2020年6月28日日曜日

資産は減るも珍しくポジティブ 週間資産記録【2020年6月28日】

ためさん(@sstamezo)です。

一週間の資産記録を行います。

この一週間は資産ヘリウム状態という感じで悲しかったです。


資産は減るも珍しくポジティブ 週間資産記録

週間資産記録【2020年6月28日】


資産総額

資産総額

今週の資産総額は4,436,360円でした。マネーフォワードはリアルタイムで資産額が反映されない無料版を使用しています。先週は資産が実際より減っていましたが、今週は逆に4万円ほど多くなっているようです。

もう面倒なので4万円くらいだったらこのまま計算させていただきます。

先週は4,568,375円でした。前週比で-132,015円(-2.9%)となりました。


各指数の週間騰落率

日経平均 +0.1%
TOPIX  -0.3%
東証二部 +2.4%
マザーズ +0.4%
JASDAQ -0.2%

S&P500 -2.9%

今週は多くの日本市場の指数に負けてしまいました。反省です。



日本アビオニクスに地獄の果まで付き合う


原因はKeyHolderへの投機で欲を出して損失してしまったのと、一番大きいのは日本アビオニクスが下落したことによるものです。

サーモグラフィーカメラで注目を上げましたが、ここ最近は話題にならず、特に今週は直近のIPO銘柄に資金が集中したり、GMOグループへ集中したりして資金が抜け始めています。

チャート的にもいかにもこれからしばらく調整します的な感じで、普通だったらロスカットしたいところですが、いつ材料がでるかわからないのでそのまま連れて行かれてしまっています。

これでもし何も材料が出ずダダ下がりで終わったら無念極まりないですが、株価がゼロになっても70万円の損失で済むと割り切って地獄の果てまで付き合いたいと思います。


頸は斬りませんが。


もし材料が出たときの想定する上昇と比較して、まだホールドに値すると判断しています。


できれば一度資金が引けることも想定して今くらいからインできれば理想でしたが、いつ材料がでるかは運なので仕方ないと思います。ここからは忍耐力の勝負で、今の含み損に耐える時期が将来の爆益への対価と信じたいです。


保有株


現物

現物

最近、日米あわせて10銘柄に絞った少数精鋭のポートフォリオにしようかとよく思います。しかし優待目的で保有している銘柄を抜くとETF合わせて12銘柄でした。もう少し資金を集中させたいです。

信用

信用

前述したとおりアビオニクスの含み損が増えています。

世界的にも日本においても感染者数は増えていますので、まだサーモグラフィーカメラが注目される可能性はあると考えています。継続保有予定です。

強いていうと、私の勝手な憶測ですが、この企業の経営力がよく分かりません。せっかく業界1位のシェアを持っているのに、このチャンスを上手く活かしきれるような経営戦略を推し進めているのかは不明です。
上手く行けば世界進出もスムーズに進めるチャンスだと思います。

また、需要はあるのに生産が追いつかずこの程度の売上で終わりました、みたいな展開もこの手の小さい企業にはありがちです。

ソフトバンクグループが検温器のベンチャーかなんかを買収したようなニュースもありました。うかうかしていると経営力とスピードの早いソフトバンクグループなどの大手にパイを取られてしまいます。

ですので、実際の決算をまたぐより、材料のニュースで急騰したところですぐ利確するのが無難です。

皆そう考えているので信用買残が増え続けて上値が重くなっているのですけど...。

ニイタカも株価6000円まで上げてるのに...。防衛関連銘柄でもあり、高値を試そうとしていたとき、過去の高値で保有した投資家のやれやれ売りが降ってきていたきもします。

なので雰囲気で高値挑戦は難しそうで、やはり材料か好決算、IRに期待するしかなさそうです。



あと、新しい四季報のレーザーテックの筆頭株主にベンチャーキャピタルっぽいのがいるのが怖いんですが。今の所テクニカル自体は弱くはないですよね。GMOやIPOが注目されて、レーザーテックの熱が一旦冷めているのが逆にいい影響になればと思います。急激に上げ続ける株は短命で終わりますので。

投資信託

投資信託

楽天証券では楽天カード投資で毎月3000円ずつS&P500の投資信託に、楽天ポイントでVTIの投資信託に積み立てています。

いつの間にか楽天カード投資が評価額60,000円を突破したようです。


世間から評価の高いVTの投資信託が、実質的にもっともパフォーマンスが悪くなってしまいました。コロナの影響でしょうか?


最後に


今週は損失する週でした。一時年初来の470万円まで上昇した資産額も、440万円前後まで下がってしまいました。

ですので悲しみもありましたが、ブログで振り返ると意外とポジティブになれました。

資産減少の主な原因は日本アビオニクスで、もともと調整も覚悟しているからです。もちろんアビオニクスが想定通りにならず鳴かず飛ばずで大損する可能性もあります。しかし今のところ保有時のシナリオが崩れたわけではありません。

むしろ、ここまで含み損を抱えても想定を持っているので自信を持ってホールドを継続できるのは初めてであり、少しは成長したのかも知れません。

なんの根拠も下調べもなく、「下がったから売った、上がったから買った」だけでは、いつまでも利益は出せないと思いますので。

今はジャンプする前のしゃがみこんでいる時期だと期待します。分かりませんが。


いつもは資産が減るとネガティブになるのですが、今回は珍しくポジティブです。コロナで無職になってニート生活が3ヶ月ほど続き、とうとう頭がおかしくなってしまったのかも知れません。

この調子で「資産全部溶かしました。でも私はポジティブです。」みたいなことを言って焼きが回る様なアホにならないように気をつけたいと思います。




あれだけ楽しみにしていた四季報も、資産が減って悲しくてテンションダダ下がりで、読んでもどうせ損するのではないかと思ってすっかり読む気をなくしてしまいました。

しかし、ブログで振り返って、やはり今の各企業や業界の雰囲気を把握しておくためにも、四季報を読んでおこうと思います。

私のようなヘボ投資家でも、四季報を一通り読むとこれは良いのではないかという企業が1〜3は見つかり、四季報代くらいは回収できているので損したと思ったことはありません。

