2020年9月12日土曜日

エイトレッドに資金集中させました。週間株売買記録【2020年9月12日】

ためさん(@sstamezo)です。


一週間が終わりましたので、週間の取引を記録します。


SBI証券がメンテナンス中ですけど、SBI証券では取引していないので問題ないです。



週間取引記録



アメリカ株

アメリカ株はノートレードでした。

NASDAQが弱いです。ダウが強めです。テック系から資金が流れているようです。

XLFを売却してしまったので恩恵は受けられませんでした。

もっとも、資金の流れを読んでひらりひらりと舞うように短期トレードして利益を得るような芸当は私にはできませんので、ここはずっしりと構えていきたいと思います。


日本株


9月に方向感のわからなくなった市場に対し、投資家はリスクオフ気味で市場から資金が抜けていっている感じがします。

そのような中で、私は特にリスクオフはせず資金を集中させていきました。




神戸物産 決算発表で下落も損出し


まず、神戸物産に関してです。

この週に四半期決算がありました。前年同四半期比で経常利益がプラス26%の増益と好決算でした。

しかし、翌営業日にかなり下落しました。前日比5%くらい下げました。

個人的には、特に不安視する必要はなく、短期的なノイズによる一時的な下げだと推測しています。

この時期に下げやすい何らかの要因があるのだと思います。

事実、ここ数年の神戸物産の株価の月足チャートをみると分かるのですが、毎年8月9月辺りはいつも調整しています。

昨年夏に同じように急落があったときにこの銘柄を狼狽売りしてしまった苦い過去があるのでよく覚えています。

同じ轍は踏まねえぞ。


ということで、最初に保有した株価から1,000円以上下に行ってしまったので、「損だし」というか平均取得単価を下げるために一度売ってまた買いました。


エイトレッドに資金を集中させました


菅さんの影響で株価を下げた日本電信電話(NTT)と、クオカードと配当目的で保有していたラサ商事を売却しました。

その資金でエイトレッドを200株買い増し、合計300株にしました。


売った2銘柄よりもエイトレッドの方が、今後株価を上げ利益をもたらす可能性が高いと判断したからです。



まず、NTTに関しては、安泰な銘柄だと思います。保有すれば配当などで長期的に利益をもたらしてくれるでしょう。

ラサ商事にお関しても、コロナ禍でも業績はそれほど悪化しておらず、長期保有でクオカードの額も上がりますし、連続増配もしていますので、やはり長期的に利益をもたらしてくれると思います。


しかし、それ以上にエイトレッドの伸びしろが大きいと判断しました。

その背景としては、「デジタル庁」のニュースでした。

最近は作業効率や労働力負担の軽減を目的とし、社版や印鑑などを廃止しようとする動きが政府でも出始めています。

これに関連する銘柄は、弁護士ドットコムなどを始め、いくつかあるかと思います。


エイトレッドも、社内の紙ベースでの書類を色々と回していく手間をデジタル化して省くワークフローシステムの導入で売上を伸ばしています。

ITによる作業効率化、まさに政府の思惑に合致する事業です。

その一方で、エイトレッドの株価は、夏に好決算を出したにも関わらず売り叩かれて現在そのまま停滞をしています。

現在の株価の値ごろ感と、徐々に思惑でエイトレッドに注目が集まるうちに投資をするというタイミングでは、今のうちしかチャンスがないと考えました。




また、エイトレッドは1000円分のクオカードを年2回優待で配布しています。

これが300株保有になると、2000円×年2回、年間合計で4000円分になります。

毎年増配もしており、業績も右肩上がりで株主還元にも積極的な優良企業だと思います。

もっとも優待はおまけ程度に考えてまして、今後エイトレッドに注目が集まり株価が上がっていくのではないかと、今から取らぬ狸の皮算用をしてニヤけています。


政府のデジタル庁関連銘柄としては、他にもっと本命の銘柄があるのでしょうが、私がたまたま知っているのが保有しているエイトレッドでしたので、とりあえず知っている銘柄で勝負します。



もともと今の保有銘柄数は多すぎる、もっと集中投資させなければと考えていましたので、2銘柄減らすことができてよかったです。


なぜKDDIは売却しなかったか


また、菅さんの影響でKDDIも保有していますがNTTだけ売却した理由も書きます。

菅さんが首相になる可能性が濃厚といえども、今後確実に携帯料金の値下げがされるかは不明です。

また、それらの懸念点が払拭された時点で、急反発して株価を戻す可能性もあります。

どうなるのか分かりませんので、とりあえずNTTだけ売り、どちらに転んでもダメージを半減させるためにKDDIは残しました。

NTTではなくKDDIを残した理由は、NTTよりも直近の決算発表で業績が良かったからです。
また値下げが実際にされることになっても、今のKDDIはそれ以外の事業の伸びもありますので、比較的業績へのダメージを減らせるのではないかと考えました。

損益記録







最後に


今後の株式市場がどうなっていくのか分かりませんが、今は長期投資メインなので、ファンダメンタルが大丈夫なら保有していきたいです。


武田信玄の「風林火山」という言葉がありますが、長期投資は「山」です。「動かざること山のごとし」で、目先の株価の上下に惑わされて売ったり買ったりしていても損するだけです。


短期投資であれば「火」などが重要だと思いますが。



今までさんざん目先の株価に惑わされ、無駄な売買を繰り返しては損失を続けていますので、これからも気をつけていきたいと思います。


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