2020年8月29日土曜日

注目されてない銘柄を新規保有【2020年8月29日】

ためさん(@sstamezo)です。


今週も終わりました。

金曜日に安倍首相が持病の悪化により辞職をするというニュースが話題となりました。

長く続いた安倍首相の時代も終わることになります。

私が本格的に投資を始めたのは2017年の終わりであり、アベノミクスの恩恵は受けることはできませんでしたが、投資家の多くは安倍首相に感謝していると思います。


コロナ対策に追われ多少無理をしてしまったのかも知れません。

総理大臣の仕事は、ある意味日本で一番大事な業務を毎日分刻みのスケジュールで遂行し続けるという、並大抵の一般人ではできない事で、それを7年以上続けてきたのはすごいことです。

安倍首相就任まで総理大臣がコロコロ変わっていましたが、安倍首相でなければそれがずっと続いていたし、アベノミクスのような株高もなかったかも知れません。

投資家的には、また安倍首相のように株価を安定させてくれる人物が出てきてくれるといいですね。

お疲れさまでした。



ということで、前置きが長くなりましたが、今週の株の取引記録をします。


今週の株取引記録



アメリカ株


今週のアメリカ株やドルベースでの商品はノートレードでした。

全体的に保有株の弱い局面が続いています。

2週間前に高橋ダンさんオススメのXLFというETFを短期目的で保有したと書きました。保有して分かったのですが、短期目的だとダンさんがいつ売りのタイミングだと発言するかわからないので、小まめにダンさんのユーチューチャンネルを見て情報を追っていかないといけないことに気づきました。

そうなると、動画というのは文字と違い、倍速で再生することやバックグラウンド再生で作業しながら聞くことはできても、パパっと「control + F」で一撃検索みたいなことはできませんので、若干不便だなと思います。



日本株




日本株です。

先週の記事であれだけ色々能書きをたれていた大幸薬品をあっさり損切りしました。

理由は上記の画像の通り新規でSHOEIの株を保有したことにより、入れ替えの形をとったことと、明らかに雰囲気が変わって下落が始まったためです。


短期的に下げても、業績が続いていけばそのうち買値を上回りそうですが、信用の保証金の維持率が低下しているので入れ替えました。

もしお金が無限にあったら、入れ替えなんてせずにひたすら買いだけするのですが(当たり前)

最近、キャピタルゲイン目的の主力は9銘柄以下にしようとしています。これ以上増えると、情報を追うのが大変になりそうです。

現在のベストナインは以下の9銘柄になります。
  • レーザーテック
  • スクエアエニックス
  • 神戸物産
  • エムスリー
  • カプコン
  • 中外製薬
  • SHOEI
  • 松屋アールアンドディ
  • エイトレッド

本当は3〜5銘柄くらいまで絞りたいですが、そこまで絞る自信がないです。銘柄を調べる力をつけて、なるべく集中投資に持っていたほうが良いのだろうと思います。それが一つの課題です。



SHOEIを新規保有



SHOEIを100株新規で保有しました。ご存知の方は多いと思います。高価格帯のヘルメットの会社です。

この会社が株主優待の新設を発表しました。いつもなら短期ですぐ手仕舞うのですが、直近の上方修正等の情報を追うと、長期保有でも面白そうな銘柄だと思いました。


SHOEIの良さそうだと思った理由を書いていきます。ポジトークになります。

優待新設の背景がポジティブそう


優待新設をする理由にはいくつかのパターンがあります。

  1. 自社製品やサービスの宣伝目的
  2. 自分たちの好調さを投資家にアピール
  3. 存続危機により株主を増やしたい
  4. 単純に株主還元の一貫

基本的にベースには株主還元という目的があり、4番のようにそれしかない場合もあります。

1〜3のように裏に込められた狙いがある場合も多いです。

1は飲食店や小売などBtoCの会社に多いです。

3は経営は上手く行っていないが、株価を下げたくないので渋々優待目的の投資家の買いを集めようとするパターンで、このパターンの感じがする株はなるべく買わないようにしています。単純に業績などを調べる事によって見分けができると思います。

3以外の理由の新設は、優待を実施する余裕があると判断できるので、基本的にはプラス要素です。


2の理由が含まれている銘柄が特に投資に向いている銘柄であり、今回のSHOEIがこの2のパターンであると判断した次第です。

要するに、「俺らめっちゃ業績好調なんだぜ!上方修正まで出したのにもうちょっと騒いでくれてもいいんじゃない?仕方ない、特別に優待新設もしちゃう。投資家のみんな、もっと俺らに注目してくれよな」というアピールを今回の優待新設というIRから感じたということです。


SHOEIのいいところ



高価格帯のヘルメットで世界トップシェア


お恥ずかしながらバイクに興味があまりないもので存じ上げませんでしたが、日本だけでなく世界でもトップシェアだそうです。海外の新規開拓により売上を伸ばしているようです。


他社の参入障壁


また、SHOEIというとバイクに興味のない私でも知っているくらいですから、ブランド力もあるでしょうし、バフェットの言うところのワイドモート(他社の参入障壁)があると思います。


高価格化


SHOEIは現在、自社ブランドの中でも高価格のヘルメットの販売強化を推し進めています。価格の高いヘルメットでもSHOEIだからという事でライダー達は購入を止める事はないのでしょう。

軽くてかぶり心地が他社とは一線を画すそうです。一度使用したら他社に変えるなんて事はできない、それがSHOEIのヘルメットなのです。(被ったことないけど)


コロナ関係なし!


