2020年3月31日火曜日

2020年3月の不労所得(インカムゲイン)記録

ためさん(@sstamezo)です。

3月の配当金や分配金などの合計の記録(インカムゲイン記録)をまとめたいと思います。

最近、新型コロナウイルスが国内外問わずどんどん深刻化していき、こうして呑気に資産運用のブログの書いている場合ではない様な気もします。

しかし、こうしている間にも株式市場は動いていますし、外出自粛でずっと家にいると、通販サイトで何か余計なものでも頼んで無駄に出費してしまいまいそうなので、ブログを書いていきたいと思います。


2020年3月のインカムゲイン記録

2020年3月のインカムゲイン記録


2020年度月別記録


2020配当金SL貸株ETFその他合計
1月¥799¥479¥1,278
2月¥4,729¥1,235¥4¥5,968
3月¥2,142¥3,149¥7¥5,298
4月¥0
5月¥0
6月¥0
7月¥0
8月¥0
9月¥0
10月¥0
11月¥0
12月¥0
合計¥6,871¥799¥0¥4,384¥490¥12,544

3月のインカムゲインの合計は5,298円でした。予想より多かったと言う印象です。

具体的な内訳は、



配当金

電産システム 1,185円
アークランドサービス 957円


ETF

VOO 20.15$( 1$ = 107円換算 入金時レート)
BLV 7.5$ ( 1$ = 106円換算 入金時レート)
BND 1.87$ ( 1$ = 106円換算 入金時レート)


その他

楽天銀行 現金プレゼントサービス 3円
住信SBIネット銀行 利息 4円



所感


電産システムアークランドサービスも12月の権利銘柄でした。今はもう保有していません。からやまとかつやの優待が欲しいので、アークランドは機会があればまた保有したいです。

BLVBNDも今はもう保有していません。しばらく保有することもないかも知れません。

VOOはポジションを減らしてしまったので、今のままだと、次の分配月は額が少なくなりそうです。


グラフ推移

2020年度

2月には負けてしまいました。2月はサムティの配当が大きかったですね。


前年同月比グラフ


前年同月比


累積グラフ

累積グラフ


2018年3月からの累積額は61,345円になりました。もし累積ではなく毎月6万円くらいになったら、だいぶ助かります....。今は強制ニート状態ですので。



最後に


今年のインカムゲインは今のところ順調です。このペースなら昨年の記録も超えられそうです。

しかし、今後の状況が読めず、良い展望ばかりは正直できません。また、最近は特にドル資産を利回りのないゴールドや利回りが低めの債券ETFなどに流しています。

インカムよりも資産を減らさないことを重視した行動です。

ですので、今後も順調にインカムゲインが増えるかは分かりませんが、資産運用の最終的な目標は、インカムゲイン(不労所得)だけで暮らせる様になることですので、それに向けて色々頑張っていきたいと思います。

2020年3月30日月曜日

高配当高分配、インカムゲイン投資の時代は終わるのか


ためさん(@sstamezo)です。

今回は、最近なんとなく考えていることを適当に書いていきます。

最初に断っておきますが、先のことは結局今後の状況次第ですし、そもそもアホ初心者の戯言なので適当に読んでください。というか読む価値があるのかも分かりません。

アホの一つ意見に過ぎません...。


高配当高分配、インカムゲイン投資の時代は終わるのか



高配当高分配、インカムゲイン投資の時代は終わるのか


高配当銘柄が少なくなる?


高配当や高分配の金融商品に投資することが個人投資家の間で流行っていて、実際私も投資していたりするのですが、そう言う時代が終わる可能性があるのではと思います。

すぐにではなく、数年というスパンの話です。


なぜなら、まずは直近の現状としてコロナウイルスが収束する目処が立たないので、そういう企業から減配せざるを得ません。

また、コロナウイルスが収束しても、今回の一件で、株主還元をしないで資金を内部留保していた企業の方が、結局こういう万が一の事態に耐性があることが判明したわけですから、株主還元に積極的な流れに歯止めがかかる可能性があります。


実際、欧州中央銀行が、銀行に配当を止める様に要請したというニュースもありました。銀行に限定されていますが、今後いろいろなセクターに広まる可能性もあります。


これが高配当銘柄が少なくなる可能性です。
高配当、高分配投資家にとっては逆境の時代がくる可能性があると思っています。


個人投資家の視点


個人投資家の視点も変わってくると思います。
高分配の米国ETFで人気のあるSPYDが、S&P500などの指数以上に暴落し話題になりました。

また、高分配として人気のあったJリートも暴落しました。

興味を持ってJリートを少し調べましたが、暴落に耐性のありそうな人気のあるJリートはあまり下落しておらず、そういうJリートはそもそも下落後も利回り3〜4%で推移していて、Jリートにしては特に高利回りではありませんでした。

本当に良い商品は利回りが低くなるのです。


これらのことから、結局利回りの高すぎる商品は、いつか高い代償を払まわければならないかも知れない、心に植え付けられた方もいらっしゃると思います。




ゴールド、現物系に投資妙味があるか


こうやって高利回りの商品に少しづつ風向きが強くなっている中で、元々利回りのない現物系の資産、ゴールドなどの投資妙味が高まっているのではないかと思います。


これは私の勝手な憶測ですが、現状としては、個人投資家の間では本当に高配当や高分配の商品が流行っています。私もですが。

これは一種のバブルではないかとも思うのです。

一方で、金(ゴールド)などの現物はどうでしょうか。高配当株や高分配ETFなどに比べると、それらを対象にしているブログやツイートなどはあまり見かけません。

そういう人気のない分野の投資対象の方が、仕込む価値があると思います。

実際、FRBは利下げをやり尽くして、無制限の量的緩和を実行することになりました。これは元々利回りがなく、量も決まっている金にとっては相対的に価値が上がる材料だと、素人目線でも推測できます。

お金の価値が下がる→お金以外の価値が上がる
利下げする→利回りのない現物資産も投資対象になってくる


金とS&P500の推移

こちらはGLD(金=黄色の線)とS&P500(SPY=赤い線)の推移のグラフです。

リーマンショック時の2009年にFRBが金利を0.5%まで引き下げた後、まず上昇したのは金だったことが分かります。



3月の歴史的に急速な暴落で、マージンコールにより最終的に金なども投げ売られ下がりましたので、まだ下げて間もない今のうちがチャンスではないかと考えています。


とはいえ、「金って配当も分配もないんでしょ?なんか興味わかないな〜」という人が多いと思います。

私は自分の考えを書いているだけで金などをおすすめしている訳ではありませんので、それでいっこうに構いません。というかこれを見て投資しても何も責任は取れません。


ただ、私が投資を始めた3、4年前からの経験上、人気のあり話題になっている銘柄や商品の株価や価値は近いうちに下がり、逆に人気がなく話題に上がってこなかったものの価値が上昇してくる、ということが常でした。