なので四季報はおすすめです。




2020年6月27日土曜日

反省の多い週でした 週間株取引記録【2020年6月27日】

ためさん(@sstamezo)です。


一週間が終わりましたので、売買記録を振り返り反省していきます。

今週は損失の週で反省点が多いです。


週間株取引記録

週間株取引記録


アメリカ株


アメリカ株


コロナ後も株価のさえないコカ・コーラ社を売却し、新たにQQQを保有しました。

QQQはNASDAQの100指数に連動するETFです。GAFAMで4割くらい占めているオラオラ系のハイテク指数です。

ここ数年ダウジョーンズ指数やS&P500指数よりもずっとアウトパフォームし、コロナのようなショック後も結局一番回復が早い指数でしたので、一定の割合で保有することを決断しました。


QQQを保有した資金の余りでギリアド・サイエンシズを買い増しました。こちらはコロナ第2波懸念と割安感から無難に買い増しました。


日本株


取引記録

取引記録


上から簡単に振り返ります。

まず、今週はKeyHolderという銘柄を短期で取り引きしました。

火曜日で3万円くらいの含み益でしたが、欲を出してホールドし続けてしまいました。結果IPOなども始まり投機的な資金が流れ続け、金曜日に逆に3万円くらいのロスカットで終わりました...。

あとはGFAも一株打診買いしてすぐ手放しましたが、その後ストップ高でした。ストップ安にも行っていたようです。

GFAは株を始めたばかりの頃にウ○フ村田氏の推奨銘柄で、そのまま保有して地味に損失した懐かしい思い出があります。

今回はeスポーツの事業に乗り出すということで投資家の関心を集めました。




それ以外では、ポジションの引き締めでした。

売却したのは、先週保有したブイキューブテモナはチャート的にこのあと下げそうな感じもしたので一旦売却しました。

優待目的のセントケアホールディングスもチャート的に下げそうでしたので一旦売却しました。

これにより一時は10万円以下まで下がっていた楽天証券の買付余力は70万円台まできました。

信用取引で180万円くらい保有していますが(笑)



損益記録

損益記録

今週はKeyHolderの投機失敗でマイナスとなりました。

ぴえん。



最後に


取引ベースではせいぜいKeyHolderへの投機失敗くらいでした。

含み損益ではもっと損失していて今週は資産が減りました。資産ヘリウム状態です。

資産記録は翌日に投稿したいと思います。




2020年6月21日日曜日

ウィズコロナの準備はできたか? 週間資産記録【2020年6月21日】

ためさん(@sstamezo)です。

最近おすすめの投資系You Tubeチャンネル紹介の記事を投稿しました。

奇しくもその同日にオリエンタルラジオの「中田敦彦のYou Tube大学」というチャンネルで株式投資に関する動画がアップされ、参考図書にバフェット太郎氏たぱぞう氏の本が選ばれたようです。

ま、それだけですが。


ということで、一週間の資産を記録したいと思います。


週間資産記録

ウィズコロナの準備はできてるか?



資産総額


資産総額

金曜日終了後の資産総額は4,502,497円でした。

異議あり!明らかに不自然に減っている!久しぶりに「マネーフォワードの金隠し」トリックに遭いましたね。

金隠し

金曜から本日土曜日にかけて約6万円なぜか減少しています。金曜日の夜動いている米国株市場で損失していれば話は別ですが、確認した限りではむしろプラスになっていてもおかしくないはずです。


なので、ここは独断と偏見でとりあえず19日時点の4,568,375円とさせていただきます。

はあ、いちいちブログで訂正して説明するの面倒だ。まあ投資専門アプリでないマネフォのしかも無料版でやっているのだから文句は言えません。おそらく月曜辺りには戻っているはずです。


一週間前の資産は4,506,139円でしたので、前週比で+62,236円(+1.4%)でした。




各指数の週間騰落率

日経平均 +0.8%
TOPIX  +0.8%
東証二部 +1.3%
マザーズ +4.4%
JASDAQ +2.1%

S&P500 +1.9%


今週は日経平均とTOPIXに勝ち、新興市場とS&P500に負けました。ちょうど中間の銘柄を保有している身としては、可もなく不可もない平均的なパフォーマンスだったのだと思います。


保有株


現物

現物

資産の少ないうちはある程度集中投資をしていかないと資産は増やせないとよく言われるので、10種くらいには絞りたいところですが好きな銘柄もあるので難しいです。

エイトレッドが強かったです。先週まで2週間位調整気味でしたが今週また伸びました。強いです。もしかすると、投資人生で初の保有株が株価2倍になるのを達成できるかも知れません。
あまり調子に乗りすぎると天井サインかも知れませんが..。

金曜日にギリアドが上昇していました。上げて思う買い増しておけばよかった感。

ズームインフォは今週は調整してしまいました...。



信用

信用

インバースを全て売り払ったので信用はスッキリしました。

レーザーテック、金曜日に東京エレクトロンの業績開示で半導体関連銘柄が軒並み上昇している中、一人マイナスみたいな感じでらしくなかったんですよね。
来週以降再び調子が良ければいいのですけど、場合によっては無理はできないので撤退ですわ。
気になります。

アビオニクスはただ材料を待つのみです。

投資信託

投資信託


Jリートは金曜日の引けで爆下げしたところが多かったみたいですね。

Jリートはこの投資信託の1000円分しか現在保有しておらず、興味がわかなかったので原因は調べていません。




最後に ウィズコロナの準備はOK?



3月のコロナショックの底から株式市場はだいぶ回復してきました。そろそろそれも一服し、これより先は本当にウィズコロナで業績を伸ばす企業に投資していないと株価は下がる時代に突入しそうです。

ウィズコロナ時代の準備をせず直近の上昇相場で浮かれているパリピ投資家は、「アリとキリギリス」のキリギリスの様に全員瞬殺されるでしょう。(いや大袈裟だろ)

ですので、優待目的でもコロナでヤバそうな企業は一部売却しましたし、ウィズコロナで大丈夫な銘柄のみに新規は絞っています。


もう準備は万端よ!