最近では、コロナに影響を受けないビジネスモデルなのかという事に注目しなければいけません。SHOEIに関しては、その基準もクリアしています。

まず、緊急事態宣言や海外のロックダウンでも休業させるバイク店が少なく影響を受けづらかったとIRにあります。

また、個人的に思ったのが、コロナウイルスによりソーシャルディスタンスを保たなくてはいけなくなっても、バイクのヘルメットには影響はないということです。

ツーリングに蜜状態は基本的になく、こういう世の中でもツーリングというのは全く問題なくできます。また、人に会いづらくなっても、ツーリングは個人でもできます。

むしろ、他の余暇活動がしづらくなった分、「しゃあねえ、バイクでもぶっ飛ばして気分転換でもするか」とツーリングする人が増えていくのではないかとも思います。

そして他に使えなくなった分のお金を、「奮発してSHOEIの良いヘルメット買っちゃお」と購入する人もいると思います。


そういう背景が、今回の上方修正に現れたのではないか、と考えました。


あまり注目されていない


最後に、「SHOEIのココが良い」ポイントで、意外に良いと思っているのが、他の投資家が全然注目していないということです。


個人投資家の中で話題になると天井が近いとよく言われます。結局はレーザーテックなどもそういう感じで下がってしまいました。

今では気になる株はツイッターでどのくらいつぶやかれているかチェックしたりしています。

その点では、SHOEIは非常に良いです。上方修正も出し、優待の新設までしたのに、SHOEIはほとんど呟かれていないのです。

せいぜい、株主優待投資家が新設の情報として作業的につぶやいているだけで、SHOEIの長期投資への魅力について語る人は誰もいません。

ですので、このままシークレットにし、ブログでも銘柄名を伏せて保有し続けようかとも思いました。
しかし、このブログは訪問者数が少ないので、そこまでしたら逆に「とんだ勘違い野郎」みたいになってしまう恐れもありますので、普通に記録させて頂きました。


SHOEIの株価が上がり続け、個人投資家の間で騒がれだしたら、人知れず売り抜けてやろうと思います。


もっとも、私の推測が余裕で外れ、人知れず損切りしている可能性も十分あります。ただでさえ安倍総理辞任もあって先の読めない相場になりそうですからね...。



神戸物産の月次は悪かった?



最後に、神戸物産について、売買はしていませんが、少し思うことがあったので書いておきます。

神戸物産の7月の業績の経常利益が前年同月比でマイナスになっていたからか、神戸物産の株価もかなり下げました。

しかし、「為替の変動で数字上マイナスになっただけ」という説明がありました。確かに、この一ヶ月くらいで為替が動きましたので、長期投資ならビビる事はなさそうです。

おそらく、株価が過剰反応しているのは、短期のトレーダーと、それを狙ったショーターの仕業だと思います。会社としての売上は順調に伸びてますので、あまり下げるようだったら長期的には逆に買い場の到来になるかも知れません。



あとはレーザーテックについても不穏なニュースがありました。まだ詳細が判明していないと思いますので、もし大きなニュースになりそうだったら、その時取り上げるかも知れません。


最後に


安倍総理が辞任を発表し、ただでさえ先の読めない相場が更に読みづらく変動も激しくなりそうな様相を呈してきました。

今現在の私のポートフォリオは、9割型は長期保有目的です。

特に日本株は、コロナウイルスが流行って再度ロックダウンしても、首相が変わっても、業績に影響を及ぼさない銘柄で固めているつもりです。

ですので、安倍首相辞任のニュースを見て、3秒ぐらい売ろうか迷いましたが、結局売りませんでした。

もし日銀の黒田総裁が辞任してETFの買付を止めることになったら下げのインパクトが強くなりそうです。

しかし、やはり日銀のETF買いがなくても業績の伸びで株価を上げてくれるだろう銘柄で固めていますので、そういう理由では売らないと思います。地合いの影響で何年か停滞する可能性もありますが。