Jリートも話題になっていなかった2018年くらいから上昇し、話題になった2019年から今は暴落しました。昨年までブームだったアメリカ株投資もGAFAのアマゾンなど一部を除いて今は大変な状況ですし、JTなども個人投資家に人気がありますが結局落ち続けています。

私が投資を始めてから、いまだに話題に上がり続けて今も強いのは、GAFAM系くらいです。ただ、GAFAMは話題でしたけど、実際に投資していた人は一部だったと思います。MSFTやAPPLとかは比較的人気ありますけど、いずれにしろ今はアマゾン以外は下げています。



ですので、長期投資目線で、私はとりあえず一人で人気のないゴールドのETFでも買い増して1年〜数年ほど気絶しておこうと思います。




「これからは俺とゴールドの二人で静かに時を過ごす。」

「俺たちはもう(個人投資家のブームに乗るのには)飽きたんだ...」




....。







は?勝手にしてろや(読者の心境)




2020年3月29日日曜日

歴史的急騰も資産は減少!週間資産記録(2020年3月29日)

ためさん(@sstamezo)です。

週間の資産記録を行いたいと思います。


歴史的急騰も資産は減少!週間資産記録

歴史的急騰も資産は減少!週間資産記録(2020年3月29日)

資産総額


資産総額

今週末の時点での資産総額は4,116,201円でした。先週末の時点では4,128,999円でしたので、前週比で-12,798円(-0.3%)となりました。




各指数の週間騰落率

日経平均 +17.1%
TOPIX  +13.7%
東証二部 +12.8%
マザーズ +11.7%
JASDAQ +8.3%

(参考)
S&P500 +10.26%


今週の指数の推移を調べると、やはりすごい上げでしたね。特に日経平均は、一年で動くレベルの動きを1週間でしています。

そんな中、私の資産の推移は-0.3%という悲しい結末でした。これは私が相場が下げても損をしない様にインバースやベア型のETFや債券ETFや金ETFなどでヘッジしているためです。

このおかげで暴落してもダメージは少ないですが、上昇しても恩恵が受けられないというデメリットがあり、それを承知の上で実行していましたが、いざそうなるとショックですよこれは...。

投資家の心理として、下げるショックよりも、周りの投資家が儲けているのに自分だけ機会損失したときの悔しさの方が大きいそうです。なるほど納得です。


年初来パフォーマンス比較


悔しいので、年初来を比較してみました。(意地を張る)

ちなみに私の年始時点の資産額は4,368,777円でした。現在は4,116,201円なので、-5.78%となります。

一見、この暴落の中で優秀に見えますが、実は2月中までに30万円追加投資していますので、入金を加味しないと-12.6%となります。



各指数の年初来騰落率

ためさんの資産推移 -12.6%

日経平均 -18.0%
TOPIX  -15.2%
東証二部 -25.2%
マザーズ -30.6%
JASDAQ -21.4%

(参考)
S&P500 -28.7%


まだどの指数にも辛うじて勝っていました。

2月初めまで信用取引でレバレッジをかけ、証拠金維持率50%くらいまでいっていました。
その割には頑張った方だと思います。ヘッジしていた効果は何とかあったようで良かったです。

もっとも、指数に勝ち続けるというのは簡単なことではないので、そのうち追い抜かされる可能性の方が高いですが...。


保有銘柄


現物

現物1
現物2

ゴールドの時代が来るか

現物の中ではゴールド(金)が安定的なパフォーマンスです。世界的なドル不足で金すら投げ売りに合うという局面もありましたが、株式などに比べたら軽傷でした。

また、FRBの無制限の量的緩和、また欧州中央銀行が銀行株の配当を出さない様に要請するなどの動きもありましたので、金の価値が相対的に上がります。今後更に有望な投資対象になってくると思います。

短期的な売買としては向いていないかも知れませんが、長期的には無難な投資先の一つとして考えています。

また、日本個別株の取得単価を下げる「下げ活」(勝ってに命名)が功を奏し、日本個別株のほとんどがプラスになりました。

来週以降また下げてマイ転する可能性が非常に高いですが...。その時はまたせっせと「下げ活」するのみです。(無意味)


信用

信用

先週までは一時期15万円くらいの含み益があったインバースですが、今週の日経の歴史的な上昇により逆に10万円くらい含み損になりました...。日経め。

投資信託

投資信託


焼け野原というか現在まさに炎上中の投資信託です。

面白いと思ったのが、eMAXIS Slim(S&P500)と楽天全米株式インデックスファンドの差が開いていることです。

両者はS&P500とVTIをそれぞれ組み入れており、どちらが良いのかという論争が一時話題となっていました。

現状ではS&P500が-7.40%、楽天VTIが-10.40となっていますので、eMAIS Slimが優勢です。

もちろん今後の市況次第で変わってくるのかも知れませんが、単純にトラッキングの精度や隠れコストの差かも知れません。

もし私がどちらかを主軸に選ぶとしたら、eMAXIS SlimS&P500を選ぶと思います。


最後に



2月の終わり頃に5月くらいまでの仕事がなくなり、その後代わりの仕事が入りましたが、それも今週中になくなりました。

オリンピックの延期を皮切りに、日本国内でもコロナウイルスの影響が次第に強くなっています...。

控えめにいって、資産運用のことばかり考えている場合ではない状況に立たされています。しかし、やはり調べてしまいますし考えてしまいます。辞められない趣味みたいなものです。


元々仕事を辞めるつもり満々でしたが、この様な中で転職するのも難しそうなので尻込みしています。しかし、このまま今の会社にいてもいずれにせよ仕事はないので、ここはやはり退職するしかない気がします。

気分的には、サメに追われ水面まで逃げてきたけど、空中でワシに狙われている小魚の様な状態です...。

2020年がまさかこんな年になるとは思いませんでした。2019年は平和だったなあ...。


まあ、もう頑張るしかないので、前に進もうと思います。とりあえず、会社に辞めますと言う勇気が中々でないヘタレ野郎なので、なんとか3月中に伝えようと思います...。

2020年3月28日土曜日

早まったか!?米国株に追加投資 週間売買記録【米国株編】(2020年3月28日)