かかってこいや、ウィズコロナ時代。



By 無職


2020年6月20日土曜日

四季報の読み方を記録します(更新あり)

四季報の読み方を記録します

 

ためさん(@sstamezo)です。


※もうすぐ夏の四季報が発売されるので、前のブログから四季報の読み方を記録した記事を移動させました。

 


今回は、四季報を読むときのチェックポイントを、自分自身のメモとしても、箇条書きで記録させていただきます。

 

四季報の企業ごとのデータは、いくつかの枠に分かれて分類されているので、その枠ごとにまとめました。

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業績データ

※四季報の左下の数字がたくさん記載されている部分です。

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右肩上がりか

 

重要なデータです。四季報は、まず業績から見ると言っても過言ではありません。過去から見て、成長が右肩上がりの企業が良いです。

そして、その成長率が高ければ高いほど良いです。そういった企業はすでに割高になっています。なっていなければ、何か原因があるので、探る必要があります。

 

業績の欄には、右から「売上高」、「営業利益」、「経常利益」、「純利益」、「1株益」、「1株配」と「配当」があります。

 

全部重要なんですけど、私もまだ勉強不足で、とりあえず数値が右肩上がりならOKくらいしか見ていません。

 

例えば、基本的に右肩上がりでも、ある年の経常利益だけ数値が著しく低かったり、ある年の純利益だけ、マイナスになっていたりする場合もあります。

その場合、四季報では具体的な原因は読み取れませんので、気になる場合はその年のIR情報などを調べる必要があります。

 

 

テンバガー銘柄を探したいなら、成長率は少なくとも年で20%、4年で2倍の業績の銘柄が良いそうです。

 

売上高と営業キャッシュフローの比較

いわゆる営業キャッシュフローマージンというものです。

 

営業キャッシュフロー÷売上高×100

 

を計算します。

 

多くの企業が1%〜数%の一桁しかない中、稀に安定して20%以上の企業もあります。そういう銘柄は財務が安定しているキャッシュリッチ企業なので、長期投資に向いている場合が多いです。

 

ちなみに、米国企業ではキャッシュフローマージンが20%以上の企業がたくさんあります。それと日本株が比較され、日本株は長期投資に向いていないと言われる一因になっています。

 

 

チャート付近のデータ

※四季報の最上部のチャートが表示されている部分です。

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チャート

株価が上昇トレンドのか、下落トレンドなのかをチェックします。売買のタイミングを図るのに重要です。業績は右肩上がり、チャートは下降トレンドの銘柄が合ったら、要チェックです。

 

 ※関連記事のリンクです。

www.shisantamezo.com

 

 

 

 

PER

割安なのか、あるいは期待されているのかを、数値で判断します。PER、PBRと【財務】欄のROEの3つは関連した指標なので、それらを見比べて総合的に判断します。

 

予想PERと実績PER

 

予想PERと実績PERの差も確認します。実績PERが割安ではなくても、予想PERが割高ではないとしたら、まだ株価に織り込まれておらず、チャンスの可能性があります。

 

そうした読み取り方をする場合は、シクリカル銘柄や万年割安株ではないか注意です。

 

PBR

PER、ROEと合わせて、割安なのかを判断します。

 

 

 

最低購入金額

四季報発売日時点の株価です。資金が少ないので(笑)重要です。

 

 

 

社名付近のデータ

※四季報の右上部です。

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業種

業種によって様々な指標の平均値が違うので、先にチェックします。

 

上場日

最近上場した企業なのか、成熟した企業なのか等を参考にします。

 

特色

社名のすぐ横に、小さい文字で企業の概要が書いてあります。事業内容が有望なのか、オリジナリティがあるのかなどを確認します。

 

海外

海外進出している場合は、比率や進出具合いなどを把握したいところです。

 

連結事業

様々な事業を行っている場合、それぞれの事業がどのくらいの割合なのかを知ることができます。

 

本文の枠内のデータ

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見出し

最初の見出しをまず確認します。「連続最高益」、「続伸」、「連続増配」、「急反発」、「上向く」などのポジティブな見出しの場合、要チェックです。スピード重視でザッと各企業をチェックしたい時、見出しが役立ちます。

あとは普通に文章を読み、有望かどうかや、期待できる内容が書かれていないかを確認します。

四季報の編集者が考えた株価の上がりそうな材料が書かれているときは、会社のIRとはまた違う貴重な情報の可能性も有りますので、要チェックです。

 

配当性向

そこまで重要ではないかもしれませんが、配当性向を謳っていると株主還元に積極的な気がするのでチェックしています。「特色」の欄に書かれていることも多いです。

 

 

 

本社のデータ

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本社の所在地、従業員数、平均年収、上場している市場(東証一部など)、主に取引をしている銀行などのデータがあります。

 

主要な仕入先販売先がある場合も、この欄で解ります。BtoCではなく、BtoBの会社などは、販売先などはわかりづらいのでこの欄が参考になります。

 

 

 

株主関係のデータ

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株主構成

時価総額の低い企業では、上位に社長などの役員の名前があると安心します。逆に機関がいると、大量に売られたりするリスクを考えなければなりません。もっとも、役員は絶対に売らないわけでは無いと思いますが、機関よりはマシかなと思います。

 

また、過去のデータと比較して、役員が持ち株数を増やした場合は、割安と見ている可能性があるのでチャンスで、逆に持ち株数を減らした場合は要注意です。

 

外国・投信

外国人の比率が高いと、外国人は思い切った売買をするので、場合によって大量に売られるリスクもあります。

 

浮動株・特定株

 

浮動株は1単元以上50単元未満の株主の割合です。いわゆる一般投資家のだいたいの割合を示す目安です。

 

特定株は、上位10位までの大株主プラス役員持ち株や自己株式を含めた比率です。

 

 

 

 

株式・財務・指標等・キャッシュフローのデータ

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優待

優待のある銘柄にはマークが付いています。クオカードなどの金券だとテンションが上りますね。優待内容は他のデータが良く、気になった銘柄だけ確認します。ページが違うので、一回ずつ確認していると時間がかかりますので。正直重要度は低いですけど、個人的に気になるのでチェックしています。

 

株数

個人的には、株数が少ない企業の方が、リスクもありますがノビシロを感じます。(業績が右肩上がりなら、株式分割などをして伸びていくイメージがある。)

 

時価総額

私の場合は、時価総額のなるべく低い企業を探しています。のびしろがあり、大口が参加しづらい為です。時価総額の低い企業に長期投資できるのが、個人投資家のメリットの1つです。上場日が新しく時価総額が低く、業績が右肩上がりだと理想的です。

 

自己資本率

企業の安定性を見るのに重要です。業種によりますが、できれば50%以上あると安心です。金融や不動産などの自己資本率が平均的に低い業種以外で、自己資本率が著しく低い企業には投資しません。