長期投資はそういうものだと思いますので、業績が悪くならない限りは気長にホールドしていくしかないと思います。


2020年8月22日土曜日

クレベリンは買いませんが、大幸薬品の株は買います 週間株取引記録【2020年8月22日】

 ためさん(@sstamezo)です。


一週間が終わりましたので、株の取引を記録します。



一週間の株取引記録


アメリカ株


今週米国株は取り引きしませんでした。全体的に持ち株弱めですが、とりあえずそのまま放置しています。少なくともゴールド系は長期投資目的なので、上がったあとに調整を始めた局面ですが売らないようにしています。


日本株



ヤシマキザイは優待の新設を発表した銘柄です。翌日に飛びついて欲を出さずすぐ利確しました。

結果的に金曜に更にギャップアップしたりしていましたが、とりあえず微量ながら利確になったので利食い千人力ということで良しとします。

この銘柄は今までやってきた優待新設株投資の中では極端に出来高の少ない銘柄だったので、どうなるのか予測がつかなかった部分もありました。


レーザーテックは特に材料もなく上げていたので、どうせ下がるだろうと雰囲気で空売りしたら焼かれました。

最近地味に調べて期待値の高かった銘柄で少しづつ利確していた分が一気に消し飛んでしまいました。


雰囲気で適当に空売りなんてしてはいけませんね。




大幸薬品は、決算が良く株価を上げていた銘柄でした。

正露丸が売れているわけではなく、置くだけでウイルスを除去するというクレベリンが売れているそうです。

クレベリンについても少し調べてみましたが、クレベリンがコロナウイルスに対して効果があるという実験結果などは何もないようです。

むしろ、インフルエンザウイルスなどにも特定の室温かつ密室の部屋にクレベリンを2つ置いたときに60分の効果を確認できた、みたいなデータしかなくて、ほぼ意味ないんじゃ?という印象でした。

しかし、クレベリンに効果がないからといって、株価が下がるわけではないんですよ。


実際に売れて利益が出ているのかが重要で、何より極論、大幸薬品の株を売る人より買う人が多いかどうかでしかなく、クレベリンに効果があるのかどうかは投資家にとって直接関係はないのです。


今週の月曜日から木曜日くらいのロウソク足をみていると、寄り付きで一定の大きな買いが入っていることがわかりました。

おそらく、アクティブファンド系の大口の買いが入っているのだろうと推測しました。今回の決算内容を見て、組入れを判断したのだと想像しています。

確証はありませんし、その買いが今後も続くのかも分かりませんが、とりあえずその怪しい動きをしているロウソク足をみて100株打診買いしました。


傍から見れば、効果のほぼない商品が売れているという事実にカオスさを感じますが...。

まあお金が回って経済が循環してくれるのであれば良しということでしょうか。お守りみたいなもんですな。


私は買いませんが。


損益記録


レーザーテックの空売りが尾を引きました。長く持ってれば利確になりそうでしたけど、万が一のリスクを考えてロスカットしておきました。


最後に


ツイッターで最近億り人になりました!っていうツイートが増えているようです。

確かに8月のパフォーマンスは自分も悪くないですけど、バブルという程でもない感じです。


上手い人にとってはバブルなんだろうなと思います。


昨年末頃も、YHを更新しました!みたいなツイートがガンガン流れてきてバブっていましたが、その後コロナショックが起きたので、そろそろいわゆる二番底か、なにか違うショックが発生するのかも知れません。


現在の保有株は、業績が良いけど割高、という銘柄で固めているので、上昇相場には強いですが調整局面には弱そうです。

特にエムスリーはPER200倍、PSRでも33倍とかなので、

完全に「やらかしちゃってんねー」って感じです。



2020年8月15日土曜日

週間株取引と決算記録【2020年8月15日】

ためさん(@sstamezo)です。



週間株取引記録



アメリカ株




高橋ダンさんがユーチューブで金融株ETFのXLFを短期目的で推奨されていたので、短期目的で保有してみました。

トレンドラインが上向きで200日の移動平均線より下にあるうちは買いがオススメということです。

ヘッジでQQQを上げていて、ちょうどQQQを持っていたのでそれを売却した資金でXLFを保有しました。


日本株


今週はあまり相場を見ることができなかったので取引は少なかったです。




先週決算狙いの短期目的で保有したChatWorkを利確したトレード一つだけでした。

決算発表日前に上昇し、一度下げ始めたときに無難に利確しました。

結局決算発表日当日も上昇しましたし、予想よりも良い決算内容が出て現在のPTSでの株価も上昇しているという結果です。

持ち越していたほうが利益が出るという結果でしたが、それは結果論ですので、とりあえず利確で終わったので良しと思っています。5月のトレードと全く同じ結果となりました。



NTTの決算発表だった


今週の取引は少なめでした。代わりに決算発表のあったNTTについて少し書きたいと思います。



NTTは自分の中ではキャピタルゲイン目的というよりは、ディフェンシブな高配当銘柄という感じで、現金で持ってるより良いでしょと考えて保有しています。KDDIも似たような理由で保有しています。