ためさん(@sstamezo)です。

昨日に引き続き、今週の売買記録、米国株編を記録したいと思います。

今の感想を一言で言えば、「早まったかな...」と言う感じです。


早まったか!?米国株に追加投資 週間売買記録【米国株編】

早まったか!?米国株に追加投資 週間売買記録【米国株編】


売買記録


売買記録

今週の売買記録です。

流れとしては

23日

VGLTを全体の3分の2売却し、そのうちの半分をVGSH(米国短期債券ETF)に投資、もう半分はキャッシュ(ドル)として保存


26日

SPXSを全体の3分の1売却し、その資金でT(AT&T)を5株追加、VOOを2口買い戻す。


27日

VGSHを半分売却し、KO(コカコーラ)に新規投資


と言うのが主な流れでした。週始めの23日はだいぶ悲観的であり、ディフェンシブに変更しています。対して26日と27日は強気になっています。
これはアメリカ市場の急騰に影響されてですが、来週以降下げそうな気配がプンプンしますので、まんまと掴まされた感じがします...。


日毎にもう少し詳しく書いていきます。

23日


23日にVGLTからVGSHに資金を移した理由は、VGLTは本来株式と逆相関に動くのでヘッジになる予定でした。しかし、ドル不足ということで債券や金すら投げ売りになる状況で、VGSHは短期ということもあり下げに強いので、よりディフェンシブにするために資金を移しました。

しかし、残念ながらこの23日あたりからVGLTが本来の逆相関の動きを取り戻しました。しかし、今週は株式が強くVGLTは不利だったため、結果オーライでした。

また、23日以前までは「キャッシュイズキング」状態でしたので、普段はあまりキャッシュを残しませんが一部キャッシュとして残しました。


26日


23日から26日の間に市場は大きく動きました。80年ぶりくらいの大きな上昇相場に転じたのです。それを受け、近いうちに再び下げ相場になると思いつつも、含み損が悪化しないうちに、SPXSを3分の1ほど売却しました。

その資金でVOOと下げていたAT&Tを5株買い増ししました。

アメリカの個別株を物色する際、MSFTやV、JNJやPGなどいろいろな優良株がありますが、迷っているうちに「じゃあもう全部入ってるVOOで良くない?」と自分の中で納得してしまい、結果的にいつもVOOに投資してしまいます。
ETFは売買手数料も無料なので、少額資金投資家にとって助かります。



27日


27日は更に欲を出してしまいまして、23日に保有したばかりのVGSHを半分売却し、KOに新規投資しました。

今回の暴落で安くなっているチャンス銘柄はないかと探していて、有望だったのがKOあたりでした。

ビジネスとして分かりやすいので投資しやすいですし、それなりに下げていました。

また、コロナウイルスにより売上は下がるかも知れませんが、スーパーなどでは買い溜めされていると思いますので、比較的影響は少ないと推測しました。

そういう意味ではペプシコ(PEP)も有望ですが、KOの方が安くなっていたのでKOを選びました。ペプシコは食品ブランドも展開しているので、KOより下げていない理由もなんとなく分かります。

KOは配当が4%になるまで下げていて、連続増配が数十年という歴史の中で2回くらいしかその段階になるまで株価を下げたことがないらしく、その辺りの情報も購入を後押ししました。




米国の個別株の購入は、Tに続き2銘柄目です。


早まったかも知れない...

今週は歴史的な上昇相場を目の当たりにし、ベア型のETFや債券ETFの一部を売却し、VOO、T、KOに投資してしまいました。

しかし、来週の以降の市場は、どうも下げそうな気がしてなりません。

FRBの政策はもうこれ以上ないという段階まで手を出し尽くしてしまっている感じがしますし、これ以降コロナウイルスや原油安関連で悪いニュースが出てきても、打つ手が無くなってきている気がします。

テクニカル的にも、2週間前までの暴落の一時的なリバウンドが今週だった様に見えます。

そもそも、コロナウイルスの感染者が世界的に全くピークになっていません。日本でも感染者が再び増えてきています。


その様なことを総合的に判断すると、来週以降株式市場が堅調に上がっていくビジョンがあまり見えません。

今週の上昇を目の当たりにし、欲を出して買いに向かっていってしまいましたが、今となれば早まった感じがあります。

しかし、もちろんそれも想定し、全てのポジションを上昇にベットした訳ではなく、まだ下げを想定したSPXS、債券ETFやGLDなども保有しています。

下げたら下げたで、また段階的にヘッジしているSPXSや債券などを売却して株式にしていきたいと思います。


本当は給料から入金して買い増していくのが理想ですが、今は仕事もなく強制ニート状態で、もう今の仕事も辞めようかという感じで、このご時世ですぐに転職も出来なさそうですので、しばらくポートフォリオを入れ替えての対応が続きそうです....。

2020年3月27日金曜日

今回の調整が長いほど良い理由! 週間資産記録【日本株編】(2020年3月27日)

ためさん(@sstamezo)です。


最近は資産も減り仕事も減り、友人もいなくなり女性にも振られるという踏んだり蹴ったり散々な目にあっていましたが、ここにきてプチ朗報が一つあります。

それは、健康診断の結果が良かったことです。

血液の数値や視力など、過去3年間の比較で一番良かったです。昨年末から、なるべく毎日運動不足にならない様に少しだけ家で身体を動かしていて、それを続けていると身体が軽くなり調子がよく、冬は風邪も惹きませんでした。

ブログで前から書いていますが、健康はお金より大事な物の一つだと考えています。今回健康診断に数値として明確に結果が出たので良かったです。



余談はさておき、今週の株の売買を記録していきます。アメリカ市場はまだ終わっていないので、一応日本株編として先に記事にします。



※今回のタイトルの「調整は長い方が良い理由」は最後の章に記載しています。



今回の調整が長いほど良い理由!週間資産記録【日本株編】

今回の調整が長いほど良い理由! 週間資産記録【日本株編】(2020年3月27日)

損益記録


損益記録


まずは損益記録です。今週は途中から地合いが良くなり、保有株の売買を繰り返して保有株の取得単価を下げる「下げ活」(勝手に命名)があまり出来なくなりました。

週の始めに、日本航空を取り巻く航空会社の状況がどんどん悪化し、このままじゃ経営破綻までいかなくても減配くらいは全然ありえるし、そこまで勝負に出なくても良いかなと思って売却しました。

その際両建てしてヘッジしていた空売りの利益が大きく、週全体でも久々のプラスとなりました。今年に入ってまだ1、2回しかプラスの週が無い気がします。

まあしばらく株の税金を払わなくて良さそうです。(ポジティブ)

また、ビックカメラは2月が優待権利獲得月で、継続保有条件があるため、「下げ活」で売買すると一度株を手放してしまうことになり継続保有ではなくなってしまうのではと思い、下げ活はしていませんでした。

しかし、よくよく考えると、同日の売買なら大丈夫なのではと思い、下げ活してしまいました。おそらく、株主番号的な物が変わっていたらアウトなのでしょうが、もうどうでも良いやという感じで、継続保有で無くなっていたらそれはそれで優待が増えるのが一年後になるだけですので問題はありません。(いやいや、それが問題なんでしょ...)