 

有利子負債

こちらも業種にもよりますが、長期投資の場合は、有利子負債が多い企業も怖くて投資できません。有利子負債は、【キャッシュフロー】欄の現金同等物と比較して多いかどうかが1つの判断基準です。現金同等物より有利負債の方が多いと危険です。

 

 

ROE

高いほうが理想ですが、それだけ割高の場合が多いです。PER・PBR・ROEの3つを総合的に見比べて判断します。

 

個人的には、伊藤レポートに基づき、ROE8%未満の銘柄は基本的に投資対象から外しています。

 

営業キャッシュフロー

キャッシュフローの中で、特に重要な指標です。マイナスの企業には投資しません。

 

投資キャッシュフロー

マイナスのほうが良いです。投資を検討している企業でプラスの場合の年があったら、念のため理由を調べたほうが良いです。

 

財務キャッシュフロー

できればマイナスが理想ですが、営業キャッシュフローなどよりは重要視していません。

 

現金同等物

有利子負債と比較して、有利子負債の額のほうが多い場合は、すぐに借金を返済できる資金がないことを意味するので、基本的に投資を控えます。

 

 

 

配当データ

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1株益と1株配の比較

1株あたりの利益から、どれだけ配当に回しているのか確認します。この割合が、株主還元をどれだけしているのかの1つの目安になります。

 

もちろん、新興企業の場合、無配にして利益を事業に投資する場合が多いですし、一概に配当に回す割合が高ければ良いという訳ではありません。

 

また、たまに1株あたりの利益のほとんどを配当に回している企業もあります。一見大盤振る舞いで良いように見えますが、よほどの大手安定企業でない限り、無理をしていて逆に危険な場合もあります。

 

配当性向を謳っていて、利益が毎年右肩上がりで無理なく増配を繰り返している企業が理想でしょうか。

 

配当利回り

1株益と1株配の比較と重なりますが、合わせて確認します。配当利回りが高ければ、それだけで暴落時に1つの歯止めになりますし、塩漬けになってもインカムゲインを得続けることができます。

しかし、それには財務や業績が安定している企業であることが必須条件です。

 

 

資本移動

資本移動

 

発行済み株式数の推移を確認できます。増資をよく行っている会社は、株式の価値が下がりやすいので注意です。

 

逆に「消却」を行なって発行済株式数を減らしている会社は、自社株買いに積極的なので好印象です。

 

特集企画

四季報 特集企画

 

その四季報の号ごとに特集企画が組まれている欄です。データの詳細は、その四季報の最初のページに解説されます。

 

 

業種

業種

 

業種

 

業種と、同一業種の時価総額順のランキングが掲載されています。その会社の同一業種内の規模をなんとなく把握できます。

 

比較会社

 

同じ業種の銘柄が紹介されています。同業他社と比較したいときの1つの参考になります。

 

 

 

 

 

四季報の見方、チェックポイントとしては以上になります。

 

 

 

 

後記

 

現状の知識では、上記で書いた程度の見方しかしていません。

 

ファンダメンタルの勉強をもっとして、より確実な銘柄を見分けるチェックポイントを増やしていかなければと思います。

 

あとは、経験だと思います。そのうち、こういう系の銘柄は可能性が高いとか、危ないとか、今は判断できないものが経験で判断できるようになるかも知れません。

 

 

とりあえず、新たな判断材料や、判断の仕方に変化がでましたら、こちらの記事も更新していきたいと思います。

   

投資で達成したい事リストを考えよう 週間株取引記録(後編)【2020年6月20日】

ためさん(@sstamezo)です。

一週間の株取引を記録します。今週は市場が大きく動き取引が多くなりそうでしたので、火曜日の時点で「前編」としてすでに記録を残しましました。

今回は後半戦の記録を残します。


週間株取引記録(後編)

週間株取引記録


アメリカ株


今週のアメリカ株の取引はなしです。本当は日本円を少しドル転して新規保有しようとしていましたが、SBIでのドル転の方法を忘れて諦めました。(今更何やってんだ)



日本株


取引記録


前半と後半に分けたのに取引が多くなってしまいました。

簡単に振り返っていきます。


火曜日

まずは、短期目的で保有したオプティム浜木綿をギリ利確しました。

月曜に売却したファイバーゲートを買い戻しました。最近調子いいです。6月が優待の権利獲得月ということも関係しているのでしょうか。単純に上方修正を出している業績の見直しで買われているパターンだと一番嬉しいです。いずれにしろ短期的には権利獲得日後は注意かもしれません。


また、弁護士ドットコムでデイトレしました。ほぼ買値と同値で売却しました。引けにそこからマイナス4万円くらいになっていたので危なかったです。調子に乗りすぎました。

アドバンテストでもデイトレしました。こちらは普通にマイナス4000円くらいでロスカットしました。持ち越していたらプラスだったのですけど仕方ないです。

火曜は調子に乗りすぎました。この程度で済んでよかったです。




水曜日


テレワーク関連銘柄のブイキューブ、サブスクリプション事業のテモナを新規で保有しました。




ブイキューブはまだコロナショック前くらいのとき、政府が一番最初に「テレワーク推進」の発表をしたときにデイトレしてプチ利確して以来の保有です。

そのときに大人しく長期保有していれば、今株価が2倍以上になっていたのに。しかしまさかコロナで緊急事態宣言が出る展開はそのとき想像もしていませんでしたので、仕方ないです。

なんだかんだテレワーク関連の中心にいる銘柄なので、無難に保有しておこうと思いました。


テモナは企業などにサブスクリプション事業の導入する事業を行なっています。サブスク、サブスクと最近はよく耳にします。業績も伸びていて、時価総額もまだ100億円未満の小型株で2017年に上場したばかりなので、伸びしろがあると思い保有しました。

また、テモナという企業名が変な名前であり、これはピーター・リンチの変な企業名の株を買え、という法則にも当てはまるので良いと思いました。

そんなこと言われテモナ〜。(テモナの心境)

短期的には前日の火曜日にいきなり大量の出来高を伴って急騰していて、このパターンは短期的に株価が上昇する傾向があると何かで見たので保有したというのもあります。

短期で利確するか長期で持つかは検討中です。



また、日本アビオニクスを信用買いで100株追加しました。これで合計300株となりました。

ナンピンするにはちと早すぎたかも知れません。早く材料が出てあげてほしいところです。

しかし、よくよく調べて見ると信用買い残が増えています。上値が重いです。

雰囲気では上げにくくなっています。やはり何か材料が出ないと短期的には上げなさそうです。業績が上がるのは確実なはずですので、遅かれ早かれ上げる確率は高いと思いますが、忍耐力の勝負になりそうです。