ですのでそこまで決算に目を光らせようともしていなく、とりあえず安定していれば問題なしと思っています。

そして、今回も決算もコロナによる自粛や経済停滞を受けながらも無難な業績でしたので、安定していると思いました。

通期の予想も開示し、マイナスにはならない予想でした。ドコモの利益が増えているだけでなく、NTT東やNTT西などの固定通信の利益も増えているのは予想外のサプライズでした。

中小企業や個人事業者がコロナで事業を辞めてしまうと、固定電話を解約するかもと考えていたからです。

実際売上は減っていましたが、営業利益は増えていました。

社員の55%が在宅ワークにシフトしたようです。グループ全体の社員数が約30万人ということで、半分の15万人分の通勤費の負担が減ったということになります。

他にも広告費など、色々な費用が減って利益が増えたのだと推測しています。

5Gの基地も6月末ですべて完了したということです。向かう所特に不安要素なしという感じです。

JT、日本郵政、JRなどといった旧国営企業が次々と傾いていく中、NTTは強いです。NTTの経営が上手いというより、通信がもっとも将来性のある分野だったということでしょう。


とりあえず、継続保有していきたいと思います。


最後に


夏の決算シーズンが終わりました。多くの企業が第1四半期決算ということで、良くも悪くもコロナの影響をモロに受けた内容を出してきました。

歴史的に悪い内容になった企業と、逆に恩恵を受けた企業に二分されるような感じで、運命の分かれ目的な決算シーズンだったと思います。


決算シーズンが終わって、いよいよ夏枯れ相場になるのか、よく分かりませんが、とりあえず今回の保有銘柄で決算内容の良かった銘柄はそのままホールドしていきたいと思います。



また、いい加減転職をすべく最近少しづつ調べたりしています。

株を保有する前よりもその企業を調べずにエントリーしたりしています。でも上場していないと業績も調べられないので仕方ないです。帝国データバンクなどで調べられるのでしょうか。




とりあえず働きたくないでござる。



2020年8月9日日曜日

今週の株取引記録【2020年8月9日】

 

ためさん(@sstamezo)です。

この一週間の株の取引を記録したいと思います。


今週の株取引記録



アメリカ株


アメリカ株は、約1ヶ月ぶりに少し動かしました。



決算の微妙だったAT&Tを売却し、代わりにフレッシュペット【FRPT】を保有しました。

フレッシュペットは、アメリカでペットフードを製造販売している企業です。添加物や保存料を一切使用しないのがウリのようです。





2015年に上場してから株価がずっときれいな右肩上がりです。


コロナショックの下げも一瞬で回復させ、100ドルの大台を突破してきました。


ペットを大事にするアメリカで、ずっと売上を伸ばしている企業です。利益はずっと赤字ですが、年々赤字の額を減らしており、次の決算では黒字化する会社予想となっています。

ちょうど日本のメルカリ的な感じです。

何が良いかというと、フレッシュペットが話題になっているのを私自身あまり聞いたことがないことです。アメリカ本国では成長株として有名なのかも知れませんが、日本の投資家の間のブログやツイッターで見かけたことは私はありません。

日本の米国株投資家は、高配当系のディフェンシブ銘柄か、グロース株でもGAFAMをはじめ、ズームビデオやテスラなどといったハイテク系に目が行きがちです。

日本人の間でも話題に上がるようになったらいい加減天井が近そうな気がするので、これは良いのではないかと思いました。

また、このペットフードという業種が良いです。半導体なども注目ですが、どうしても需要のサイクルがあります。対してペットフードにはサイクルはありません。需要は非常に安定するはずです。それはコロナショックを一瞬で乗り切ったハイテク系銘柄と同じようなチャートをしていることで確認できます。

外出自粛しようがペットフードは売れるのです。これからもアメリカ国民にペットをたくさん飼育していただき、保存料、添加物不使用のフレッシュペットを愛用してもらいたいと思います。


FRPTが将来のアマゾンになることを今から切に願っています




日本株



簡単に記録していきます。

まず、ChatWorkを短期目的で保有しました。リモートワーク化の波により、おそらくChatWorkの決算は良くなるはずです。それに対して、直近の株価の動きはやや軟調でした。

実は5月の決算シーズンのときも全く同じパターンでインしていました。

来週決算発表があり、それまでに上げたら利確し、動かなかったら諦めて売るか、決算を跨いで勝負するかというプランです。


ちなみに5月のときは決算前に上がったので無難に売り、結局決算内容が良く更に株価は上がったけどまあ利確で終わったから上出来でしょ、という流れでした。



GSIクレオスは、8月3日に好決算&クオカード優待新設銘柄ということで決算後初日はストップ高、その翌日にも成行き買いを出し、値がついてからでも金曜まで上げ続けました。金曜日に欲張らず利確しました。