売買記録

1売買記録
②売買記録
3売買記録

下げ活以外の売買で、今週の主な動きとしては、


  • 日本航空を売却し、KDDIソフトバンク(子会社の方)を新規保有したこと
  • 上記の件で保有金額が多くなった分、ヘッジのインバースを少し買い増したこと
  • 本日金曜日にエイトレッドを新規保有したこと
です。


KDDIとソフトバンクに関しては、これも少し前からブログやツイッターなどで書いていましたが、コロナウイルスの影響が少ない業種でわかりやすいのは通信株だと考えていて、今回日本航空の代わりに保有した次第です。

強いて言うとNTTやKDDIはTOPIXに影響されやすいので指数売りが大きくなると弱くなってしまいますが、日銀が12兆円買うメインはTOPIXになるはずですので、むしろ良い流れかも知れません。



また、金曜日に保有したエイトレッドは、それこそ私が投資を始めた2017年からずっと投資対象にしていた銘柄で、株価が上がってしまい中々手が出せなかったのです。

しかし、今回のコロナの影響で上場来安値近辺まで下がってきたことと、業種的にそんなに知りませんが(知らねえのかよ!)、おそらくコロナの影響はそこまで受けないであろうこと、むしろ隠れテレワーク銘柄っぽい感じなのでワンチャンありそうなオーラもある、また優待も年二回クオカード1000円分もらえたり、財務健全性が高いことなど総合的に評価して保有しました。

本日は3月の権利獲得日ということと、仕事が無くなって今日も強制ニートをしていたので、場中は何か買おうか、でもまだ下げそうだしな〜と思いながら家に篭っていました。

第一生命HLDなんかも割安かつ高配当かつ安泰銘柄的な感じで非常に良さげでしたが、結局ノリでエイトレッドに投資してみました。


最後に(調整は長い方が良い!)


今週は久しぶりに日本株もダウなどのアメリカ株も反発し上昇した週でした。しかし、ベテランの個人投資家の方々はそれほど楽観視していない様です。

私が調べている限りでは、これは一時的な上げに過ぎず、再び下げに転じるだろうという考えが多いです。

もちろん、相場に絶対は無いので、どうなるかはわかりませんが、私もどちらかというとまだ調整局面を脱したと考えるには早いと思っています。ですので、インバースやS&P500のベア型ETFなどもまだ手仕舞っていません。(その影響で今週のリバの恩恵を受けれませんでした。)


リーマンショックの時も2番目の底が来たのは約半年後だったそうです。ですので、すぐにまた鋭い下げが来るかはわかりませんが、各国の量的緩和の代償もあるかも知れません。これまでの上昇相場が10年くらい続いたので、極端な話、今後調整が10年続いても不思議では無い訳です。

10年も続くのだったら、老後の方は資産運用しないで貯金の方が良いかも知れませんが、若い人は10年続いている間ひたすら入金投資していれば、10年後の上昇相場で一気に富裕層入りできるかも知れませんので、それでも投資妙味があると思います。

むしろ、すぐまた上げ続けてしまうと、いくら頑張って入金してもまた暴落が来たら今回の様に一気に含み損になり、上げ続けている間の入金が全て無駄になってしまうので、今回の調整局面が長い方が長期的には非常に有利になるのです。



実際そんなに続くと投資していても面白く無いし、株はもうオワコンみたいな感じで相場から離れて行く人も多くなると思います。しかし、いつの時代も株の勝者は1割程度ですので、そういう状況になる程、その1割に入れるチャンスだと思って張り切って投資するべきです。(実際、リーマンショック時に生き残ってその後の恩恵を受けた投資家も、1割くらいだと思います)

ですので、これから相場調整は10年くらい続いても良い覚悟で、それでも入金し続けても問題ないという人なら、短期的な上げ下げはもはや関係ないですし、それこそ勝者のゲームになると思います。



問題は、もし調整が10年も続くほどの不景気になったら、果たして私に仕事があるのか、食っていけるのか、要は資産運用どころではなくなる可能性があることです。(本末転倒じゃねえか!)

とりあえず世間一般的に資産運用をしている人は、私の様な悩みのある方は少ない安定的な仕事などされていると思いますので、調整が10年続いてもむしろ好都合くらいのメンタルで投資していけば良いと思います。

2020年3月22日日曜日

そろそろ株が欲しくなってきました。週間株取引記録(2020年3月22日)

ためさん(@sstamezo)です。

1週間の売買記録を残したいと思います。


そろそろ株が欲しくなってきました。週間株取引記録

そろそろ株を買いたくなってきました。週間株取引記録


損益記録(日本株)



損益記録

まずは日本株からです。今週の損失額は75,070円となっています。確定ベースではマイナスですが、空売りとインバースをホールドしているので、実質はプラスマイナスゼロくらいになっています。

先週も書きましたが、保有株を売って買ってを繰り返し、取得価格を下げる活動「下げ活」に今週も精を出していました。

50万円まで手数料が無料と言えども、成行で売買するので差額で多少損する可能性もあります。得する可能性もあるので五分五分だと考えています。

保有株の中では3月に権利確定で、継続保有で優待内容がパワーアップする銘柄が多く、権利確定日以降に売買してしまうと継続保有では無くなってしまう恐れがあります。

ですので、多くの銘柄では権利確定日以降に「下げ活」ができなくなってしまうのが残念です。(ビックカメラは2月権利確定なのですでにできなくなっています)

まあ、どうでも良いのですが。合理的に見れば無意味なことをしています。しかし、このAIも予測できないアホトレードが、アルゴリズムを翻弄し、結果として損はしていないのだと思います。(違うわ!)


