推移のパフォーマンスは、主要な指数を上回ることが出来ました。
その理由を書きます。
一番の理由はおそらく、資産の20%〜30%くらいがIPO投資用のキャッシュだからです。もしフルポジションだったら指数と同じくらいの下げになっていたのだろうと思います。全然結果を出したことのないIPO投資ですが、IPO投資用に現金が必要だったため暴落を全力で受ける事は回避できました。
また、一部金(ゴールド)や債券のETFなのも影響していると思いますし、特に下げの激しかった第4週目は本当に少量ですが日経ダブルインバースを保有していたり、日本航空を両建てしてヘッジしていたことなども、僅かながら影響していると思います。
1月まで信用取引も200万円分くらい使ってガンガン投資していたのに、2月にここまで方針転換して指数よりも軽症で済ますことができたのは、とりあえず良かったと思います。
なぜここまで方針転換できたのか。
上記に上げた理由もありますが、1月までのように信用取引を行なっていたら、もっと資産は減少していたはずです。信用取引をやめ、割安株などの現物のみにシフトしたのも影響していると思います。
ここまで方針転換できたのは、やはりブログで定期的に資産を記録していたからです。1月の記録で、一週間で−2.1%というパフォーマンスとなったときがありました。
私はこの時記録を書きながら危機感を感じたのです。
(前略)やがて時はたち、次第に昨年後半の強気相場の中で完全に調子に乗り、キャッシュポジションは減り、信用取引のボリュームも増えて行きました。
その結果、わずか1週間で−2%以上下がるようなアセットアロケーションになったのだと思います。
とはいえ−2%ですが。しかし、1週間で−2%だと1ヶ月で−8%、1年で−96%で破産します…。少し慎重に行ったほうが良いということかもしれません。
アセットアロケーションの反省点があるとすれば、株式多すぎということですね。
※1月の資産記録より引用
こういった危機感が芽生えたので、その後思い切ったポートフォリオの切り替えが出来たと思います。
最初にコロナウイルスが武漢で話題になった辺りから、その時取り組んでいた優待先回りのイベントトレードが機能しなくなってきていたので、肌で違和感を感じていていたということもあります。
とはいえ運の要素が大きいですし、3月以降まだどうなるか分かりませんし、あまり調子に乗ってはいけません。謙虚に行きたいと思います…。
とりあえず、定期的に記録して分析することの大切さを感じましたので、これからも出来る限り続けていきたいと思います。
個人投資家の皆さんと、コロナを乗り越え、その後資本主義の恩恵を受けられれば良いと思っております。今は色々大変ですが、一緒に乗り越えましょう!
0 コメント:
コメントを投稿