前年同期比の利益がすごかったですが、よくよく決算内容を見ると、「そもそも昨年の利益が少なすぎて上がっているように見えている説」が自分の中で出てきてしまったためです。


優待新設株投資ということで、クオカードというのは決してすごい強い種類の優待ではないのですが、今回は好決算という内容もついて来ているので、ストップ高後も全然株価は下がらず目を瞑っていても取れるレベルで簡単でした。

やはりこの手法は手堅いです。




金曜日の引けに成行注文でスクエニエムスリーを保有しました。一応、長期目的で業績次第でずっとホールド予定です。


両者とも決算もよく、株価を上げ続けています。最近こういう銘柄ばかりに投資しています。

信用ポジションが膨らみすぎたので、消去法で一番決算の微妙だった日本アビオニクスを200株売却しました。

ついにお別れとなりました。ロスカットとなりました。アビオニクスは多分同じように売る個人が多くて、信用買残が減っていき、上値が軽くなって上がるような気もします。でもまあもういいや、過去の女に興味はねえんだよ。


これで我が主力ポートフォリオは、日本株の中で今をトキメクバリバリのグロース株で埋まってきました。


  • 神戸物産
  • エムスリー
  • 中外製薬
  • レーザーテック

成長株系の投資信託のポートフォリオみたいになってきました。何の芸もありませんが、捻りがないとパフォーマンスが悪くなるとは限りません。むしろ、株の世界はシンプルの方が結果を出す場合の多いのです。

...。

ソースはありません。すいません雰囲気で適当に言いました。

そのうちダイキン工業、キーエンス、オービック、ダイフク、ワークマン、MonotaRO、ソニーあたりもネオモバも駆使して揃えたいと思います。



損益記録



GSIクレオスで優待新設株投資には成功したものの、日本アビオニクスの損が多すぎて焼け石に水でした。



こちらが今年の損益確定情報です。
!!



...もうマヂ無理...



プラスに考えろ!今年だけでコロナの影響を受けながら70万円も利確しているじゃないか!このまま行けば年内にプラスもイケルで!!


...でもなんかレーザーテックだけで今含み損30万円くらいあったような..。


上がる!上がるよそんなもん!12月にはレーザーテックの株価は倍になってるらしいから!問題なし!


え?ああそうなんすか?じゃあこの調子で頑張ります。




...というようなやり取りが、この数字を見て自分の頭の中でされていました。





2020年8月8日土曜日

今週の保有株の決算を振り返る【2020年8月8日】

ためさん(@sstamezo)です。

今週も上場企業の決算発表がたくさんありました。


今回の四半期決算は、4月中の緊急事態宣言中の数字などが決算に反映されているので、史上最高の数字を叩き出す企業と、逆に史上最低の数字を叩き出す企業が多く、両極端で非常に刺激的であり、歴史的でした。

やはり今が時代の転換点だということを、各企業の決算から感じる事ができますね。

私の保有株もいくつか決算発表をしたので、振り返っていきたいと思います。



今週の保有株の決算を振り返る



カプコン


今週の決算のトップバッターはカプコンでした。月曜日の場中14:50に発表していて気づきませんでした。引け10分前、そういうスタンス?という感じでした。


内容は予想以上に良かったです。前年同期比もコンセンサスも大幅に上回る数字でした。会社の通期予想の進捗率も、1Qにして41.6%を達成しているので、このまま行くと上方修正も出す可能性が高いです。

この決算発表を受けて場中の14:50から株価が急騰し、金曜日までずっと上がり続けていました。株価は一週間で30%くらい上がりました。

カプコンの保有判断は我ながらマジでグッジョブ、という感じでした。

ダウンロード販売に力を入れていて、巣篭もり需要もあり、大幅に利益が増したようです。


保有できなかったスクエニ


すでにゲームのソフトを開発しているコーエーテクモHDも好決算を出していたので、同業他社のスクエアエニックスも好決算を出すことを予想するのは難しくないことでした。

しかし、スクエニの株価もカプコンと同様に、木曜に予定されていた決算前からやはり思惑で急騰していきました。ですので、これは好決算を出しても織り込まれてしまい、株価は反応しないのではないかと思ってしまい、保有は決断出来ませんでした。