売買記録(米国市場)


米国ETF売買

コロナがなければ基本的に買い増すのみのはずだったドル建ての資産ですが、最近はなるべく減らさない様にいろいろリバランスしたりしています。

今週は、最近換金売りに押され下げていた米国長期債券ETF(VGLT)を3分の1売却し、3分の1でよりディフェンシブな米国短期債券ETF(VGSH)を、残りをキャッシュとして持つことにしました。


しかし、VGLTを売却したその日にVGLTが急騰し、恩恵を受けることが出来ませんでした...。まあ、1日だけで判断は出来ません。しかし、もう換金売りも落ち着いたのかも知れませんので、様子を見て再び戻すかも知れません。



また、金曜日に思いつきでAT&Tを5株だけ買い増しました。

指数よりも下げていて、気にせず保有してしまいましたが、調べると自社株買いなどを中止したとのことです。ボーイングなども発表していました。果たして大丈夫なのでしょうか。分かりませんが、とりあえず保有してしまったものは仕方ないのでそのまま保有予定です。


米国ETFなどに関しては、先週ベア3倍型のETFを保有するなどの対策を取ったので、とりあえず資産減を防ぐことができました。

しかし、上昇した場合の恩恵を受けることもできませんので、いつベア型のETFを売却して買いポジションを増やすかのタイミングが難しいです。

リバウンドの恩恵を完全に犠牲にして、落ちるナイフの動きが完全に止まるまで待つか、それより先に思い切るかという二択です。折衷案として、段階的に売却、保有するという手がありますので、今のところそれでいくと思います。


最後に


日本株も米国株もつい2、3ヶ月前までは信じられない様な割安株が増えています。

問題はどこまで下げるのかというところですが、長期目的であればもうこの株価だったら、下がってもホールドして良いと思えるのなら保有してしまおうかとも思います。

不景気が続いても存続できる、できればむしろ成長していく企業が理想です。

また、米国株でも最近個別銘柄の名前を耳にする様になりました。


一つのジャンルとしては、新型コロナウイルスの薬を開発している製薬系の企業などです。ギリアド・サイエンシズアッヴィなどです。承認されると世界中に広まると思いますので、株価は高騰するでしょう。

あとはテレワークによる恩恵を受ける銘柄として、web会議サービスを提供しているZoomなども耳にする様になりました。コロナが収束しても時代のニーズ的に需要は減らなさそうです。

個人的には暴落局面が買いと言われている、ARCCなども気になります。


基本は様子見スタイルですが、一応いつでもチャンスに買える様にはしておきたいです。


日本株も含め、そろそろ株の保有欲が湧いてきてしまっていますが、まだまだ騙し上げからの急落などもありそうですし、キャッシュも少なく、しばらく入金も出来なさそうですので、慎重に行きたいと思います。

2020年3月20日金曜日

東証リート指数衝撃の急落! 週間資産記録(2020年3月20日)

ためさん(@sstamezo)です。


今週も激動の1週間でした。日本の金曜日は祝日ですので、速いですが今週の資産状況を記録します。


東証リート指数衝撃の急落!週間資産記録

東証リート指数衝撃の急落! 週間資産記録(2020年3月20日)


資産総額


資産記録


今週の総額は3,762,999円でした。先週の時点では4,113,081円でしたので、−350,082円となりました。え!!マイナス35万!?ヘッジしてたのに。。。

と一瞬焦りましたが、SBI証券でMacbee Planet(7095)のIPOに200株補欠当選して資金拘束された金額が抜け落ちた様です。

Macbee Planet(7095)のIPOに200株補欠当選


補欠当選の資金拘束分を加味すると3,762,999円+366,000円となり、資産総額は4,128,999円となります。

前週比は+15,918円(+0.38%)となりました。今週もヘッジしていた長期債券やゴールドが続落していたのに僅かながらプラス推移となったのは、金曜日にかけてドルが急騰して円ベースのマネーフォワードでは増えたことになる関係だと思います。




各指数の週間騰落率

日経平均 -5.0%
TOPIX  +1.7%
東証二部 -3.8%
マザーズ -1.3%
JASDAQ +1.05%

(参考)
S&P500 ???%



米国市場はまだ終わっていませんので、S&P500はまだ不明ですが、木曜日終了時点では-11.1%と大きく下落しています。

今週は米国より日本が強いと言う珍しい週でした。

原因は不明ですが、単純にコロナによるパニックが日本より米国に移っていることや、日銀がETFの買い増しを倍増することを発表し、実際に今週は買付ていたので、強かったのかも知れません。

個人的には今まで日本市場で空売りをしていた機関などが、その余裕が無くなって撤退したのではと思っていて、それも原因ではないかと思います。一部を除き、個人投資家に人気のありそうな小型株なども結構上げていたのと、海外のヘッジファンドのいくつかが大損失を被っていると言う情報がTwitterなどで流れていたのが理由です。



また、日経平均とTOPIXが大きく乖離しているのも、日銀が買い進めるETFがTOPIXメインだと言うことも影響しています。


日銀が大きなスケールで買い進めることになったので、今は東証一部でTOPIX指数の恩恵を受けそうな銘柄を保有するのが無難な気もします。

マザーズ、JASDAQ銘柄は銘柄によりまちまちですが、いきなり急落したりしている銘柄も多いです。日銀の買い支えは賛否両論ですが、とりあえずは日銀に逆らはない方が良いと思います。


保有銘柄

現物

現物

優待目的のヤマダ電機が今週は謎アゲして、ポートフォリオ1位のパフォーマンスになってしまいました。まあ、こういう展開は株式投資ではよくあることですね。。。何が起こるかは分かりません。
また木曜日は日本電信電話も急騰しました。NTTだけでなく、KDDI、ドコモも軒並み急騰していました。理由は不明ですが、通信銘柄は元々割高でもなく、コロナの影響も受けないというか、むしろ需要増すでしょと個人的には考えているので、ようやく市場がそれに気づいたのかも知れません。分かりませんが。

KDDIは狙っていましたが上がってしまい買えませんでした。また下がって来てくれたら嬉しいです。


信用

信用



オリックスは今週急落したので、空売りしておいて良かったです。



投資信託


投資信託




今週で一番の衝撃は、東証リート指数の急落です。私の保有しているフィデリティのJリートの投資信託は長い間パフォーマンスがトップでしたが、あれよあれよという間にとんでもなく下がってしまいました。