政府が全国の学校や公共施設にサーモグラフィーカメラ導入するとか、何百人以上のイベントでは導入するみたいな政策を発表するか、日本アビオニクスが松屋アールアンドディみたいにこれだけの受注を受けていますみたいなIRを出すだけでも株価が吹き上がる気がしています。それがいつになるかという問題です。


金曜日

金曜日は信用買いのダブルインバースを全てロスカットしました。

またテモナを信用から現引しています。

アビオニクスの買い増しで証拠金維持率が低くなってきている関係です。


ダブルインバースに関しては、ちょうど高橋ダンさんのチャンネルでインバースが取り上げられていて、長期で保有したときの減価具合をチャートで見せつけられ、もう売却で良いやと思ったという理由もあります。




損益記録

損益記録1

損益記録

基本的にロスカットだらけですけど、月曜日に利確したレーザーテックのおかげでプラス10万円くらいになりました。

恥ずかしながら投資を3年以上続けてきて、10万円以上の利確をしたのはこれが初めてかも知れません…。

マイナス15万円とかの損切りはしたことはありましたが...。ヘボいですが、投資を続けてきて良かったと思います。

12万円。普通に労働で得ようとしたら10日間くらいは働かないといけない金額を、クリック2回で稼いだわけですから。

続けていけば、こういう経験もできるということです。



最後に 投資で達成したい事リストを考えよう



最近、投資で達成したいことリストみたいなものを考えました。





保有株が株価2倍 未達成

保有株が株価3倍 未達成

4倍..
5倍..

保有株がテンバガー 未達成

保有株がストップ高 達成

保有株が株式分割 未達成

保有株が増配 達成

保有株が優待新設 未達成

保有株が優待拡充 忘れた

保有株の隠れ優待を受け取る 達成

保有株が自社株買い実施 多分達成

保有株がTOB系(要は買収されて株価を上げる) 未達成

保有株の株主総会へ行く 未達成

保有株が市場変更 未達成



ざっとこんなものでしょうか。

特に、テンバガーと個人的には株式分割は目標ですね。

優待株が株価2倍になって株式分割したときになる、恩株というやつに憧れますね。


それには株をすぐ売ってしまう癖を直さないといけませんね。



ズズズ...



2020年6月19日金曜日

おすすめの投資系You Tubeチャンネルを紹介【2020年6月版】

ためさん(@sstamezo)です。


今回はおすすめの投資You Tubeチャンネルを紹介したいと思います。


前回は第一弾として、「初心者におすすめの投資ブログ」を紹介しました。その続編を書きます。


今回は初心者にもおすすめできる比較的ニュートラルな投資チャンネルと、個人的によく見ているYou Tubeチャンネルを紹介していきます。

また後半でおすすめのYou Tubeの機能の使い方も紹介します。


おすすめの投資You Tubeチャンネルを紹介


おすすめの投資You Tubeチャンネルを紹介【2020年6月版】


Zeppy投資ちゃんねる




Zeppy投資ちゃんねる


まずはこのチャンネルから紹介します。You Tubeを見る投資家の方ならおそらくご存知可と思います。

「投資家ユーチューバー集団」、Zeppyのチャンネルです。億り人投資家の井村さんを代表とした投資家メンバーが様々な投資に関する情報を発信しています。

有名な投資家をゲストに対談したり、上場企業に出向いて社長やIR担当者の話を聞く動画なども配信しています。

初心者向け動画もあり、私はもう投資を初めて3年以上経ちますけど、周りに投資家がいない中ずっと独学で行なっていたので、恥ずかしながら基本的な内容が抜け落ちている部分もあるのでためになることもあります。

また、井村さんがSaaS系の企業への投資を得意としているということで、そういう系の情報は初心者ではなくても耳寄りだと思います。

初心者向けの動画など、比較的ニュートラルな情報の動画が多いので、もしこれから投資を始める人がいたらオススメしたいチャンネルです。






高橋ダン





高橋ダンさんは日本人とアメリカ人のハーフでウォールストリートで働いていた投資家の方です。

半年くらい前に日本に来てYou Tubeを始めています。ダンさんもZeppyに所属しているのですが、初めてわずか2、3ヶ月でZeppy自体のチャンネル登録者数をダンさんの個人チャンネルが越してしまうという人気者です。


チャンネルの内容としては、世界の株式市場全体のチャート分析と経済ニュースを毎日投稿、あるいはダンさんのおすすめの金融商品や銘柄の紹介、初心者へのアドバイスなどです。


ダンさんの動画のいい所は、投資の情報を発信している他の投資家たちと全然違う海外のソースから情報を提供してくれることです。

日本で記事になっていない英語のニュースです。


また、ウォールストリートで自身のヘッジファンドを経験から来ている知識が、日本の個人投資家の情報提供とは異なるので一つの参考になります。


ネットから投資に関する情報を調べるとき、同じ様な情報ばかり調べていてもあまり意味はないです。ダンさんの提供する情報は、他とは一味異なるので価値があります。

内容は基本的に初心者向けになっているので、初心者にもおすすめです。

ダンさんは動画から人間性の良さが溢れ出しているので、それも人気の理由の一つだと思います。またルックスから女性ファンも多いようで、「アカン。ダンさんがセクシー過ぎて内容が入ってこない」などという女性ファンからのコメントもあるようです。








タカニキの金持ち戦略ch




タカニキの金持ち戦略ch


サラリーマン兼業投資家のタカニキさんが運営されているチャンネルです。

日本個別株の仕手株などをメインで紹介しています。Zeppyや高橋ダンさんのチャンネルよりもやや専門的になります。

タカニキさんはYou Tubeを始める前から投資ブログをされています。もともと仕手株に興味があったので、You Tubeを始める前からタカニキさんのブログを読んでいました。


