まだ週が明けて2日目の火曜日ですけど、株式市場が大きく動いていて、取引が多くなりました。
一度週の前半で取引を記録したいと思います。
タイトルの内容は記事の最後に書きました。
週間取引記録 前半
日本株
6月15日月曜日
日経平均が前日比で700円以上下げました。先週のアメリカ市場の影響を受け、金曜日に続き大きく下げました。コロナショック後の上昇局面が終わったかと思いました。
恐ろしくエグい下げ
— ためさん@崖っぷち投資家 (@sstamezo) June 15, 2020
俺でなきゃ退場しちゃうね #TradeNote pic.twitter.com/ElljZ5zl9h
私の資産も前日比-2.78%と大きく下げました。
月曜日は、下降局面に突入しても耐えられるよう、レーザーテック、神戸物産、オリックス、ファイバーゲートを売却し、インバースを少し保有しました。
久しぶりに色々売ってポジションを引き締めました。
6月16日火曜日
このままズルズルと下降トレンドに突入しそうに見えましたが、15日のアメリカ市場の時間帯で大きなニュースが出ました。
FRBが社債の買い入れを開始するというニュースでした。これを受けて米国市場は一気にプラスに転じました。
株式市場が弱くなると金融緩和のニュースを投入してくる政策は続いていました。
日経平均の先物も急騰していたので、火曜日の日本市場は間違いなく上昇すると読めました。
日本市場は予想通り上昇で始まりました。そして前場が終わってからさらなるサプライズが発表されました。
日銀が追加で110兆円の金融政策を発表しました。これを受けて後場では更に急騰し、前日比1,000円以上の上昇となりました。
火曜日の取引です。
市場が空いてからはまずレーザーテックを買い戻し、インバースのヘッジを減らしました。これから下降局面に突入すると思っていたのにFRBの政策でわからなくなったので、どちらに転んでも良いようにするためです。
そして前場終了後に日銀からも金融緩和政策の発表がありより上昇する相場の中で、オプティムと浜木綿を新規保有しました。
オプティムは最近話題となっている銘柄で、クラウド、IoT、リモートワーク、遠隔医療、ドローンなど、とりあえず今旬の事業を詰め込んで行っている企業です。
PERが200倍以上になっていてチャート的にも急騰しており、すでに割高感を感じざるを得ず投資をためらっていました。
しかし、最近の相場は、割安な銘柄よりもとりあえず強い銘柄が上がる相場のような気がするので、とりあえず100株打診買いしました。
月曜日の下落の中強かったので、本日の強い相場の中で比較的取り残され気味だったのも選んだポイントです。
浜木綿は東海地方メインの中華料理のお店です。昨年末に上場し、最近株主優待のIRを出して急騰していました。
この銘柄もオプティムと同様に月曜の強い下落相場の中強かった反動で、本日の急騰相場の中で取り残されていました。
もし翌日以降の地合いも強かった場合、経験上こういう取り残された銘柄に資金が回ってきて短期的に上昇することがよくあるので、保有しました。
オプティムも浜木綿も短期目的です。
最後に
少し強気に買い増しすぎたかなとも思います。
FRBと日銀の金融政策が発表されたとはいえ、まだ今後の株式市場が上昇するか下落するかは五分五分です。
3月から続いたコロナショック後の上昇局面の分岐点が来ている気がします。一度下げるのか、まだ上がり続けるのか、わからなくなってきています。
引き続き相場がどちらに転んでも大怪我しないようにポジションを調整していきたいと思います。
コロナで労働者と投資家の格差がより広がっている件
それにしても、株式を保有する資本家が結局儲かる時代です。
コロナショックで急落こそありましたけど、今はもうコロナ前まで株価指数は戻しています。
さらに、もともとコロナの影響を受けている国民のための経済政策によって株式市場が上がるので、資本家が一番得をしています。
資本家というと大げさですけど、とりあえず労働者でも株式に投資している投資家は儲かっていると思います。(空売り投資家等は逆に資産を減らしていると思いますが)
私程度の資金量だとそんなに恩恵はありませんが、1000万円オーバーの株式を保有している人くらいになると、一般人でもウハウハになっている人も多いでしょう。
コロナで職を失ったり営業できなかったり、ボーナスカットや減給という声をよく耳にする中、多くの株式投資家の資産は3月から増え続けています。
労働者と資本家(投資家)の差が広がっています。
この事実に投資家は気づいていますが、一体労働者は気づいているのでしょうか。
周りに投資をしている人がいない限り、知らないのではないでしょうか。
かといって誰でも必ず儲かるわけではないので、人に勧めづらいのも投資です。
やっぱり学校教育でどういうものかきちんと教えたほうが良いのでしょう。
「コロナウイルスの流行ったとき、日銀の金融緩和で一番恩恵を受けたのは、コロナの影響を受けた労働者ではなく、金融緩和による株価の上昇で資産を増やした投資家だった」と歴史の教科書に一文載るだけでも
「なるほど、社会人になったら給料の一部を投資に回していかないとアキマヘンがな」と悟る生徒も出てくるはずです。
もちろん現時点での話で、今後株式市場が世界恐慌クラスに暴落して株式投資家の資産がパアになるかも知れませんが。
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