少し前まで1,300円くらいの評価額だったのに、現時点で697円となって半減しています。

私は1000円程度のお試し投資ですのでダメージはほぼありませんが、大きな額を投じてほったらかしにしていた人は、いきなり資産が半減してしまっていることになります。


東証リート指数のチャート

これは殺人的な下げであり、万が一日経平均やTOPIX、あるいはダウやS&P500がそうなったらと思うとゾッとします。


長い間かけて少しずつ資産が増えていたのに、わずか一ヶ月くらいで半分まで下げるって。。。これでは、やはり投資より貯金で良いやとなるのも無理もありませんし、やはり気軽に人に投資を進めることもできません。投資の怖さを感じました。


最後に


今週もいろいろなことがありました。実世界でも欧米を中心にパニックが広がっていますし、株式市場も大荒れでした。

今後の投資方針としては、2日前くらいにも記事にしましたが、基本的にはコロナが収束するのが見えてくるまでは、守り重視であまり投資はしない予定です。

入金もできないどころか、長期化すると証券口座の資金を生活資金として引き下ろさなければいけない様な身分ですので。。。


度々触れていますが、このままでは仕事が少ないままですので、新しく挑戦するときがきたのかなと思っています。投資も大事ですがそちらをメインで頑張りたいと思います。


2020年3月18日水曜日

歴史的な調整局面にどう対峙していくか

ためさん(@sstamezo)です。

昨今の歴史的な状態となっている世界経済と株式市場の中で、私がどのように立ち回っていくのかを記事にしてまとめたいと思います。


歴史的な調整局面にどう対峙していくか

歴史的なパニック相場にどう対峙していくか

現状の把握



毎日のように大きなニュースが飛び交っているので、これを書いてもまたすぐに状況が変わっていくと思います。とりあえず記録します。

  • 新型のコロナウイルスによる世界的な経済活動の自粛
  • 原油安による世界的影響
  • (サンダース氏の存在)

大きく分けると3つあります。サンダース氏はもう当選しなさそうなので、ほぼ2つです。もし万が一当選したら他の二つよりインパクト高いですが(笑)


いろいろなニュースがありますが、事実上大きく世界の株式市場を動かす要素としては、コロナウイルス関連と原油安になると思います。


コロナウイルス


まずコロナウイルスによる一番の懸念は、どれだけ経済活動の自粛が続くのかと言うことです。

もしこれから数ヶ月の長期的に世界的に経済活動が停滞するようであれば、リーマンショックを余裕で超える世界的不況になることが推測されます。

体力のない企業は経営破綻していくでしょう。



コロナウイルスが収束するには、


  1. 既存の薬で新型コロナウイルスに効果のある薬を発見
  2. 新薬が開発される
  3. 新型ワクチンが開発される
  4. 世界的に広まりきって終わる

この4パターンになると思います。

このうち一番早そうなのは、1番です。もし見つかれば、収束は早くなります。ちょうど中国がインフルエンザ薬のアビガンで有効性が確認されたと言うことですが、これが市場の特効薬になる可能性もあるかも知れません。アビガン自体が結構強い薬らしいので、どうなるのでしょうか。


2番は副作用の検証などにより時間がかかるそうですので、早くても数ヶ月かかります。

3番は2番より更に開発に時間がかかるそうです。

4番はどのくらいかかるのか不明確です。国によっても状況が違います。
イタリアが拡大防止に失敗し、テントで治療している感染者もいると言うことで混乱しています。
現在どの国もそうならないように急速な感染拡大防止に尽力を尽くしています。ですので、ある意味では徐々に広まり続けるので時間がかかるかも知れません。

一方で中国などはピークアウトしていますので、比較的落ち着いてきています。


この4パターンあたりに注目して、いつコロナが収束するのかを見極めていきたいと思います。コロナ収束が見えた時が投資のチャンスになる可能性があるからです。


コロナウイルスが引き起こす更なるリスクに注意



逆にコロナウイルスによる経済活動の停滞が続いた時のリスクとして倒産を上げましたが、現在大きなリスクとしては、ボーイングかも知れません。

ボーイングはダウの構成比率トップの企業で、元々ボーイングの機体で飛行機事故が続いていて航空会社との取引のキャンセルなどがありました。ここにきてコロナウイルスの影響もうけ経営は窮地に立たされています。

流石に国が助けるのではと思いますが、よくよく考えるとリーマンブラザーズもそう言われながらいきなり経営破綻して大変なパニックになったので、あまり楽観しないほうが良いのかも知れません。

ボーイング意外にもどの企業が経営破綻するかは分かりませんが、長期化するほどそう言ったリスクから更なる金融危機に繋がる恐れがあります。ですので、個人的には単純な指数の値動きで安くなったから買う、と言うのは危険な気がします。


直近のリスクとしては、コロナの影響を受け出した次の決算発表が下げの材料になる可能性がありますが、それより怖いのは今後の大企業の経営破綻によるショックです。

果たしてこれ以上の暴落があるのかと言う問題ですが、おそらく一度多少はリバると思いますので、少しリバったところでまた急落、と言うパターンはあり得そうです。

原油安


原油安と言うのも、コロナウイルスと違い一般人はパニックにはなりませんが、ワンチャン金融危機を引き起こす可能性があると言うことで注意しています。


私も原油が安くなるまで知りませんでしたが、アメリカのシェールオイルの採掘する会社の資金は、採掘したオイルの販売益を担保にして銀行からお金を借りているそうです。

ですので、今回の様に極端な原油安になってしまうと、シェールオイルを採掘した会社のオイルの値段が極端に少なくなる→オイルの販売益が減る→銀行にお金を返せない→最悪の場合、採掘会社や貸した銀行が破綻、と言う流れになる可能性があるそうです。

株式投資をしていると、いろいろ勉強になりますね。なぜ原油安になったときに米国市場があんなに急落したのかが分かりました。


とそんな悠長なことは言っていられず、これは何だか、サブプライムローンに似ています。原油が安くなっただけで返せなくなる脆い仕組みで回そうとしているのが、返せるかわからない低所得者とローンを組んでいたサブプライムと似ている気がします。


ですので、個人的な勝手な解釈ですが、原油安によるリスクとしては、サブプライムローン崩壊からのリーマン経営破綻に繋がったように、新たな「リーマン」になる可能性のある存在に注意すると言うことです。



投資方針


以上のことから私の投資方針をまとめます。



  • 基本的にコロナウイルスが収束する見込みが出てくるまでは、指数や株が下げていても大きく株を買いに行かない


  • コロナウイルスが長期化、あるいは原油安により経営破綻する企業が出てきた、あるいは出そうになったら、キャッシュポジションを増やしたり、インバースや空売りでヘッジするなどしてきちんと防御できるようにする