しかし、スクエニの決算はカプコン以上にエグいものでして、経常利益が前年同期比の約4倍、コンセンサスの3倍弱というものでした。

みんな巣ごもりやリモートワークしながら、どんだけドラクエとFFやってたんだよ...。という感じの決算内容でした。

これは織り込みきれてないな、というかストップ高すらあり得る!と思いました。

しかもコロナの新規感染者数は衰えることを知らず、政府はリモートワークの推進の声を高めています。

これは...!!ということで、いまだPERも30倍台で革命が起きているスクエニも100株金曜日に保有してしまいました。

ちなみに「あつもり」で話題となった任天堂もエグい決算を出していましたが、一単元500万円くらいするので最初から候補にはありませんでした。

ネオモバで保有する選択肢もありますが、逆に2,3株保有したところで、上がっても利益は雀の涙になってしまいますからね。

まあでも、もし再就職して入金できる環境になったら、選択肢の一つとしてネオモバで手数料かからない範囲で値嵩のグロース株を買いまくる、というプランはあります。ダイキンとかダイフクの決算も良かったですからね。




レーザーテック


今回の決算シーズンでもっとも注目していたのがレーザーテックでした。

決算内容は、20年度の目標は達成したものの、21年度の今期の予測がかなり控えめでああり、コンセンサス予想を30%以上下回っていました。

レーザーテックの株価は21年度通期予想のコンセンサスの期待で上がっていっていたと思うので、これを見たとき「これはアカン」と思いました。

今回の会社予想の通りだったら、今の株価の水準は明らかに割高になってしまいます。短期的には下落は避けられないと思いました。

しかし、レーザーテックは無難な数字をだしがちな企業でもあり、コロナと米中貿易戦争のリスクを考慮して、かなり無難な数字をとりあえず出し、半年後くらいに上方修正で訂正しとくか、というスタンスを継続させている可能性もあります。
実際、ここ数年ある程度通期の数字が読めてくるためか2Qで上方修正を出すことが多いです。

また、プラス材料があり、受注残高が前期よりも増えているということです。

私の決算の解釈が合っているのか分かりませんが、決算短信によると受注残高が対前期で60%以上あります。

21年度の通期予想が売上30%増、利益15%増くらいですが、この受注をこなしてくと、やはり上方修正の可能性は高いのではないかと思います。


しかし、コロナと米中の関係が本当に悪化し、注文がキャンセルされるリスクもあります。結局今後の世界情勢次第、という感じになります。


短期的にはおそらく株価下落、しかし長期目線だと一概に悪い決算とも言えない、という印象でした。


こちらは決算発表当日のツイート内容です。だいたい上記の印象を抱いてのツイートでした。

企業に投資してんだっつーの!


21年度の会社予想がコンセンサスを大きく下回っていた時点で、ある意味期待はずれの決算ですし、すぐ売却するという判断も正しいと思います。



しかし、やはり日本を代表する、技術力でグロースしていくレーザーテックを微力ながら応援しなければいけないという使命感もありました。(何だそれ)

サッカー日本代表で例えるなら、レーザーテックは日本企業の中で久保建英的な存在なわけです。

サーカーファンなら、若くて世界で活躍する将来有望な久保建英のさらなる成長に期待し応援していますよね?


レーザーテックも半導体業界の中では比較的後発ながら、日本中のトップレベルのエンジニアを集めて、常に最先端の技術を研究開発している超エリート技術者集団企業なんです。


他社には簡単に真似できない技術力でシェア100%を奪って成長してきているのです。

そして、レーザーテックの擁する世界トップレベルの超激ヤバエンジニアたちが、今もなおレーザーテックの社内で超激ヤバの最先端技術で新たなる新製品を世に送り出そうとしているわけです。EUVだけじゃなく、次世代技術に常に取り掛かっているんですよ。

というかそうでなければ今の世界レベルでの成長もあり得ないわけじゃないですか。
今年に入ってからもレーザー顕微鏡の新製品もリリースしています。


レーザーテックが割高?寝ぼけてんじゃねえぞ!!こっちはそんなテクニカルの短期的な投機をしているんじゃねえんだよ!企業を見て投資してるのよ!!

毎日株価が10%上がろうが下がろうが別に気にならんわ!どうせ数年後は今より上がってんだから!
短期的な投機家が日々の株価に踊らされて右往左往してんな、アハハ〜、くらいにしか思ってませんから!残念!



ではこのツイートは何なんですか?





むむう...。そ、それは...。


スイマセンでしたァ!!



ラサ商事


ラサ商事も金曜日に決算を発表していました。正直優待&配当目的の部分が多いのでちゃんと見ていません。

決算発表日を延期していたので、ひょっとして悪いのではないかと推測していて、場合によっては売却しようかとも考えていました。

しかし、パッと見た限りではこのコロナ禍の中で商社としては健闘していると感じました。

資金ショートしない限りは継続して保有したいと思います。一年以上保有で優待のクオカードが500円から1000円になりますし、連続増配もしていますしね。



最後に


テクニカルよりも業績を重視しようとして投資を初めて最初の決算シーズンとなり、この週でピークは超えたように思います。

概ね悪い決算はなく、継続保有しています。

決算発表後、内容が良かったのに株価が下がったとか、悲鳴を上げる投資家もいますが、短期的な株価の動きはランダム性が高いので、長期的な投資ならそこまで気にする必要はないかと思います。

