海外ETFのBLVとGLDを買い増ししました!(2020年2月)
週間のトレード記録とは別に、海外ETFを買い増ししましたので記録します。
海外ETFのBLVとGLDを買い増ししました。(2020年2月)
買付け詳細
今回買増したETF
- GLD(金)ETF 3口 ($463)
- BLV(米国長期債券) 計8口 ($861)
度々ブログなどで書いてきた通り、今回のコロナの影響でもっとディフェンシブなアセットアロケーションにしなければいけないと考えた結果の買い増しです。
10万円分は追加入金、5万円をSBI証券の国内口座のキャッシュからのドル転で合計15万円分です。
ただ、まだまだ目指している全天候型の割合には近づいていないので、なるべく早めに目標の割合に近づけていきたいと思います。
リバランスは面白いです。手数料かかるのは嫌ですが、万が一の場合手数料の何倍も損する可能性があるのでやるしかないですね。
本当は米国長期国債ETF(VGLT)じゃないといけない
これも債券を買う度に書いているのですが、本当に全天候型のポートフォリオを目指すのなら、ヴァンガードのETFだと米国長期国債ETF(VGLT)を保有しないとダメです。
私が保有しているのは米国長期債券ETF(BLV)です。2つのETFの違いは、VGLTは純粋な国債ETFなのに対し、BLVは国債だけでなく、社債も組み入れています。
株式と純粋な逆相関になるのはVGLTです。BLVも逆相関の動きをしますが社債が入っている分鈍い動きをします。
なぜ私がBLVを保有しているのかというと、単純に間違えて保有したのが始まりです。すぐに買い換えなかった理由は、BLVの方が高分配なので、インカム目的としても良いのではないかという、スケベ心が働いたからです...。
現在(3月1日)の分配利回りは、VGLTが2.22%、BLVが3.16%となっています。
しかし、こちらは過去一月のVGLT、BLVとGLDのパフォーマンスです。
VGLTが株式の暴落時にもっとも力強く逆相関の動きをしているのがわかります。
関係ありませんが、GLDが下げているのは、株式投資で資金の無くなった投資家の換金売りだそうです。ならなぜ債券は換金されないのでしょう。そういえば一年単位とか決まっているので、すぐには売れないからでしょうか。分かりません。
いずれにしろ、直近の暴落のような地合いの中でも、こうして力強く逆相関で動いてくれるのは頼もしいです。
ですので、今まではインカム力も高かったBLVに投資をしていましたが、VGLTに投資したほうが良いのではないかと思い出しました。
もともと間違えて投資してしまったわけですし、全天候型のポートフォリオでBLVを組み入れている人なんていないと思います。(別に人に合わせる必要はありませんが)
ただもちろん、株式の暴落時に力強く上がるということは、株式が調子の良いときには力強く下がることを意味しています。
そういう意味では動きがマイルドめのBLVを多めに保有しつつ、インカムを手に入れていくのも有りな気がします。
まあ、VGLTも2%以上インカムありますし、いざという時頼りになるので、どちらでも良いのですが...。
日本に住んでいてドル資産を保有することに疑問を持つという問題
ドル資産を持っていたら、いつか日本円に戻すとき、ドル安になってたら損するのではないかという意見もあります。
しかし、私はあまり気にしません。日本国債を保有していたこともありますが、銀行の利息よりはマシですが、ほとんど増えません。10年国債で0.1%しかありません。それなら、いくらドル安になろうが、利回り2.2%あるVGLTの方が利回りが絶対に優秀です。
また、国債の評価的にも、日本国債も評価が高いですがアメリカ国債には勝てないと思います。
そもそも全て日本円の資産にするほうがリスクだと思います。せめて日本円の資産とアメリカドルの資産くらいには、自分の資産をヘッジしておいた方が良いと思います。
また数十年後の将来は、もしかしたら日本円でもドルでもユーロでも日本国内で買い物できるようになっているかも知れませんし、日本円も米ドルもなくなって何かの暗号通貨が主流になっているかも知れません。
ですので、為替リスクを恐れて日本円の資産だけにするというのは、逆に損をする可能性があると思っています。
あくまでも個人的な勝手な憶測ですが...。
最後に
全天候型のアセットアロケーションを組むとして、現在株式が暴落し長期国債が急騰しており、特にVGLTは史上最高値を更新しています。
そんな中で長期債券を買い増していき、株式を減らしていくのは、今後株式が反発したときにどうなんだという思いもあります。
ですので、直近の作戦としては、次の一週間は基本様子見で、すぐに債券などの買い増しに移さず、株式市場の様子を見る予定です。VGLTも良いですが、ダブルインバースでヘッジするのが手っ取り早かったりしますので。しかしダブルインバースは長期的に持つものではない(減価していくので)ですし、分配金もないので、やはり長期的にはVGLTの方が良いと思います。
少しずつ様子を見ながら、債券に移し替えてきます。住信SBIネット銀行のドル転無料キャンペーンも2月で終わってしまったので、急ぐ必要もありませんので。
結局何が正解なのかは、過去にならないと分からないので、とりあえずは今最適だと思うことをしていきたいと思います。
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