補足事項

現在の市場は追証などによって連日あり得ないレベルのボラティリティがありますので、私の様な素人はなるべく入らない方が良い様に思います。


「落ちるナイフ」の動きが止まるまでは静観していようと思います。





株の世界は非常にスピーディーなので、完全にリスクがない状態まで待ってしまうと、株価は元通りになってしまいます。

ですので、ある程度は食らうつもりで打診買していくのも重要だと思います。

完璧なタイミングは無理なので、肉を切らせながら、打診買、撤退を繰り返していくことになるかも知れません。

それは長期化すると精神的な持久戦になるかも知れません。


また、調整はいつまで続くか分かりませんが、今回は原因が明確な分、原因が解決した週間の上げは速い可能性があります。


少しでも油断するといつの間にか元通りかも知れませんので、大変かも知れませんがなるべく相場と向き合っていきたいと思います。下げも一周でしたので、上げも油断すると一瞬かも知れません。

AIの自動売買の存在などで、個人投資家は大変な時代になってしまいましたが、いつの時代もチャンスはあると思いますので、これからもいろいろ経験しつつ、頑張りたいと思います。

2020年3月16日月曜日

楽天カード・楽天ポイント投資記録(2020年3月)

ためさん(@sstamezo)です。


今回は楽天証券で毎月積み立てている、楽天カード払い投資楽天スーパーポイント投資の記録です。


楽天カード・楽天ポイント投資記録(2020年3月)

楽天カード・楽天ポイント投資記録(2020年3月)


今月の投資記録


投資記録


今月の投資記録です。楽天カードで3,000円、楽天スーパーポイントで1,200円合わせて4,200円分の投資です。

毎度少額ですが、少額故に無理なく続いています。


積立記録


eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)


まずは、楽天カードで積み立てている、 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)です。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 積み立て記録1

2月までプラス推移ですが、直近の暴落により一気に含み損です。グラフで見るとまさにジェットコースターですね。
よく見ると微妙に純資産も減っているので、投げ売りした人もいるようです。

低迷が長期化するほど、おそらく純資産は減るでしょうが、この投資信託は人気があるので多少減ったところで問題はないと思います。


積立記録  eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)2

こちらは今までの積み立て記録です。2018年12月から3,000円ずつ毎月投資しています。

3,000円ずつでも4万円弱になっているので、チリも積もってきました。このまま行くと来月は安く買えそうです。


楽天・全米株式インデックス・ファンド


続いて、楽天スーパーポイントで毎月積み立てている、楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))です。

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))積立記録1

この投資信託も純資産が減っていますが、こちらも人気があるので特に問題はないと思います。

楽天カード払いで投資しているeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と比べて含み損のパーセンテージが大きいです。

理由は、昨年の秋に一度全売却してJリートの投資信託に浮気し、価格が順調に上昇していた頃に再び戻ってきたためです。つまりまとめて高値掴みしてしまっている状態です。

積立記録2

この表を見ると分かります。

また、初期の頃はポイ活もやっていなかったのでポイントが少なく、最近はふるさと納税などもありポイントが多く、高値で多めに投資し続けていました。


長期的には今からがチャンス


現在の暴落を前に精神的にきつかったりもあります。

しかし、積立投資をするなら、今からが10年に一度くらいのチャンスになる可能性が高いです。

なるべく長く調整してくれるほど、安いところでどんどん投資していくことができ、後の上昇相場で大きな利益をあげることができるはずです。

逆にここ3年くらいで始めた人にとっては少し残念でした。(私です...)しかし、ようやく割と大きめに調整してくれたので、これからが積み立て投資家にとってはチャンスだと思います。


人生も投資も、ピンチはチャンスです。



良いこと言った。(自分で言うな)


2020年3月15日日曜日

歴史的暴落の中でもがく。週間売買記録(2020年3月15日)

ためさん(@sstamezo)です。

各指数が1週間で15〜20%下げるという歴史的な1週間でした。そんな中、私の売買をまとめて記録していきます。


歴史的暴落の中でもがく。週間売買記録

歴史的暴落の中で「下げ活」。週間売買記録(2020年3月15日)


損益記録(日本株)


損益合計

損益記録


今週は利益目的のトレードは一切しませんでした。ベテランや才能のあるトレーダー以外は、下手に手を出すと焼かれる相場だと思ったからです。しかし、なぜこんなに損益記録があるのか、しかもマイナスばかりなのか。

それは、保有株の平均取得単価を下げる、「下げ活」(勝手に命名)を粛々と行なっていたからです。

暴落の中で割安になった銘柄を新たに新規保有したいところですが、如何せんキャッシュがありませんので、厳正に選ばなければいけません。そうすると、他の銘柄を買いますより、今保有している銘柄がベストメンバーだと思っていますので、今保有している株を安く買い直した方が良さそうだという結論になりました。

楽天証券も1日の取引額が50万円までは手数料無料なので、コストも少なく行うことができます。

それにより週明けまで約2,600円でした日本航空は2,136円まで取得単価を下げることができましたし、NTTオリックスなども下げることができました。

私は一方で空売りやインバースを保有しているので、ほぼ損せずに取得単価だけ下げることが可能でした。



九州リースサービスの200株売りは、ご発注の精算です....。平均取得単価を下げるため、通常は「売り」→「買い」という手順を踏みますが、間違えて「買い」→「買い」と200株保有してしまい、しかもすぐに気づかず、翌日くらいに「あれ?何で300株も保有してんねん!」と気付き損切りしました....。

この暴落のなかでどさくさに紛れてアホ取引もしてしまっています。



あとは週の半ばで第一稀元素化学工業を100株打診買いしましたが、まだまだ暴落は終わりそうになかったので手放しました。



売買記録(米国ETF)

米国ETF売買記録


S&P500ベア3倍型のETF保有


木曜日の終わりに、ゴールドや債券すら下がる不安定な相場を前に、更にヘッジ力を高めないと資産の減少が激しくなってしまうと思い、S&P500ベア3倍型のETFを保有を決意し、金曜の市場が開いた時にVOOを3分の1ほど売却し、その資金でS&P500ベア3倍型のETFを買い付けました。