You Tubeの動画を見ると、ブログでは分からなかったタカニキさんのユーモア性や、分析力が分かりました。

チャートなどを分析し、株価を上げそうな銘柄をリストアップして紹介しています。

実際タカニキさんの選んだ銘柄は上がるとTwitterなどで話題となっていて、動画で紹介されていた銘柄がPTSで上昇したりしているようです。


動画はところどころユーモアが散りばめられていて、株好きな雰囲気も良く、楽しく見ることができます。






とも's投資ゼミ




とも's投資ゼミ


アメリカ在住の投資家、ともさんのチャンネルです。米国株やETFがメインとなります。

米国株やETFを紹介しているチャンネルもいくつか観たことがあります。そのなかでも、ともさんの動画が、ピックアップしている商品のオリジナリティがあったり、引っ張ってきているデータの信憑性があって個人的に面白いと思います。

アメリカに住んでいないと知らないであろうアクティブファンドの紹介なども興味深いです。


動画も色々な資料を使って分かりやすいです。米国株投資家特有の仕事できる感が随所にアシラワれています。






宋世羅の羅針盤ちゃんねる




宋世羅の羅針盤ちゃんねる


野村證券に営業として4年働き、その後保険の営業として3年働いている宋さんのチャンネルです。

すいません、このチャンネルは、オモシロ枠です(笑)


宋さんの話す個人営業の失敗談や、そのトーク力でチャンネル登録者がどんどん増えていっております。

野村證券時代に培った投資情報もありますけど、どちらかというと個人向け営業をされている方にとってのいアドバイス動画が多い印象です。

見たことがない人は、とりあえず上の画像に載っている「人気のアップロード動画」を試しに視聴して欲しいです。

個人的におすすめしたいのは、野村證券時代の失敗談や自己紹介動画などです。私のようなモヤシ野郎にとっては、聞いているだけでヘタしたら身体が蒸発してしまいそうなくらいの過酷な経験をしていらっしゃいます。



You Tubeで情報収集、学習するなら有料会員登録がおすすめ!


最後に、You Tubeで情報集や投資の勉強をするならYou Tube Premiumという有料会員になったほうが絶対におすすめです。

有料会員になるメリットは

  • 広告が表示されない
  • バックグラウンドで音声だけ再生できる
  • 一時ダウンロードしてオフラインで視聴できる
他にもありますが大きなのはこの3つです。


広告表示なし


まず、動画の始めや途中で入る広告が一切入らないので、スムーズに動画を見ることができます。地味に大きいメリットです。


バックグラウンド再生


バックグラウンド再生というのは、スマホやタブレットで画面をオフにしても再生できる機能です。
これにより散歩中や通勤中にも動画を聞き流すことができます。文字媒体ですと画面を見なければ情報を得られないので、これは大変捗ります。


オフライン視聴

動画をダウンロードしてオフラインで視聴できる機能も重宝しています。例えば、家では通信制限なくネットが使えるけど、スマホだけだと1ギガしか使えないプランに加入している、みたいな人に有効です。

その場合、自宅でとりあえず気になる動画を一時ダウンロードしまくって、出先でオフラインで視聴できるようになります。

他にも地下鉄など電波の悪い通勤ルートを通る人にもオフライン機能は使えます。

音楽など何回も再生する動画も、一度オフラインにダウンロードしておけばその都度通信量は増えないなど、使用の幅が広がる機能です。


お値段


気になるお値段ですが、現時点では月額1,180円です。圧倒的に情報収集が捗るし、他にも「YT Music」というSpotifyのような音楽アプリも利用できるので娯楽的にも充実し、個人的には払う価値はあると思っています。

最初の1ヶ月は無料なので、興味のある方は試してみてもいいと思います。

一応断っておきますが、私はYou Tubeの回し者ではありません。なんのリンクもないので分かると思いますがアフィリエイトではありません。純粋におすすめできるので紹介しています。むしろ回し者になって、天下のグーグル傘下に入りたいところですが。


その他 速度調節機能


確かこれは有料機能ではなかったと思いますが、動画の再生速度を変えることのできる機能は是非活用したいです。

よく動画媒体の否定派の意見で、「動画は文字と違って自分のペースで読めない」という意見があります。

You Tubeには動画の再生速度を0.25倍〜2倍までの8段階くらいで変更できる機能がありますので、これと有料のバックグラウンド再生機能を組み合わせれば、文字媒体よりもむしろ自由に情報を得ることができます。

話すスピードが遅い動画や、長い動画は2倍などにすると早く情報を得ることができます。


あとは音を出せない環境で万が一イヤホンがないときなどは、オートで字幕を表示させる機能などもあります。

英語の動画は英語の字幕がでるので、英語学習者などは使わないともったいない機能です。






最後に


5つのチャンネルを紹介させていただきました。


他にもYou Tubeの投資系のチャンネルはたくさんあります。私が知らない優良なチャンネルもたくさんあるのでしょう。

今回はこのくらいで勘弁させていただきます。

もし良いチャンネルや参考になった動画があったら、機会があればブログでまた紹介したいと思います。


次回は、おすすめの投資系のTwitterアカウンを紹介したいと思いましたけど...。これが旬があったりするので、一番選ぶの難しいので、難航するかも知れませんが...。

TwitterはブログはYou Tubeのようにかしこまって作るものではなく、気分で発信するものなので、情報発信源に大きなムラがあるのです。

いっときすごい良いツイートをしているアカウントも、今はツイートがなくなってしまったり、あるいはいきなり良いアカウントが現れたり、動きが激しいです。鮮度が重要になるので記事にしても一ヶ月くらいしか参考にならないかも知れません。

一番は私のTwitterをブログに貼り付けているので、私のフォローしているアカウントや「いいね」やリツイートをしている投稿を見て頂ければリアルタイムで追えるのでそれで済む話です。