短期目的でしたら、乙!という感じですが。


そんなことを考えていたら、今朝ちょうどエナフンさんがこんなブログ記事を書いていました。

↓↓


流石エナフンさん、アンタ分かってるね(何様だお前!)。

というかグリムスに投資してるのかよ、四季報の書かれ方良かったよね、これはイナゴしなきゃ



来週の決算発表予定の保有株はNTT、あと実はChatWorkに再び短期目的でインしてまして、そのくらいになります。

NTTとか、緊急事態宣言とかに基本的に影響受けなさそうですけどどうなるでしょうか。子会社のドコモも悪くなかったですしね。



とりあえず来週も楽しみですな。




2020年8月3日月曜日

資産1割減!! 月間資産記録【2020年7月】

ためさん(@sstamezo)です。

7月の終了時点での資産を記録したいと思います。

月間資産記録【2020年7月】


資産総額



資産の合計は3,966,082円でした。先月は4,362,404円でしたので、-396,322円(-9.1%)となりました。


信用ポジションを増やしていたので大きく喰らいました。



各指数の月間騰落率

日経平均 -2.6%
TOPIX  -4.0%
マザーズ -5.3%
JASDAQ -2.3%
東証二部 -0.3%

S&P500 +5.5%

各指数を大きく下回りました。





各指数の年初来騰落率(7/4時点)

日経平均 -8.2%
TOPIX  -13.1%
東証二部 -15.4%
マザーズ +6.8%
JASDAQ -12.3%

S&P500 +1.2%

私の年初来パフォーマンスは、昨年末時点の総額が4,368,777円でしたので、-9.2%となりました。しかし、今年中に30万円追加入金しているのでそれも合わせると-16.7%となります。


めっちゃ減らしてる。ウケる〜。


資産推移




7月に大きく資産が減少したことにより、元本を下回りました。




保有資産詳細


現物


まだブログに書いていない情報では、決算の良くなかったらしいAT&Tを半分ほど売却し、金鉱株ETF(GDXJ)を新規保有しています。


もともと金鉱株はゴールド系のETFに比べて値動きが激しいので投資対象としていませんでしたが、最近金が勢いづいてきたので、欲を出して保有してしまいました。



信用



いつのまにかレーザーテックの含み損がヤバいことになっています。まだ決算を跨いでないのに、15%以上下げています。これで決算が悪かったら更に下がった挙げ句売却するという非常に残念に結果になります。


すでにディスコやアドバンテストがあまり良くない決算を出しているので、かなり危険な状況です。


しかし、その一方で台湾のTSMCやアメリカのAMDなどは好決算を出しています。


まだ決まったわけではない!と信じたいです。しかし、株の世界では、「信じたい」とか、確信から願望に変わる時点でもう負け、とも言います。(ダメじゃん)




投資信託





7月のIPO投資


7月のIPOも1件も当選しませんでした。

SBIチャレンジポイントが少し貯まりました。



最後に



決算が良いのに売られたりして、保有資産は大きく下げてしまいました。


しかし、この状況がいつまで続くのかは誰にも分かりません。


今は株価の波の動きの、下げる波の局面に来ているということです。


私は今までこの局面で売却してしまい、その後の上昇局面を逃し続けてきてしまいました。

ですので、何度も言いますがこれは試練、ふるい落としだと思い、とりあえず業績が伸びている限りは保有株を引き続きホールドしていきたいと思います。




2020年8月2日日曜日

決算を通過した保有株の状況を記録【2020年8月1日】

ためさん(@sstamezo)です。

8月になりました。

7月の資産記録の記事を作成したいところですが、SBI証券がメンテナンス中ということで、とりあえず四半期決算発表を終えた保有銘柄の状況について書きたいと思います。


決算を通過した保有株の状況を記録




エイトレッド



エイトレッドは前回の記事に書いたとおりです。決算は悪くありませんでした。

しかし、直近で上げすぎていたのと地合いの悪さもあり、直近の一週間ではかなり下げました。とはいえ1ヶ月前くらいの水準に戻っただけですし、週末にかけて下げ止まっていたので、また引き続き様子を見守りたいと思います。



中外製薬



中外製薬の決算内容は予想よりも良かったです。売上高はそんなに変わりませんでしたが、営業利益、四半期利益は、前年同四半期比で+47%という数字でした。

しかし、決算発表後の中外製薬は下げ続けました。7月の初め頃に1:3の株式分割を実施しており、分割直前にかなり上げていて、その反動が続いていたことが前提としてありそうです。あとは地合いが悪いのと、週の半ばでアクテムラがコロナに対して効果なしという結果を受けて下げたということもあります。