買い付け当日の結果はトランプ大統領の「非常事態宣言」により米国市場は市場最高の値幅をつけて急騰し、見事にその恩恵を受けることができないという残念なものでした。

そもそも、ゴールドも債券も売られるような総悲観状態は、暴落の終わりにやって来ると言われているので、そういう意味では少し早まったかなという気持ちです。


しかし、この非常事態宣言によってどれだけ経済効果があるのかというのが問題であり、実体経済に今後マイナスの材料が出るたびに再び市場は急落するはずですので、ここはもう少しこのまま様子見したいと思います。



全天候型ポートフォリオに近づける


また、レイダリオ氏の提唱する全天候型ポートフォリオにより近づけるため、BLVを売却し、その資金でVGLTVGITと保有しました。

BLVは米国長期債券ETFで、利回りが高いのがメリットですが、国債以外も組み入れているため、これまでVGLTほど株式と完全な逆相関には動きませんでした。


VGLTは米国長期国債ETFです。

VGITは米国中期国債ETFです。


全天候型ポートフォリオでは、

株式30%
米国長期国債40%
米国中期国債を15%
ゴールド7.5%
その他商品7.5%

この割合でポートフォリオに組み込む事を推奨しています。

今回はそれに近づけた形です。VGLTは買い増し、VGITは新規保有でした。まだまだ完璧ではありません。



最後に

歴史的な暴落の前に、自身の資産は急減し、精神的には堪える局面です。

しかし、今回の暴落が非常にいい勉強になっているのも事実です。おそらく、私の他にも投資スタイルを改めようと考えている個人投資家も多いと思います。

長く株式投資から恩恵を受けるためには、資産を減らして退場してしまってはいけません。

辛いですが、株式市場と向き合って吸収できるものは吸収して、一皮向けた投資家になることができればと思います。


2020年3月14日土曜日

絶望の資産急減!今週の資産記録(2020年3月14日)

ためさん(@sstamezo)です。



今週の資産を記録します。今週は壮絶でしたね。ただただ呆然と見ていることしかできませんでした。

絶望の資産急減!今週の資産記録(2020年3月14日)

絶望の資産急減!今週の資産記録(2020年3月14日)


資産総額

資産総額


今週末時点の資産総額は、4,113,081円でした。先週末の時点では4,308,151円でしたので、-195,070円(-4.5%)となりました。



私は日本株ではインバースや空売りでヘッジし、米ドル資産ではゴールドや米国債券でヘッジしていました。
それにも関わらず前週比で-4.5%下げてしまったのは、 米国市場が総悲観モードとなり、ゴールドや債券まで売り込まれてしまったのと、S&P500の下げが想定よりもえげつなかったためです。


また、このままではヤバいと思い、金曜日の米国市場が開いた時に、VOOを3分の1売却し、その資金でS&P500のベア型のETFを保有しました。

しかし、その数時間後にトランプ大統領が「国家非常事態宣言」を発表し、株価は史上最高の急騰を見せます。ベア型のETFで直前にヘッジしてしまっていた私は、見事に恩恵を受けることができませんでした。 これは悔しすぎる...。


ベア型ETFでヘッジしようというのは、木曜日が終わった時点から決めており、保有する直前にトランプ大統領が何かを発表するらしいという情報も知っていました。
しかし、今までの経験では元々計画していたことを急遽変えるより、元々考えたプランを遂行した方が上手く行くことが多かったので、そのままベア型でヘッジしました。


今回は凶と出てしまいましたが、上がるか下がるかは2分の1ですし、来週以降また下がるかも知れません。また、ヘッジなので資産が減った訳ではないので、とりあえずはあまり気にしないようにします...。



各指数の週間騰落率


日経平均 -16%
TOPIX  -14.3%
東証二部 −17.8%
マザーズ -21%
JASDAQ -16%

(参考)
S&P500 -8.79%



全ての指数が歴史的な数値となっています。S&P500は金曜日に史上最高の値幅の急騰を見せたので急回復しています。

私のパフォーマンスは-4.5%ということで、数値だけ見るとえらく下げた気がしていましたが、指数と比較するとヘッジしまくっていただけの効果は出ていたようです。減りはしませんが、上昇した場合の利益を全て犠牲にしています。


保有銘柄


現物

現物

もう真っ赤で悲しくなります...。

金曜日に米国ETFを少しリバランスしました。後日売買記録を記事にするので、詳しくはそちらで書きます。


信用

信用

日本株に関しては、上昇時の利益を全て犠牲にしてほぼ完璧にヘッジしているので、損失はほぼありませんでした。仕事が無くて入金できなくなりそうなので、落ち着くまでそういう手段を取る予定です。


投資信託

投資信託

投資信託も先週から一変して真っ赤になってしまいました。ほとんどの投資信託は2018年の7月に保有していて、その時よりもマイナスになったということです。

何年もかけて来たものが、わずか1週間でマイナスになってしまうのが投資の怖さですが、積み立てている人はここがチャンスなので、辞めずにむしろ安く変えるチャンスと思って定期的に買い増していきたい局面です。


最後に


大変な相場になりました。今まで頑張って貯めてきたお金ですので、資産の急減もとても辛いものです。
また、前回の記事にも書いた通り、それ以外にプライベートでも相次いで悲しい出来事が相次いで発生しています。

前回の記事↓
https://tamesan-investment.blogspot.com/2020/03/blog-post_13.html





資産運用の話でいうと、今後の課題としては、投資で何とかするというより、とりあえず超お買い得バーゲンセール状態の現在の株式市場で入金投資できないというのがとても悲しい状態なので、そこを何とかしたいと思っています。

コロナによる仕事急減は、むしろ新しい挑戦をする機会になっていると思います。


前々からこのままで良いのかと思いながら過ごしてきました。
今回のもはや動かざるを得ないような状況は神様から、「お前いい加減変わらなあかんで」と言われ、今の状況をセッティングされたような気さえします。(私はクリスチャンでも何か他の宗教を信じている訳でもありませんが、例えとして)


なので、むしろ下手に今の仕事が入ってきたら、自分としては変わるモチベーションが減ってしまうので、徹底的に今の仕事がなくなって変わらざるを得なくなった方がいいとすら思っています。

仕事がない方がいろいろ動きやすいですし。

新しい挑戦というのは何かと大変ですが、将来のためにも頑張ろうと思います。


だから再び入金投資ができるほど収入が安定するまで、相場には長く調整しておいて欲しいです。なんだかんだ早く戻ってしまう可能性もあると思いますが...。


こうしてブログにしつこく書いているのは、なるべく宣言しまくって動かざるを得なくするためです(笑)