2020年6月16日火曜日

コロナで労働者と投資家の格差がより広がっている件 週間取引記録(前半) 【2020年6月16日】

ためさん(@sstamezo)です。

まだ週が明けて2日目の火曜日ですけど、株式市場が大きく動いていて、取引が多くなりました。

一度週の前半で取引を記録したいと思います。


タイトルの内容は記事の最後に書きました。

週間取引記録 前半

週間取引記録 前半 【2020年6月16日】


日本株

6月15日月曜日


日経平均が前日比で700円以上下げました。先週のアメリカ市場の影響を受け、金曜日に続き大きく下げました。コロナショック後の上昇局面が終わったかと思いました。


私の資産も前日比-2.78%と大きく下げました。



月曜の取引


月曜日は、下降局面に突入しても耐えられるよう、レーザーテック、神戸物産、オリックス、ファイバーゲートを売却し、インバースを少し保有しました。

久しぶりに色々売ってポジションを引き締めました。


6月16日火曜日


このままズルズルと下降トレンドに突入しそうに見えましたが、15日のアメリカ市場の時間帯で大きなニュースが出ました。

FRBが社債の買い入れを開始するというニュースでした。これを受けて米国市場は一気にプラスに転じました。

株式市場が弱くなると金融緩和のニュースを投入してくる政策は続いていました。

日経平均の先物も急騰していたので、火曜日の日本市場は間違いなく上昇すると読めました。


日本市場は予想通り上昇で始まりました。そして前場が終わってからさらなるサプライズが発表されました。

日銀が追加で110兆円の金融政策を発表しました。これを受けて後場では更に急騰し、前日比1,000円以上の上昇となりました。




火曜日の取引


火曜日の取引です。

市場が空いてからはまずレーザーテックを買い戻し、インバースのヘッジを減らしました。これから下降局面に突入すると思っていたのにFRBの政策でわからなくなったので、どちらに転んでも良いようにするためです。

そして前場終了後に日銀からも金融緩和政策の発表がありより上昇する相場の中で、オプティム浜木綿を新規保有しました。


オプティムは最近話題となっている銘柄で、クラウド、IoT、リモートワーク、遠隔医療、ドローンなど、とりあえず今旬の事業を詰め込んで行っている企業です。

PERが200倍以上になっていてチャート的にも急騰しており、すでに割高感を感じざるを得ず投資をためらっていました。

しかし、最近の相場は、割安な銘柄よりもとりあえず強い銘柄が上がる相場のような気がするので、とりあえず100株打診買いしました。

月曜日の下落の中強かったので、本日の強い相場の中で比較的取り残され気味だったのも選んだポイントです。



浜木綿は東海地方メインの中華料理のお店です。昨年末に上場し、最近株主優待のIRを出して急騰していました。

この銘柄もオプティムと同様に月曜の強い下落相場の中強かった反動で、本日の急騰相場の中で取り残されていました。

もし翌日以降の地合いも強かった場合、経験上こういう取り残された銘柄に資金が回ってきて短期的に上昇することがよくあるので、保有しました。

オプティムも浜木綿も短期目的です。



最後に


少し強気に買い増しすぎたかなとも思います。

FRBと日銀の金融政策が発表されたとはいえ、まだ今後の株式市場が上昇するか下落するかは五分五分です。

3月から続いたコロナショック後の上昇局面の分岐点が来ている気がします。一度下げるのか、まだ上がり続けるのか、わからなくなってきています。

引き続き相場がどちらに転んでも大怪我しないようにポジションを調整していきたいと思います。


コロナで労働者と投資家の格差がより広がっている件


それにしても、株式を保有する資本家が結局儲かる時代です。

コロナショックで急落こそありましたけど、今はもうコロナ前まで株価指数は戻しています。

さらに、もともとコロナの影響を受けている国民のための経済政策によって株式市場が上がるので、資本家が一番得をしています。

資本家というと大げさですけど、とりあえず労働者でも株式に投資している投資家は儲かっていると思います。(空売り投資家等は逆に資産を減らしていると思いますが)

私程度の資金量だとそんなに恩恵はありませんが、1000万円オーバーの株式を保有している人くらいになると、一般人でもウハウハになっている人も多いでしょう。


コロナで職を失ったり営業できなかったり、ボーナスカットや減給という声をよく耳にする中、多くの株式投資家の資産は3月から増え続けています。

労働者と資本家(投資家)の差が広がっています。



この事実に投資家は気づいていますが、一体労働者は気づいているのでしょうか。

周りに投資をしている人がいない限り、知らないのではないでしょうか。

かといって誰でも必ず儲かるわけではないので、人に勧めづらいのも投資です。


やっぱり学校教育でどういうものかきちんと教えたほうが良いのでしょう。

「コロナウイルスの流行ったとき、日銀の金融緩和で一番恩恵を受けたのは、コロナの影響を受けた労働者ではなく、金融緩和による株価の上昇で資産を増やした投資家だった」と歴史の教科書に一文載るだけでも

「なるほど、社会人になったら給料の一部を投資に回していかないとアキマヘンがな」と悟る生徒も出てくるはずです。


もちろん現時点での話で、今後株式市場が世界恐慌クラスに暴落して株式投資家の資産がパアになるかも知れませんが。

2020年6月14日日曜日

6月の利益が吹っ飛びました 週間資産記録【2020年6月14日】

ためさん(@sstamezo)です。


週末になりましたので、一週間の資産記録を行ないます。

今週は減りましたよ。資産が減るとブログを書く筆が進まないというものです。今週は簡単に行きたいと思います。


週間資産記録

6月の利益が吹っ飛びました 週間資産記録【2020年6月14日】

資産総額

資産総額


今週末時点での資産総額は4,506,139円でした。先週末の時点では4,644,246円でしたので、前週比で-138,107円(-2.97%)となりました。

減りましたね。5月に一日で15万円くらい決算マタギで損失した日がありました。今思うとそれもそれで相当な失敗でした。




各指数の週間騰落率

日経平均 -2.4%
TOPIX  -2.6%
東証二部 0.0%
マザーズ +0.3%
JASDAQ -1.1%

S&P500 -4.8%

各指数のパフォーマンスを見て、なるほどという感じです。S&P500がかなり下げています。日経平均とTOPIXはまずまずで、マザーズやJASDAQ、東証二部はそれほど下げていませんでした。

今週は確かに保有している米国株が軟調でした。



保有株



現物

現物

今週保有したばかりの米国IPO株のズームインフォがいきなり+13%となっています。地合いにヤられましたが、一時は+30%くらいまで行っていたと思います。これは期待ということで、ポストアマゾンになって欲しいと思います。


松屋アールアンドディも金曜日に一時1800円くらいまで下げていましたけど、引けではプラテンしましたので、強いと思います。これも期待ということで、今の所継続保有予定です。

アストラゼネカがギリアドを買収するのではというニュースもありましたけど、結局それはないという事になり、株価に大きな動きはありませんでした。

しかし、火のないところに煙は立たないというか、そのくらいの魅力的な企業と評価されている可能性がありますので、まだ割安なうちにギリアドに追加投資しておくのも、長期的には良いのではないかと思います。