アクテムラはリウマチの薬なのですけど、そんなに期待されていたんかいというくらい下げました。アルゴが連鎖反応してエグい下げに繋がったようです。



日本アビオニクス


日本アビオニクスの決算内容は、正直期待はずれと言っても過言ではありませんでした。

たしかに、サーモグラフィーカメラの売上は上がったようですが、そこまでインパクトのある増加率ではありませんでした。

都内の小学校に導入するという話はなくなったのでしょうか。受注残高をみてもその規模の注文は受けていないようです。

これには流石に期待はずれということで、翌日の株価はほぼストップ安状態でした。


とはいえ、売上や利益は確実に改善しています。サーモグラフィーカメラの需要が急に消える感じでもありません。

そのような社会的状況の中で、日本アビオニクスは売られすぎてPBR0.75倍という水準まで来ています。

PERは利益が少なすぎてまだ27倍くらいありますが、これはもともと赤字スレスレの利益でしたのでこうなっているので、会社の予測している数値を通期で達成したら、PERも低くなると思います。

ただ、アビオニクスはサーモグラフィーカメラだけの企業ではなく、サーモグラフィーカメラの電子機器部門は企業の売上全体の半分に満たないので、どれだけ企業全体の業績を上げることができるのか読みにくくもあります。


結論としては、決算内容は期待はずれだったが、サーモグラフィーカメラの販売増によって売上や利益は確実に改善している中で、売られまくって割安な水準になっている→材料株からバリュー&プチグロース株になりつつある。

このような流れになってきています。私の決断した結果は、保有300株中100株を決算翌日に売りました。

200株はまだ保有しています。

決算に期待して信用買していた投資家が投げて信用買い残がもし減ったら、意外と上値が軽くなる可能性があるかもしれないという憶測と、PBRの低さなどに注目し、決算は期待以下でしたが200株残しました。


サーモグラフィーカメラのレンタルサービスを検討してほしい


これは私の勝手な提案ですが、一つの選択肢として、サーモグラフィーカメラのレンタルビジネスもありなのではないかと思います。

日本アビオニクス社製のサーモグラフィーカメラは高いもので100万円くらいするようです。廉価版のカメラを新発売していましたが、それでも中小や個人経営レベルの事業者が購入するにはハードルが高いはずです。

しかし、その一方で、サーモグラフィーカメラを導入し始めている施設は増えているようです。

最初は海外の安い製品を利用しているのかと思いましたが、調べていくとどうもサーモグラフィーカメラのレンタル業者がいるようです。

確かに、いつまで使い続けるかわからないのに、数十万円もするサーモグラフィーカメラを購入するのはためらわれるでしょう。


日本アビオニクスの決算内容を見て、そこまでサーモグラフィーカメラの売上が増えていたわけではありませんでしたので、もしかするとレンタルサービスのサブスクモデルも導入したほうが売上が増えるのではないかと思いました。

本当にその方が利益が増えるのかは分かりませんが、検討して欲しいと思います。



KDDI


KDDIは正直優待や配当目的の部分も大きくのですが、予想よりも数字が良かったです。

売上は微減でしたが、利益が10%ほど伸びていました。

決算短信でその理由を見ると、主に販売コストの削減ということです。

例えば緊急事態宣言中に携帯ショップを閉めたり、広告宣伝する予定だったイベントなどが相次いで中止になり人件費や広告宣伝費は減ったが、契約者の通信料は支払われ続けるので利益が増えたのだと勝手に解釈しました。

あとは電気事業の粗利が増えたとか色々あったようですが。

もしドコモとソフトバンクも同じような状況なら、同じように決算はいいのかも知れません。




最後に


8月にもまだ保有株の決算を残しています。


主な銘柄としては、

  • レーザーテック
  • カプコン
  • NTT
  • 松屋アールアンドディ
  • ラサ商事
  • ヤマダ電機
などです。

最近は純粋に地合いが悪いので、いい決算でも下げるし、悪い決算だと更に下げるハードモード局面になっているようです。


しかし、悪い状況もいつまで続くのか誰にも分かりません。

つい一年前の夏、消費税増税を控え、オリンピックの建設特需なども一段落した日本市場のムードはよくありませんでした。

株式市場に何も上がる材料がなく、むしろ増税などの下がる要因しか見当たりませんでした。

それによりポジションを減らす投資家もいました。


しかし、フタを開けてみれば、昨年秋からコロナ直前まではかなりイージーな上昇相場となりました。


ですので、悲観的な材料しかなく何も良い材料が見つからないときは、逆にチャンスがすぐ近くまで来ている可能性もあります。


今回に限ってはコロナという要素がどう動くか分からないと、米国大統領選挙が控えているので昨年の状況とはまた違うわけですが。


とりあえず、悪い地合いも無限に続くわけではないので、とりあえず引き続き決算の良い銘柄は持ち続け、悪くなった銘柄を売るというスタンスで行きたいと思います。