信用

信用

信用では、レーザーテックがそれ以外の全ての含み損をカバーしてくれている状態です。レーザーテックが落ちたら終わりですね。



投資信託

投資信託

SBI証券に同じ日に保有したeMAXIS Slim米国株式(S&P500)楽天・全米株式インデックス・ファンドのパフォーマンスがどんどん離れていっています。

2018年7月に同時保有して、現時点で2.4%も離されました。

S&P500で割合の多いGAFAMが堅調だった事が大きな要因であると思います。自分の中では、勝負あったと思っています。


米国の時価総額トップの企業は入れ替わりが激しく、上位の企業は常に躍進しているので、VTIよりも時価総額トップ企業の比率が高いS&P500の方が分がある気がします。勝手な憶測ですが。



最後に


今週は久しぶりに相場調整の週でした。明けない夜はないように、調整しない上昇相場もないということで、予想はできていました。

私は基本的にロングポジションのスタイルですので、ここからこのまま下降トレンドに入るのではなく、また再び上昇していって欲しいものです。





2020年6月13日土曜日

神戸物産をノリで保有 週間トレード記録(2020年6月13日)

ためさん(@sstamezo)です。


今週はついに下げが来ましたね。なんとか生き延びましたよ。今のところは...。


ということで、まずは一週間の取引をまとめて記録します。


週間トレード記録

神戸物産をノリで保有 週間トレード記録


アメリカ株


アメリカ株の取引記録

今週のアメリカ株の取引記録です。

流れを簡単に説明すると、

  • AT&Tの一部を売却し、その資金でズームインフォを購入
  • VOOとGLDを一部売却し、その資金でモデルナを購入

という2つになります。


本来は何も売却せず入金して新たに投資をしたいのですけど、無職で入金できないので、消去法で保有株の中から売却して購入しています。

貧乏人のやりくり投資です。


ズームインフォという企業は、テレワークで話題となったズームビデオではなく、先週IPOした別の企業です。

打診買いして下げたら買おうとしていて、下げずに上がり続けたため中途半端な金額の保有になってしまいました。


モデルナはコロナウイルスのワクチンを研究開発している企業です。コロナ第2波が来ると言われ始めたので、モデルナにも再度資金が集まるのではないかという中期的な保有理由です。



この2つの銘柄は、広瀬隆雄氏という米国株に詳しい方がオススメした銘柄になります。

言われるがままに保有しただけの株です。

無職になる直前の仕事がなくなった頃から、時間はあるので散歩中などに同氏のYou Tubeの配信を聞いていました。

いくつかの銘柄を上がると予測していて、実際にその2ヶ月以内に全部的中していたのです。もっとも地合いが良かったので上がって当たり前といえば当たり前ですけど。

それで、じゃあここは一つ騙されたと思って乗ってみよう、ということで投資してみました。

米国株になんの知識もない奴が自分で調べて投資するよりも、ずっと仕事にしていた人が調べた銘柄に投資したほうが確率が高そうじゃないですか。

もうプライドもクソもヘッタクレもないのですよ。私なんか所詮はこの程度のカス野郎ですよ。

別に損しても自己責任ですよ。


(今週の相場調整で6月の利益がほぼ消えて病み気味です。)

日本株



今週は相場調整がありましたので、やや多めの取引です。


まずは今後調整局面に入っても良いように、

  • 200株ずつ保有していたアルヒファイバーゲートを100株ずつ利確しポジションを半分にした
  • ダブルインバースを少し買い増し
という2つの対策でキャッシュポジとヘッジの量を増やしてリスクオフに傾けました。


もし今週の下げが一時的なもので来週反発するのなら、再び買いポジを強め、逆に調整が続くのならヘッジを増やすなどして対策していきます。



金曜日の売買

また、ダウが史上4番目の下げとなった金曜日に松屋アールアンドディをデイトレし、神戸物産を信用買いで新規保有しました。

え、神戸物産保有したら逆にリスク高めてるじゃん、という感じで、そのとおりです。

本当は上がったら売る予定でしたが、市場全体がこの日は寄り底で後場にかけて強かったので、ここで売らなくても良いのではないかと欲を出してしまいました。

保有したときのシナリオを途中で変えてしまうのは短期売買ではタブーらしいです。いつか退場するかも知れません。。。。



今週の失敗


今週の失敗としては、木曜日にアルヒが前日比7%くらい大きく下げたとき、反発する可能性が高いと思って信用で100株追加してしまいました。

結局その日のアメリカ市場が暴落して次の日の金曜日も大きく下げ、あえなくロスカットとなりました。傷口を広げましたね。


思ったこと

今週の調整で色々な銘柄の動きを見ていて改めて感じたことは、今はまだ従来のディフェンシブ株よりも、成長株やポストコロナで伸びそうな企業の株価が堅調だったということです。

コロナ前までは人気優待株や高配当銘柄が下げに強いディフェンシブ銘柄としては認知されていましたが、今はそういった銘柄よりも前述した成長株やポストコロナ銘柄に投資していたほうが期待値が高そうです。


もちろん今後その傾向はすぐ変わるかも知れません。今のところはそのようです。

損益記録



損益記録


欲を出したアルヒの信用買いで損失し、来週以降の読めない相場に備えるためのアルヒとファイバーゲートの半分ずつの利確、また金曜日の松屋アールアンドディのデイトレの利確で利益確定ベースでは2万円以上のプラスでした。

しかし、含み益は20万円弱減っているので全然嬉しくありません。




こちらは楽天証券(日本株)の年初来の利益確定記録です。
利益確定ベース年初来


コロナショックの傷はまだ半分くらい残っています。含み益の保有銘柄を全て利確してもまだマイナスです。今週の火曜くらいが絶頂でした。無念。。。


最後に

今週は相場調整による資産急減にコロナショックぶりに見舞われ、ブログを書くテンションもイマイチ上がりません。

この下げは予想できていたので驚きも何もありませんけど、単純に資産が減ってテンションが下がりました。

無職で収入もないし資産は減るわで、テンション高い訳がありゃせんよ。

いくらノーテンキアホ野郎の私といえども、落ち込むときは落ち込むものなのです。




今週の下げは一時的なもので、来週以降再び上昇して行くと良いですね。。